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nothing funny

きょうも、良い天気、風は、冷たし。例年なら田起こし、始まる時期なれど、まだ始まらず。昨日と同じですね。
だけど、少しずつ春らしくなってきて、眠いこと眠いこと。
クルマの中がぽかぽかしていて、日差しのせいでということですが、運転中というか、交差点で止まると目を閉じたくなります。後続車のクラクションに驚いて目を開ける始末。

定額給付金の申請書が市役所から昨日来ました。
4月1日から受付なのだそうで、さもしい私は、早速、出すことにします。

この政策の景気浮揚効果は、などとはいいません。

申請書には既に対象者氏名、生年月日と金額が記入されており、銀行振込みするから振込銀行口座を記入せよというものでした。
添付書類としては、申請者の本人証明として免許証等のコピー、それに振込口座番号が書かれた銀行預金通帳等のコピーが要求されています。

法律や条例等でこれらの添付書類は定められたのでしょうが、市役所がちゃんとその存在を知っていて住所を送ってきているのに本人確認が要るのか、つまり、成りすまし防止策が必要なのかなんて思うのですが。
それと、預金口座は親切心で書き間違え等がないよう写しの添付を求めているのでしょう、ね。

先般、定額給付金で滞納地方税や国保料等の納付をさせようとした村に対して政府から指導があったという報道がありました。
そりゃ、一応、消費喚起名目だから、税金で飴玉与えて、直ぐ税金だといって取り返すのは、まずいでしょう。私は、しかし、ひねくれているので余計なことを思うわけです。

所得税の申告等で還付があるときは預金口座を書きます。もちろん、写しを添付しろなんて馬鹿なことは要求されませんけどね。
最近は、電子申告、電子納付を薦めていますが、日本においては振替納付を推進してきています。

住民税等の地方税レベルでは還付ということは稀にしか起こらず、地方税の課税当局のは納税者の預金口座を当然に知っているわけではありません。しかし、今回、このような形で還付するために住民である納税者の預金口座を知ることができるようになるわけです。

定額給付金を直ぐに税金納付に充てろとはいえませんが、預金口座を知りさえすれば、滞納税金のある人に関しては、その口座を差し押さえることができますね。そんな、アコギな借金取立て屋みたいなことを役所はしないだろうなんて甘い期待をもってはいけません。
延滞税率14.6%なんて市中金融並みの高率でかけているわけで、彼らは血も涙もないシステムの一員にある日豹変しないとも限りません。

過少申告加算税、重加算税(地方税の場合は、加算税ではなく加算金と呼びます。)は、当初の申告等が少なかったことに対する罰則の意味があるので高い率でかけられるのも仕方がないとは思います。ただ、延滞税は、罰則ではないはずなのですよね。

アメリカのように市中金利に連動させるべきでしょう。ただ、日本は、単利ですけど、アメリカは複利なのでトンでもない金額になります。

よくわかりませんが、定額給付金を非課税だとする法文は存在しないように思えます。したがって、所得税法上は、一時所得に該当するのだと考えられます。
一時所得に関しては、年間一律50万円の特別控除後の金額に対して二分の一課税されるわけです。

ですから、通常は、定額給付金は50万円を超える事はないと考えられるので、申告不要、課税もされないということですね。ただ、他に一時所得がある場合でそれが、50万円を超えている場合は、それに定額給付金を加算する必要があるのではないかと考えられます。
具体的には、保険金の満期金等で所得とされる部分の金額が50万円以上あるようなときですね。
満期金を100万円もらったとしても、掛け金相当額が80万円だとすると一時所得の金額は差し引き20万円ですから申告不要になるのですけれど。

課税されることより、延滞税等があるからといって預金口座差押の可能性が高いことを留意せよなんて感じるのは、こういうご時勢なので仕方がありません。国税の徴収も優しいとはいいませんが滞納処分に関しては、余程悪質なものでない限り無茶なことはしないように思われます。
逆に、地方税や、社会保険料等の徴収に関する条文は国税徴収法を準用すると謳っているのはともかく、実際の聴衆能力、ノウハウがないので、直ぐに強硬手段に出る傾向が強いように仄聞しております。

しかし、なんだか、この国もきな臭くなってきましたね。

昨日の晩は、Traffic を聞いていました。Mr.Fantasy からLast Exit まで。

スティーヴ・ウィンウッドはやはり、たいしたものだなと再認識しました。歌だけでも素晴らしいのに、ギター、キーボード、ベース、ドラムまでやりますからね。ドラムは、ともかく、それ以外は全て平均をはるかに超える技量の持ち主です。20歳前後だったわけでGift そのものですね。

ただ、トラフィックのスタジオ演奏は、ウィンウッドが多重録音をして充分に鑑賞に堪えるものだといってもいいのですが、複数の人間が同時に演奏するときに生み出されるダイナミズムというと大げさ、自然なグルーヴ感ともいうべきものに欠ける気がします。
1人だけならグルーヴ抜群なのですが、難しいですね。

それにしても、クラプトンとなんで組まされたのか。リック・グレッチは、ベテランですが、ジンジャー・ベイカーは音がでかいだけの人だし、クラプトンはノー・グルーヴ。

ハンブル・パイでフィドル弾いているのはリック・グレッチ辺りかなと思ったりします。Family というのも検索しにくいバンドですが、根強い人気があったのですね、当時のイギリスで。Man もこれまた検索しにくい名前なのですが同様に根強い人気があったようです。

ファミリーとマンに共通するのは、いわゆるトラッドというかイギリス諸島の伝承音楽とは違う、イギリス臭さともいうべきものですか。ファミリーは、ロジャー・チャップマンのヴォーカルが売り物ですが、アレックス・ハーヴィーと同様のあくの強さがきついです。くさやも慣れると旨いのでしょうが。

チーズとか漬物といった発酵食品には独特の風味があって好き嫌いが別れます。臭いものでも食べられる方なのですが、チャッポーは、苦手ですね。
クリス・ファーローは、最近やっと慣れてきました。

脱線しますが、チーズとか納豆といった発酵食品は醸造酒との相性があります。ブルー・チーズは全然だめだという人も多いでしょうが、私は、嫌いではありません。
納豆は、食べられませんでしたが、学生時代を東京で過ごしたおかげで食べられるようになりました。

ブルー・チーズには、やはりワインです。風味をお互い引き立てる。納豆には、日本酒ですね。

誰もそんなことはしないでしょうが、この組合せを変えると、かなり大きな問題を生じます。ブルー・チーズがの残っていて、アルコールが日本酒がないからつまみにしたりすると大失敗をします。石鹸をかじっているという風味だけが残ります。
逆に、納豆をつまみにワインを飲むと、納豆の風味が消えて、腐った匂いだけが残ります。敢えていうなら、雑巾の匂いが口中に広がります。

食文化、酒文化というものは奥が深いのです。だから、ちゃんと日本の酒業界を発展させなければいけないのですよ、国税庁は。

国税庁が出てきてたのでついでに主税局さんにもというか、税制調査会さんにも一言。

課税最低限と生活保護手当のどちらが高いのかちゃんと答えなさいという話です。
むにゃ、むちゃ。わたしもむにゃ、むにゃ。課税最低限の定義の仕方をどうするかということ自体が問題なのですね。

いかん、この国の税財政システム、社会保障制度のことを考え出すと怒りがふつふつと煮えたぎってくるようで、これは、まずい。アメリカのインディ500のスター選手の脱税をめぐる裁判の話とかでお茶を濁しておくのが、私個人としては、健康によろしいようです。

しかし、トヨタとキャノンのための国づくりを下と思った途端、連中、赤字を作って税金を払わなくてよくなった。トヨタの社長は会社の借金の連帯保証人になんかなっていないから中小企業の社長のように借金を保険金で返すために自殺しなくていいからよいですね。

自殺して借金を返すよう名保険を売る会社もどうかしていますけどね。
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by nk24mdwst | 2009-03-31 16:52 | 租税法(日本)

can you hear train running?

今日は、晴天、朝日を受けた白い山がきれいでした。

昔は蒸気機関車、今は、二万ボルトの高圧電流の下を電車が走る。今の人たちに、汽車といっても通じないので、注意して電車とか列車とかいうようにしています。

飛行機の移動は、移動そのものにかかる時間は、1時間弱、短くても、拘束されていて何もできない時間がやたらとあるので、人生の無駄だと思います。飛行時間50分弱で、飛行中の前半後半の合計20分余り、それに、空港をタクシングしている時間は何もできませんからね。

ときどき、客室通路を走る稲光を見たり、滑走路に対して期待が左右に30度ほど傾いているのに、ショックなく着陸する名人芸にあったりする以外、楽しみはありません。

電車の移動の方がいいですね。本が読めるし、PCでDVDだって見られるし、ウォークマンで音楽だって聞ける。乗って直ぐ、弁当広げてビールを飲んでもいいですし。まあ、乗り過ごしだけには気をつけないと、です。

飛行機は熟睡していてもゴトンと着地したときに目が覚めます。この一年余りは、飛行機がゲートを離れたのは覚えているのですが、離陸時を覚えていないことが多いのです。

当地では車で移動なので気になりませんが、東京の人たちは、電車の中でひたすら携帯いじくっているのですね。昔は、本を読んでいる人が少なからずいたように記憶しているのですが。慣れない、山手線でウォークマンを聞いているのも私には危険です。必ず、乗り過ごしますから。

などと書いているうちに、今日は三月の終わり近く。もう、2010年も四分の一が終わりそうという訳です。お楽しみはこれからだという感じだけはしますがね。お化け屋敷、何が出るかわからないというのをお楽しみといえれば、の話、ですが。

10年前は違っていたんだよねって、クルーグマン。
America the Tarnished

By PAUL KRUGMAN
Published: March 29, 2009

Ten years ago the cover of Time magazine featured Robert Rubin, then Treasury secretary, Alan Greenspan, then chairman of the Federal Reserve, and Lawrence Summers, then deputy Treasury secretary. Time dubbed the three “the committee to save the world,” crediting them with leading the global financial system through a crisis that seemed terrifying at the time, although it was a small blip compared with what we’re going through now.
http://www.nytimes.com/2009/03/30/opinion/30krugman.html
10年前は、ちょうど、クリントン政権の二期目、中間選挙の後ということです。そして、アメリカのバブルのおかげで、日本の輸出大企業は史上空前の利益を上げ、それを国民に還元しなくてもいいシステムを作り、コイズミ、タケナカの登場へと続くのですね

クルーグマンは、クリントン政権誕生のときに、ローレンス・サマーズの変わりに入閣したかったはずなのですよね。で、それが果たせなかったもので、そこいらじゅうの経済学者を貶す本を書きました。経済学を売る人々とかって題名でしたっけ。

数学が弱い私にはわかりませんが、THE FRIEDMAN-EICHENGREEN THEORY OF THE GREAT DEPRESSION Paul Krugman March 28, 2009というクルーグマンの小論は興味深いです。私には下のほうのグラフしかわかりませんが。

夕べは、何を聞いたかな。1968年のTraffic のanonymousアルバムを聞いていました。これは、高校1年せいのときにLPを買って聞きましたね。Chris Capaldi を過小評価していたですね。
いや、彼のドラムがうまいというわけではないですが。

ジミヘンのElectric Ladyland と同じ年のレコーディングで、ジミヘンみたいなギターが聞こえる曲あり。ファズとか、ワウワウじゃなくてコード・プレイがジミヘン風だなと思いました。40年前には気づかなかったのですけど。本人がやっているかどうかは定かならず。

しかし、聞けば聞くほど、同時期のフリートウッド・マックの時間の経過を無視した音楽性というのが逆に、印象に残るわけです。
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by nk24mdwst | 2009-03-30 16:15 | 音楽

hear a bird singin'

晴れてはいますが、相変わらず北風、肌に冷たいです。

さすがに木々も芽吹きだしてはいますが。

空気が乾燥しているので、なおさら肌寒く感じるような気がします。この2週間ほど、午後は、ひたすら眠いのです。夜は、ちゃんと寝て、朝は、ちゃんと起きて、というサイクルは今年ずっと維持しているのですが。

フリートウッドマックを聞きながら寝ようと思い、Albatros は4曲目。そこまでは何とかおきているだろうと思ったのですが。1969年のマックの演奏は、同時代のグループに比べると時代遅れですね。The Iveys の1969年のアルバムの方がはるかに、洗練されています。1950年代のシカゴ・ブルースから一歩も出ていない訳で。

アーバン・ブルースの時代というのは本当にあったのでしょうか。つまり、アメリカのアフロ・アメリカン大衆が最も親しむ音楽としてブルースが存在していた時代というのは1930~1950年というあたりなのではないのかなと、最近、考えます。

戦後、ジャンプ・ブルースなどにその根を持つR&B(R&R)は、1950年代初頭には、圧倒的な支持を得るようになるわけですから。

1966年を理解するためには、1950年代を理解せねばと思う、バナナ共和国民の独り言でした。

G20を前にして、金持ちに、税金をかけろってデモが行われているとロイターが報じています。

G20で議論される予定のテーマのひとつがタックス・ヘイブンと課税問題です。
G20 to issue statement on tax havens: U.S. official
Sat Mar 28, 2009 9:43pm EDT

WASHINGTON (Reuters) - The G20 group of major economic powers will issue a statement next week encouraging countries that serve as "tax havens" to increase transparency and adopt international standards, a U.S. official said on Saturday.

Michael Froman, deputy national security adviser for international economic affairs, told reporters in a conference call the G20 nations had agreed on the need for reform in that arena.

"I think there is broad agreement among the G20 that it's important to bring the offshore financial centers into the overall community of the global economy and under appropriate rules of the road," he said.

"Ultimately it will be represented in the leaders' communique, of things that can be done to encourage them to adopt international standards of behavior around transparency and disclosure and things of that sort."
http://www.reuters.com/article/gc08/idUSTRE52S01K20090329
タックス・ヘイブンで行われていることの透明性の確保、情報開示に関する共同声明が採択されるべきだと米国首脳は語っています。

これに対して、最大の標的とされているスイス政府の反応です。
Swiss Talk Tough In Banking Battle
Blacklist Threat Looms Over Tax Havens

By Craig Whitlock
Washington Post Foreign Service
Sunday, March 29, 2009; Page A07

BERN, Switzerland -- This country may be politically neutral, but the Swiss are girding for battle to protect one of their most cherished values: banking secrecy.

This week, when the world's economic powers meet in London to address the global financial crisis, the agenda will include a crackdown on tax havens -- places such as Switzerland, where tax-dodging investors can safely and anonymously hide their assets.

The tax code would require Switzerland to share banking records with other countries when individuals are suspected of tax evasion at home, something the Swiss have refused to do for years.

Tax evasion -- failing to declare income or assets -- is a civil offense in Switzerland. It is viewed in the same light as jaywalking: a commonly overlooked offense that can result in a fine if you happen to get caught.

Switzerland does supply bank records to other countries in cases of tax fraud, a criminal offense that involves actively lying to authorities, instead of just neglecting to report income. Few other countries recognize the distinction, however, and had prodded the Swiss for years to cooperate more.
"The tax code would require Switzerland to share banking records with other countries when individuals are suspected of tax evasion at home, something the Swiss have refused to do for years. Tax evasion -- failing to declare income or assets -- is a civil offense in Switzerland. It is viewed in the same light as jaywalking: a commonly overlooked offense that can result in a fine if you happen to get caught. Switzerland does supply bank records to other countries in cases of tax fraud, a criminal offense that involves actively lying to authorities, instead of just neglecting to report income. Few other countries recognize the distinction, however, and had prodded the Swiss for years to cooperate more. ここ
tax evasion とtax fraud (刑事訴追の対象となるもの)とでは、スイスの国内法における対処は異なるということですね。
単なる無申告者に関して、その情報を他国に通報する義務を負わないとしているわけです。ここがスイスの生命線だからですね、銀行国家としての。

不況による財政収支の悪化、他方、景気刺激策としての減税を行うという基本方針をアメリカの現政権は打ち出していますが、地方政府はやはり苦しい。ニュー・ヨーク州政府は、州上下両院の多数派を民主党が握り高所得者に対する課税を強化する方向です。
Deal Is Reached to Raise Taxes on Top Earners in New York

By NICHOLAS CONFESSORE
Published: March 28, 2009

Gov. David A. Paterson and leaders of the Legislature have reached a deal to temporarily raise taxes on New York’s highest earners in order to close the state’s yawning budget deficit, lawmakers and officials involved in the talks said on Saturday.

Although the proposed tax has been called a “millionaires’ tax,” it would affect those with incomes starting at $300,000, who would be taxed at a rate of 7.85 percent. The highest bracket would carry a tax rate of 8.97 percent — the same as New Jersey’s current highest rate.
http://www.nytimes.com/2009/03/29/nyregion/29tax.html
30万ドル以上の所得者を対象に限界税率を7.85ないし8.97%にするというものです。

予断ですが、日本は、現在、個人住民税に関しては所得金額にかかわらず一律10%なのですね。地方自治体から受ける便益を応益負担するのだという理屈を用いているわけです。
これに国保、後期高齢者に対する高額な保険料負担等のことを書き出すと怒りが爆発するのでやめます。

私がブログで怒るのではなく、普通の人がなぜ、怒らないのですか?これ、みんなタケナカ、コイズミが敷いた路線でアベ時代に法制化されているんですよ。

とはいうものの、政策はあっちへ揺れこっちへゆれです。以前にも触れたことがあるわ議論ですが。
Lawmakers consider taxes on healthcare benefits

Manuel Balce Ceneta / Associated Press
‘SERIOUSLY LOOKING’: Rep. Henry A. Waxman (D-Beverly Hills) is helping to write healthcare legislation.

The idea, once nearly taboo, is on the table as both parties look at a costly overhaul of healthcare. But many fear that new taxes could jeopardize the employer-based system most Americans rely on.

By Noam N. Levey
March 28, 2009

Reporting from Washington -- Faced with mounting budget deficits and the enormous cost of overhauling the nation's healthcare system, Democrats and Republicans on Capitol Hill are expressing increasing openness to an idea that once seemed unthinkable: putting taxes on some healthcare benefits.

The idea of taxing medical insurance benefits has long worried many lawmakers, who are concerned that new taxes could jeopardize the employer-based health system most Americans rely on.
http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-health-tax28-2009mar28,0,7887471.story
医療保険等による、医療サービスを受けて得る経済的利益はどこの国も課税していないと思うのですが、それに課税しようというわけです。

日本の場合は、医療保険料は所得控除の対象で課税されない、医療費の7割を保険者が負担するわけですが、この分に対しても医療を受けた人には課税されません。ただし、医療行為をした医療機関には、課税されているわけですね。消費税は、「非課税」ですが。

アメリカの場合、医療機関が免税団体に該当するという場合があるのかどうか、ちょっと調べなければいけません。医療機関に課税されているのであれば、二重課税ということになりますが、医療機関が免税団体だとすれば、話は若干変わってくるように思えます。
課税を是とするという意味ではありませんが。

いずれにしろ、租税法領域に社会保障制度の問題が必ず絡んでくるので単純な比較をして同行という議論は慎まなければなりません。

宿題ですね。
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by nk24mdwst | 2009-03-29 14:50 | 租税法(アメリカ)

day of homework

今朝も、小雪がちらついていましたが、今は、快晴です。しかし、風は冷たい。
さすがに、桜も花芽を出しているようですが、開花は当初の予想よりも遅れそうです。

むかし、東京の大学で入学手続きをするため今の季節の上京し、桜が咲いているのを見て本当に驚きました。当時は、当地では桜が咲くのは小学校の卒業式が終わった頃と相場が決まっていました。4月の花だと思っていたのです。

この数年は、暖冬でほとんど雪のない年が続いているのですが、必ず、3月の半ば過ぎから寒の戻りというか、冬の寒さに逆戻りします。それでも、4月の第1週くらいには桜が咲くので、以前よりは1週間ほど開花は早まっていると思います。

隣の田んぼも今頃は本来ならた起こしが始まっているはずなのですが、真ん中に測量をして杭が打たれています。杭の延長線上に私が今、座っているところがあるわけで。

アメリカの不動産価格の上昇と税制の関係についてロイターが報じています。
Pockets of strength push U.S. housing market rebound
Fri Mar 27, 2009 10:09pm EDT

By Julie Haviv - Analysis

NEW YORK (Reuters) - The tide is turning in some parts of the long suffering U.S. housing market, with several regions, such as hard hit California, showing signs of life.

Subprime lending to less creditworthy borrowers was widespread in California and the state had the second-highest rate of mortgage foreclosure filings in the United States in April 2008 -- one in every 78 households.

Those foreclosed properties present buyers with huge bargains and home and condo sales were up 43 percent in February from a year earlier, according to MDA Dataquick. Of the existing homes sold, 58.4 percent were foreclosed properties.
http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE52Q6AC20090328
I.R.S.は、タックス・ヘイブンを利用した租税回避に対して、目こぼしを子弟やるという方針を打ち出しましたが他国も追随する模様です。
ここでいう租税回避は、合法的であると断定できないものというニュアンスで私は用いています。脱税、ないし、脱税と認定される可能性が極めて高いものということです。
Others may follow U.S. lead on deal for tax cheats
Fri Mar 27, 2009 12:32pm EDT

y Lisa Jucca - Analysis

ZURICH (Reuters) - More governments could copy a U.S. program to offer non-punitive tax deals to people hiding money in foreign bank accounts, a move likely to be welcomed by Switzerland and other centers if it eases scrutiny of their secretive offshore banking operations.

Washington is leading a global fight against tax evasion and is pressuring top Swiss bank UBS (UBSN.VX)(UBS.N) to disclose thousands of U.S. clients' names as part of a tax fraud probe.

On Thursday, it promised lower fines and no criminal charges to those who voluntary approach it over the next six months.

Lawyers believe that tax amnesties and voluntary tax disclosure plans can be an effective way to bring onshore billions of dollar of undeclared cash and inject it into economies at a time when the money is most needed.
http://www.reuters.com/article/reutersEdge/idUSTRE52Q4CM20090327
しかし、裸のカジノ資本主義の果実は、結局お咎めなしになってしまい、博打ですった金融機関には税金投入が行われ救済される。
素晴らしい新世界としかいえません。

金融経済システムが破綻すると、とばっちりを受けて普通の人の生活が急激に悪くなるということを私は、認識しているので、システムを維持するための方策が必ずしも正当性がなくても良いのだという極端な立場を私は、支持をしても構いません。

でも、インチキはインチキです。

しかし、金融取引は結局、ゼロ・サム・ゲームのはずなのでどこかで誰かが世界中の損失に見合うだけ儲けているのではないかと思うのですけれど。時間差があるのでまだわかりませんが。

夕べは、もちろん、フリートウッドマックを聞きました。
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by nk24mdwst | 2009-03-28 15:00 | 租税法(アメリカ)

the real problem not a homework

所得税法第156条(推計による更正又は決定)は、所得税における推計課税について以下のように定めています。

 税務署長は、居住者に係る所得税につき更正又は決定をする場合には、その者の財産若しくは債務の増減の状況、収入若しくは支出の状況又は生産量、販売量その他の取扱量、従業員数その他事業の規模によりその者の各年分の各種所得の金額又は損失の金額(その者の提出した青色申告書に係る年分の不動産所得の金額、事業所得の金額及び山林所得の金額並びにこれらの金額の計算上生じた損失の金額を除く。)を推計して、これをすることができる。

所得税法第155条は、青色申告について規定していて、青色申告者の場合は、帳簿検査に基づく攻勢または決定処分が原則であること、さらに、更正又は決定処分を行う場合には税務署長は、理由附記が必要出ることを定めています。

法人税法第131条(推計による更正又は決定)は、法人税における推計課税について同様に定めています。

 税務署長は、内国法人に係る法人税につき更正又は決定をする場合には、内国法人の提出した青色申告書に係る法人税の課税標準又は欠損金額の更正をする場合を除き、その内国法人(各連結事業年度の連結所得に対する法人税につき更正又は決定をする場合にあつては、連結子法人を含む。)の財産若しくは債務の増減の状況、収入若しくは支出の状況又は生産量、販売量その他の取扱量、従業員数その他事業の規模によりその内国法人に係る法人税の課税標準(更正をする場合にあつては、課税標準又は欠損金額若しくは連結欠損金額)を推計して、これをすることができる。

以前、消費税について少し書いたことがありますが、このような推計課税に関する条文は消費税法にはありません。今回は、消費税における推計課税の可否、推計されるべきものは何かということは、余り触れる意味がないのですが。
推計課税の規定がないから推計課税ができないというのは、常識で考えると、無申告の人が真面目に申告している人に比べて不当に有利になりかねないことは誰も否定できないので推計課税が許されるのだと考えます。そして、その推計課税が行われるべきものは、何かということに関しては、所得税や法人税においては、課税標準である個人の所得あるいは法人の所得ですから、消費税においては、課税事業者の課税売上げだということになるでしょう。仕入税額控除に関しては、消費税30条の要件を満たしているような場合に推計が行われるはずがないというのが通常でしょうから、認められないということになると考えます。
ただ、なぜ、消費税法に推計課税に関する条文がないのかは、わかりません。
本来、どのような場合に何を根拠に何を推計するかという条文があってしかるべきだと考えます。
消費税の推計課税をめぐる裁決について、珍しく納税者が買ったものがあるのですが、いつか紹介したいと思います。

租税法は、私有財産制において私有財産を国庫等に収納することを正当化するための法律です。租税法といいましたが、社会保険料等も同様ですね。

同様に、行政処分庁が公権力に基づいて、国民の私有財産の帰属を強制力をもって国等のものとすることを定めた法律があります。例えば、土地収用法がそれです。

土地収用法においては、例えばこのような規定があります。
(通常受ける損失の補償) 第八十八条  
 第七十一条、第七十二条、第七十四条、第七十五条、第七十七条、第八十条及び第八十条の二に規定する損失の補償の外、離作料、営業上の損失、建物の移転による賃貸料の損失その他土地を収用し、又は使用することに因つて土地所有者又は関係人が通常受ける損失は、補償しなければならない。

ここで第七十一条等においては、収用の対象となるものを具体的に、土地等などと挙げているわけです。収用の対象となる財産、収用に伴う色々な損失を例示しているわけです。

さらに、第八十八条の二(損失の補償に関する細目) において、下記のように定めています。
 第七十一条、第七十二条、第七十四条、第七十五条、第七十七条、第八十条、第八十条の二及び前条の規定の適用に関し必要な事項の細目は、政令で定める。
 
具体的な収用補償金の算定の仕方が政令で定められています。

所得税や法人税においては、課税の適正を図るためにということが目的だと考えられますが、税務署長は、納税者の所得を「推計することが『できる』」と規定されているわけです。
税金、特に所得税や法人税は、所得の一定割合を税として課税、徴収するわけですね。

土地収用法に規定する収用の場合は、例えば土地や建物等の財産そのものを国庫に帰属させる、あるいは、その過程において移転や営業に支障が来たされることが予測される場合、あるいは移転費用等に関し、国等が補償することを規定しています。

この収用等の場合においては、国等、法律上は事業者と呼ばれますが、この国等は収用等によって国民に与える「損失を補償『しなければならない』」と規定されているのですね。そりゃ、無理矢理先祖伝来の土地や額に汗して取得した不動産等を権力でもって強制的に取り上げるわけですから、当然、と利上げを拒んだ場合は別にして、保障はしなければならないということになっているわけです。

そしてその補償は、当然金銭によって行われるのですが、その額の算定に関しては詳細な規定があり、相手の協力が得られない場合はどうするかについても定められています。協力が得られないというのは収用そのものを拒否するということではなく、補償額の算定に関する資料収集に関して協力が得られない場合ということです。
この協力が得られない場合においては、統計資料その他を用いて推計によって行わなければならないと規定されています。

それから、土地収用法による処分、つまり収用ですが、これは行政処分ですから当然に行政手続法の適用を受けます。このような事実を、実際の担当者はどれくらい理解しているのでしょうか。

なぜ、こんなことを書いたかというと、理解していない担当者にあったことがあるからだということですね。

金がいらないならやらないと行政処分庁の担当者がおっしゃいました。金なんか要らないですよ。でも、生活の本拠を日を限って立ち退かなければならない人に向かって言う言葉ではないですね。

それから、肝心の部分を民間に委託し、責任関係を曖昧にしたままというのも、私みたいな人間には納得できることではありませんし。

まあ、新しい年度が始まる前に、一応、書いておこうということです。適正手続原則、基本的人権論の入り口にもたどり着きません。

お上意識で何でもやればいいというものではないでしょう。

だって、国民の財産を国等に帰属させる元でも税金、つまり国民の財産ですからね。
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by nk24mdwst | 2009-03-27 18:31 | 租税法(日本)

where's spring

今朝も、雪がちらつき、春はいずこ、です。2月の初旬並みの気温ですが、今年の2月はもっと暖かかったですね。
昨日も書きましたけど、寒暖の感覚というのは、あくまで比較差で感じるのですね。一度暖かくなり、日が長くなってくると自然に毛穴が開くのか、寒暖計の指す気温が同じでも寒いと感じます。
コートをクリーニングに出したのは大失敗でした。コートといっても、今年はオーヴァー・コートなどといった冬物を一度も着ることはなく、ずっと普通のレイン・コートを着ていただけですけど。冬用の裏地なんかもつけずに、です。

経済指標などというものも、結局、数年経った後でないと確定したものはでないのですね。雨の中に立ち続けていても気づかない。それから、統計などというのも、目的というか結論を決めてそれを証明するために色んな定数や算式、前提を定めてしまえば何を当てにすればいいのか。

フィナンシャル・タイムズから締め出されてしまったので、当分、ニュー・ヨーク・タイムズとロイターで行くしかないです。WSJは、最初から金を払えといってくるわけだし。エコノミストは常にアクセス可能だけど、これは紙のほうで購読しているのですね。3年分とかをまとめると、7割引とかにしてきますからね。

日本の税財政政策に関しては、要するに何もしたくない、赤字を増やしたくないという結論だけがおぼろげに見えてきたような気がします。だから、選挙もしない。選挙があると困るのは議員のように一見見えますが、どうもそうではないようですね。永遠の既得権力の持ち主たちであるようです。

夕べは、またフリートウッド・マックを聞いていて、なんだかな。しかし、三曲目に突入する前に寝てしまうので。実際は、その前にGentle Giant とかIveys 、McDonald & Giles などを二、三曲ずつ聞いているのですが落ち着けないのですね。新しい発見をするようないい演奏、下手くそな演奏どちらも駄目で。
まあ、上記の中でそんなに下手な演奏はないのですが。

Peter Green が、汚い言葉でミックとマクヴィーを叱り付けながら、クールにマイク・ヴァーノンが「テイク4」とか叫んで始めるブルー・ホライゾン・セッションは泥臭いけれど、抜けられません。一途にブルースの物真似をやっていると言えばそれまでですが、技量は別にして、幻想のブルースの世界を夢見て演奏していたのでしょう。実際は、非常にポップな演奏や、ふざけたコミック・バンド風の演奏もあるのです。
ジェレミー・スペンサーはエルモア・ジェイムズばりのボトル・ネックとうまいブルース・ピアノを弾き、歌いますが、他のメンバーの演奏の時には、たまにマラカス振っているくらいです。他のメンバーは、伴奏したりするんですけどね。
ブルー・ホライズン・セッションにはないのですが、スペンサーの十八番は、ロカビリーの物まねだったりするので、変なバンドだったと思います。

よくわからないのですが、イギリス風味が強すぎてアメリカで売れるはずがなかったバンドもあると思います。プレティ・シングズ的なイギリス・ワーキング・クラス風味は受けっこないです。ただ、マネージメントのせいでうまくいかなかったバンドというのも少なからずありますね。

最悪は、ハンブル・パイが破綻した後のスティーヴ・マリオットとかでしょうか。税務当局と裏の世界の怖い人の両方に脅されりゃ行くところないです。

しかし、結局、つけは誰がはらうのかといいたいところですね。
I.R.S. to Ease Penalties for Some Offshore Tax Evaders

By LYNNLEY BROWNING
Published: March 26, 2009

The Internal Revenue Service, under pressure to bring in money to the faltering economy, plans to give offshore tax evaders a big break.

The agency announced on Thursday a plan that lowers a penalty levied on wealthy Americans who stash billions of dollars overseas to evade taxes.

In another shift, the I.R.S. will generally not prosecute taxpayers who come forward voluntarily, provided they are not drug dealers, arms merchants or others with ill-gotten gains. And it will not assess a 35 percent penalty on money secretly transferred to foreign trusts — a common method of tax evasion.

The goal, Douglas Shulman, the I.R.S. commissioner, said during a briefing “is to get taxpayers who have been hiding assets offshore back into the system.”
http://www.nytimes.com/2009/03/27/business/27tax.html
泰山鳴動して、なんとやら、です。

I.R.S.は、オフ・ショアのタックス・ヘイブンを利用して租税回避をしていた連中に対して、それは租税回避ではなく脱税だということで本来の税金以外に、加算税、延滞税等のペナルティを課すという方針を転換しました。自己申告した人は、見逃してさし上げると。現下の金融経済情勢だからしょうがないというわけです。

もちろん、その資金源泉が麻薬取引、マネー・ロンダリング、武器売買等不法行為によるものは除くといってはいますが、結局、金持ちには甘いじゃないかという話ですね。
通常35%、最高50%の加算税に関しては、5から20%にすると。その代わり、自主的に6年分の期限後申告(修正申告)をしろという方針のようです。
執行上の問題もあるのかもしれませんけれど。時間と手間隙かければ適正課税は理論的には可能だけど、コスト・パフォーマンスを考えると自分でやってもらったほうが手早い。それと、あとから、ケチをつけるのは課税当局の得意技、特権ですし。
ハイ、あちらの課税当局さんのことで、此方の課税当局のことではありません、念のため。
しかし、このプログラムにしたがって申告納税したものに関しては刑事訴追をしないというのは非常に大きなインセンティヴですね。アル・カポーンは脱税で終身刑を食らっているのです。

余談ですが、移民一世だった当時アル・カポーンのような境遇の人たちにはアメリカの完全な市民権が与えられていたわけではなく、ですから、マイヤー・ランスキーは国外退去になるわけですが、投票券もなかったのです。1920~30年代におけるアメリカの成人男性の30%以上に参政権がなかったのだということです。
どこかの国にも、同様に参政権を認められていない人たちがいますが。

クルーグマンへ行く前にNTUが議会に出した公開書簡です。大統領の税財政政策に対する批判をしています。
Obama's Tax Code Trip-Up
Statements on "AIG Tax" Contradict Administration's Energy Proposals, Taxpayer Group Contends

(Alexandria, VA) -- Today the 362,000-member National Taxpayers Union (NTU) responded to an inconsistency in President Obama's statement during Sunday's "60 Minutes" interview that he doesn't believe in using the U.S. Tax Code to punish people. The grassroots citizen group noted that Obama's energy plan pursues precisely this line of attack.
http://www.ntu.org/main/press.php?PressID=1094&org_name=NTU
ここで問題にされているテレビ番組"60 Minutes"二大統領が出演し、発言した内容はこちらにあります。
'60 Minutes' transcript
By Politico Staff | 3/22/09 @ 6:59 PM EST

“PRESIDENT OBAMA” - PART I

Steve Kroft Michael Radutzky Frank Devine

60MINUTES March 22, 2009

STEVE KROFT:

Were you surprised by the intensity of the reaction, and the hostility from the AIG bonus debacle?

BARACK OBAMA: I wasn't surprised by it. Our team wasn't surprised by it. The one thing that— I've tried to emphasize, though, throughout this week, and will continue to try to emphasize during the course of the next several months as we dig ourselves out of this— the economic hole that we're in, is we can't govern out of anger. We've got to try to make good decisions based on the facts, in order to put people back to work, to get credit flowing again. And I'm not going to be distracted by— what's happening day to day. I've gotta stay focused on making sure that— we're getting this economy moving again.

KROFT VO: The president ordered his treasury secretary Timothy Geithner to use every legal means to recover the bonus money from AIG. If it is not repaid it will be deducted from the company’s next bailout payment. BUT The House decided to extract its own revenge passing a bill that would impose a tax of up TO 90% on the AIG bonuses and on the bonuses of anyone making more than $250,000 a year who works for a financial institution receiving MORE THAN five BILLION IN bailout funds.
http://mobile.politico.com/story.cfm?id=20344&cat=politics
この番組の一部はCNNで見ました。今週の冒頭、このブログで触れているかな。

根強い政府の財政出動に対する批判があるのですね。それに対して、効果のほどはわからないことは承知の上で大胆なことをやっていると感じます。でも、効果がわからんけど、とにかく何かやランとどうにも並んだろうなんていえませんからね。

学者は気楽です。
The Market Mystique

By PAUL KRUGMAN
Published: March 26, 2009

On Monday, Lawrence Summers, the head of the National Economic Council, responded to criticisms of the Obama administration’s plan to subsidize private purchases of toxic assets. “I don’t know of any economist,” he declared, “who doesn’t believe that better functioning capital markets in which assets can be traded are a good idea.”

To be fair, officials are calling for more regulation. Indeed, on Thursday Tim Geithner, the Treasury secretary, laid out plans for enhanced regulation that would have been considered radical not long ago.

But the underlying vision remains that of a financial system more or less the same as it was two years ago, albeit somewhat tamed by new rules.

As you can guess, I don’t share that vision. I don’t think this is just a financial panic; I believe that it represents the failure of a whole model of banking, of an overgrown financial sector that did more harm than good. I don’t think the Obama administration can bring securitization back to life, and I don’t believe it should try.
http://www.nytimes.com/2009/03/27/opinion/27krugman.html
クルーグマンは市場は信頼できない。昔のような金融システム全体が崩壊したのだと自分は考えると主張しているのですね、クルーグマンは。冒頭で、アメリカの現政権のプランに関しては賛成するエコノミストも少数派だとしています。

日経の経済教室なんかもう触れたくないのですが、市場に任せろって、財政出動は効果がない、ケインズは一定の仮定を設けているから駄目だって財務省上がりの大学教授が書いてましたっけ。
クルーグマンは少数派だとも。

誰が正しいかなんて、雨が降っている間は、わかりません。天気予報も当たりませんしね。
しかし、いつのまにやら、有名大学教授のいすというのも天下りポストの一つとしての地位を得てしまっているようなのは、この国にとって幸か不幸か。
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by nk24mdwst | 2009-03-27 14:58 | 音楽

snow in march

天気予報は、当たるといえばいいのか、当たらないのか。本当なら夜中に雪という予報だったのですが、明け方からしっかり雪が降り出しまして、家やクルマの屋根にうっすらと白いものが。

今日は、クルマではなく、歩いて出かける予定だったので、気が重くなりました。この予定は、1月末に入れてあったので、まさか、三月末の今頃、雪になるなんて、です。

いったん、暖かさに慣れた身体には、戻り寒気は辛いです。先週25度の日があったのに、今朝は1度ですからね。どうなっているんだこの国は。

今朝の日経の経済教室欄に、所得税における所得控除があまりに大きく所得税を空洞化させている。年金を含む社会保険財政全体で見直しをという趣旨の論説がありました。筆者は、一橋大学の田近栄治教授でした。財政学の方ですね。

少し怒っています。田近先生と根本的に私は、考え方が違うということ以前に、わかっていて所得税法改正前の家計消費調査のデータを用いて論じているのは、反則だと思います。
田近先生の主張とのとおりに、低所得者、特に高齢の年金所得者に対する課税強化が行われているのに、それ以前のデータを用いるというのは、知らないのなら不明を恥じるべきです。しかし、政府の審議会などにも名を連ねているのですから、知らないでは済まされないと思います。

公的年金等控除が縮減され、さらに老年者控除が廃止されているにもかかわらず、それ以前のデータを使うのは、仮にそれしかなかったのだとしたら、ちゃんと断るべきです。

きちんと引用して批判すべきですね。外国の記事の引用で誤魔化していれば、絶対安全地帯なのでしょうか。

昨日の晩は、The Trees などというバンドを聞いていました。リアル・タイムでは全く知らなかったバンドです。その後、Help Yourself を聞いてました。まあ、アマゾンの顧客の嗜好傾向から勝手に押し売りしてくるものの中にも、掘り出し物がないことはないということですね。
トゥリーズは、アマチュアっぽいペンタングルというところでしょうか。女声リード・ヴォーカルで、ツイン・リードだし、トラッドをやっているので、似ているといえば似ています。はるかにロックよりというか、ジャズっぽいところがないのが、それはそれで小気味良いですね。

ヘルプ・ユアセルフも独特の雰囲気があって、不思議なバンドです。どっちも、売れなかったであろう事は容易に想像がつきます。

エーット、思い出したので、大したことじゃなくて単なる印象。先日、久しぶりにFree を聞いてみました。恥ずかしながら、30数年前は、フリーなんてお子様バンドだと思っていた子供でした。ですから、50歳を過ぎてフリーを発見したのですね。3年前の夏は、毎晩、フリーばかり聞いてました。
それから、しばらく遠ざかっていたのです。それが今月、久しぶりに聞きなおしてみたら、このバンド、誰かに似ていてるぞと。
レーナード・スキナードと同じだと。バンドの持っている雰囲気がです。アル・クーパーがレナード・スキナードを上手にプロデュースしてビッグ・バンドに仕立て上げる途中で、かの事故となるわけです。
スキナードは、高校のときに例のニール・ヤングのサザン・マンをあざ笑うロニー・ヴァン・ザントの歌の入ったセカンドを買いました。
今は、Workin' For The MCAなんて、So, You Want To Be A Rock’n'Roll Star のサザン・ロック版より実感あふれているかなと思いますが。

フリーのポール・ロジャーズとロニー・ヴァン・ザントに共通の何か、を感じたのです。Skynyrd's First: The Complete Muscle Shoals Albumを聞いていたからでしょうか。Tons Of Sobs に通じる何か、です。

このマスル・ショールズ・レコーディングの元は、当時のスキナードのマネージャーだったアル・ウォルデンがレコード会社各社に持ち込んで蹴られたものだと思います。アル・ウォルデンの兄貴がフィル・ウォルデンでオールマンズとカプリコーンで一発当てるのですけどね。

フリーのデヴュー盤もそうですが、このスキナードのマスル・ショールズ・レコーディングも荒削りだけど、既にバンドとしては完全に完成しています。余りに、彼らの生活感、人生観が出すぎているので、あのままじゃ売り物にはならなかったのでしょう。

もう一つ、何か、思い出したのですが、忘れました。

ロバート・フリップを好きではない、と昨日、書きました。ブルースの弾けないロック・ギタリストという稀有な存在ですね。ジャズのようなインプロヴをやっているように見せかけてはいますが、この人、ジャズも譜面通りにしか弾けないように感じたりもします。それがジャズか、別にジャズがロックより上、下だなどと思っているわけではないので、これは悪口のつもりはありません。

フリップというのも不思議な人ですが、著作権ビジネスに精通し、若い頃はツアーばかりやっていたのに健康で長生きしているから偉いと思います。真面目に褒めています。

歌わないギタリストは、セッション専門の人を除くと私は評価の対象外だということに決めましたので、ギタリストとして評価は、なし、です。デレク・トラックスは大好きですが、ギタリストとしての評価はなし。まさか、かみさんが歌うし、ギターも弾くから合わせ技というのも変でしょ?スーザン・テデスキさん。

思い出しました、ウォーレン・へインズと似ているのはクリス・スペディングだとなぜか感じたことがあった。

減税のやり方は色々あるというわけでアメリカの例です。
Laid off U.S. workers seek future in college
Wed Mar 25, 2009 9:06pm EDT

By Tim Gaynor

PHOENIX (Reuters) - Realtor and mortgage broker Jullisa Kalish thrived in the property boom. Now that it has turned to bust, she is back in college working toward what she hopes will be a more robust career -- as a bookkeeper.

"With an accounting degree ... I can work in a lot of different places - any company -- as a financial officer," said Kalish, 39, who recently started a two-year business degree at the Paradise Valley Community College in Phoenix.
http://www.reuters.com/article/domesticNews/idUSTRE52P01H20090326
証券ブローカーが簿記を勉強して会計士ないし経理専門職になるためにコミュニティー・カレッジに通い出したという話です。

不況で職を失った人々に対して税制上の優遇措置を与える政策により、新たな職業訓練のために大学、それも学費の安いコミュニティー・カレッジに入る人が増えているというロイターの記事です。
アメリカでは公認会計士の資格は大学で会計学の学位をとった人に受験資格が与えられます。弁護士は大学卒業後、ロー・スクールを出た後、受験する資格です。どちらも、州レベルの資格ですが基本的に全米で通用します。

アメリカが何でもいいというつもりはありません。でも、金のない人、年寄り、病気の人は、いないほうがよいというどこかの国の政府は、やっぱり変です。変なデータをもらって役所のお先棒を担ぐ学者さんもお断りです。それも確信犯ですから。

日本では現実には、逆のことが起きていますね。法科大学院を作って法律家を増やすのはいいけれど、金はどうするのと。学費と資格をとった後もとても食えないという意味で。

不況に強いのは公務員というので公務員試験受験者も増えているようです。試験は結局、落とすための試験でしかないので、その試験に合格するためには本当に頭のよい人を除けば、試験のテクニックを勉強する必要があります。公立大学でも受験のための講座を設けているところもあります。
私が、学生時代、資格を目指すための講座というものもありましたが、その講座のために余計に受講費を払うなんてことはなかったように記憶しています。しかし、今は、そのような講座を受講するためには通常の授業料の他に講座受講費がかかると聞きました。

現在、高校の退学理由の上位に学費が払えないということがあるようです。そのような時代ですから、通常の授業料を払って学生生活を送るためにアルバイトをしなければ生活できない学生が多いわけです。その中で、バイトもしないで授業料以外に受講費を負担できる学生の家庭の所得水準というものは、推して知るべきでしょう。
つまり、公務員もこのような形で世襲化しつつあるのではないかというわけですね。統計的には既に、東大生の家庭は東大卒が多いなどということは周知の事実ですし。
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by nk24mdwst | 2009-03-26 18:43 | その他

it's raing and march is cold

今日も、冷たい雨がそぼ降っています。

疲れが一年分たまって、一度にでてきたようで、眠い、眠い、です。ただ、心がつかれきるところまでは行っていないのがまだ救いでしょうか。
朝、一応、自然に目が覚めますからね。

心の風邪というやつも、一度、引いてしまうと、結構辛いのです。

脳みそも使うと、といっても難しいことをするからというわけではなく、普通に生活しているだけでも脳みそを使うという前提ですが、脳も疲れたって信号を出します。このとき、休息を与えてやらないと、風邪を引きます。

日経の今日の経済教室に書いていた東大教授は心の風邪に無縁、課税が大好き、財政赤字を無くさないとって。構造改革がなければ、景気は上向かないって論調で、この教授の前からの持論ですが、社会から目をそらしていられるので幸せですね、学者の方は。井堀俊宏先生というかたです。
財政学の先生で、少なからず著作は読んでいるのですけれど。
この書き方は、誹謗中傷でしょうか。マイケル・クラークはとってもドラムが上手ってくらいに褒めて書いているつもりです。

ここからはメモなので。クルーグマンは結局、ブッシュ時代と変わらないじゃないかと。
Financial Policy Despair
By PAUL KRUGMAN
Published: March 22, 2009

Over the weekend The Times and other newspapers reported leaked details about the Obama administration’s bank rescue plan, which is to be officially released this week. If the reports are correct, Tim Geithner, the Treasury secretary, has persuaded President Obama to recycle Bush administration policy — specifically, the “cash for trash” plan proposed, then abandoned, six months ago by then-Treasury Secretary Henry Paulson.

You might say, why not try the plan and see what happens? One answer is that time is wasting: every month that we fail to come to grips with the economic crisis another 600,000 jobs are lost.

Even more important, however, is the way Mr. Obama is squandering his credibility. If this plan fails — as it almost surely will — it’s unlikely that he’ll be able to persuade Congress to come up with more funds to do what he should have done in the first place.

All is not lost: the public wants Mr. Obama to succeed, which means that he can still rescue his bank rescue plan. But time is running out.
http://www.nytimes.com/2009/03/23/opinion/23krugman.html
クルーグマンの苛立ちは、わかりますが、現政権はできるだけのことはやっているのだと思います。此方とはかなり違いますから。
ただ、危機の現状把握の程度、危機そのものの大きさに関する情報入手、まして将来予測がはいり、これおには、ここの人の立場、考え方によって異なるるわけです。
全てが明らかではないけれど、とんでもないことが起こりつつあるという認識を私は持っているだけですが、最良の解がみつからない段階で民主主義の過程を経ながら適切な処置をとっていくということは、非常に困難なことですね。

米欧政府でさえ、現状認識に相当な違いがあるようです。アメリカが元凶なのに、こっちにまで口を出すなという欧州政府の考えはよくわかります。ただ、貸借対照表なのです、最終的には。裏と表、どちらか一方だけ手当をして済む訳ではない。

フィナンシャル・タイムズは、ただ読み期間はお終いだって。購読しろと。
少なくともまだロイターは、ただ読みさせてくれるし、日々の追っかけを止めるのならエコノミストがあるので充分です。ただ、あのサイト、ちょっと怖いのですが。

昨日の晩は、何を聞いたのか、キング・クリムゾンのLadies Of The Road ですね。FZの歌に出てくるRoad Lady と同じ。

このときのメンバーは、メル・コリンズ、ボズ・バレル、イアン・ウォーレスにフリップ。結局、このときのアイディアを次のメンバーによるKCでフリップは纏め上げるというとほめすぎですが。

とにかく、ジャズ・シンガーでベースも弾けなかったボズ以下のメンバーが、ライブで見事にKCを乗っ取っているのが分かって、この時代が一番好きです。

ジョン・ウェットン他の時代のKCも気がついたらウェットンに乗っ取られていますね。ジェイミー・ミューアは、フリップごときに制御できる人じゃないし。

エイドリアン・ベリューは、もう少しFZのところで修行していたら、食い扶持稼ぎにフリップにくっついている必要もなかったでしょうに。

そうです、私はロバート・フリップが嫌いなのです。フリップは自ら考案した、ループ・マシン、フリッパトロニクスだけで飯を食っていけるようにはならなかった。
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by nk24mdwst | 2009-03-25 14:50 | その他

take a little bit wizz on me

朝は、晴天だったのですが、西の空がやがてやってきて、今は、雨が降っています。肌寒いですね。
頭は、春の常、ぼんやり、目が覚めません。
こんなきつい土砂降りの社会、居眠りしていられたらいいのですが。でも、まあ、死ぬまで居眠りしているわけにも行かず。

しかし、胸の内にもやもやを抱えているのはきついです。他人に話すわけにもいわず、原因となっている人物に面と向かって言えればいいのですが。私の弱さです。

Like A Rolling Stone by Bob Dylan

How does it feel
How does it feel
To be on your own
With no direction home
Like a complete unknown
Like a rolling stone?

ディランのLike A Rolling Stone のヴァースの部分です。この部分は、ディラン自身に投げつけてみるべきでしょうか。
ディラン、レノン、プレスリーの3人で話せば、結論がでるのかな。

この曲も含めて、ディランの曲を一番、上手に解釈して演奏してみせたのは同時代では、ジミ・ヘンドリックスだったような気がしないでもないです。後は、ザ・バーズという名義のバンドかな。
どちらも不幸な末路でしたね。

ジミヘンは、シアトル生まれでブルースの伝統から離れたところで生まれ育ち、チトリン・サーキットを回ったのは事実ですが、イギリスで勝手にブルースの神様扱いをされます。ギター名人であると言われ方も悪い気はしなかったでしょうが、それに留まる人でもなかったようです。レコーディング・アーティストとして尋常ならざる拘りを持っていたように思えますから。
ただ、芸能人魂もあって、ギターを歯で弾くなどという、ブルース・マンの伝統にも則っているわけです。おまけに、サージェント・ペッパーズが出たらすぐにステージ、当人たちの前でやってみせるサービスをし、ディランが凄いと触れ回る。
折りしもブラック・パワー、ブラック・イズ・ビューティフルの時代という逆差別的状況の中で、契約の問題もありバンド・オヴ・ジプシーズをやる。マシーン・ガン、フィルモアでの演奏、私は、嫌いじゃないですが、空挺部隊OBの彼はどう思ってやっていたんでしょうね。まあ、怪我をしたから戦地へ送られずに済んだののでしょうが。

幸か不幸か1970年くらいまでのディランの歌は、少なからず、今でもそらで歌えるような気がします。ギターがあれば?!
ザ・バンドの残したレコーディングは無名時代のものまで漁った記憶があるのですが、そのザ・バンドも全く聞けなくなった今、ディランは、はるかに遠い、存在です。ポール・バタフィールドの方がはるかによろしいかな。

ティモシー・ガイトナー合衆国財務長官が金融機関の所有する不良債権を買い上げる、要するに税金で助けるということですね、プランを発表したわけです。
U.S. Expands Plan to Buy Banks’ Troubled Assets

By EDMUND L. ANDREWS and ERIC DASH
Published: March 23, 2009

WASHINGTON — The Obama administration’s new plan to liberate the nation’s banks from a toxic stew of bad home loans and mortgage-related securities is bigger and more generous to private investors than expected, but it also puts taxpayers at great risk.

Taken together, the three programs unveiled on Monday by the Treasury secretary, Timothy F. Geithner, could buy up to $2 trillion in real estate assets that have been weighing down banks, paralyzing credit markets and delaying the economic recovery.
http://www.nytimes.com/2009/03/24/business/economy/24bailout.html
桁が大きすぎてよくわかりません。今までのとあわせて2兆ドル突っ込むということですね。

日本の経験からいうと、非常に早い時期に税金投入を決めたこと自体に、私は意義があるのだと感じます。2兆ドルで充分なのか不足なのか、あるいは、A.I.G. のボーナスの一件のようにウォール街の小鬼がてぐすね引いて待っているのかは、わかりません。
しかし、少なくとも負のスパイラルにはいっているのは間違いなく、住宅価格はほおっておけば、さらに下がり続け、現在健全な債権も不良債権化する可能性がでてくる、最終的には金融システム自体が機能不全(既にしているようですが)にいたるのも事実だと感じます。

ガイトナーが2兆ドル必要だといっているのなら、本当は既に20兆ドルの不良債権があるか、なくても最終的にそれくらいになる可能性が強い・・・狼少年のいうことなんで、いい加減なあてずっぽうでしかないのですが・・。

真っ向からスティグリッツが反論しています。まあ、クルーグマンも同様のことをいってますが。
Geithner plan will rob American taxpayers: Stiglitz
Tue Mar 24, 2009 4:12am EDT

By Susan Fenton and Deborah Kan

HONG KONG (Reuters) - The U.S. government plan to rid banks of toxic assets will rob American taxpayers by exposing them to too much risk and is unlikely to work as long as the economy remains weak, Nobel Prize-winning economist Joseph Stiglitz said on Tuesday.

"The Geithner plan is very badly flawed," Stiglitz told Reuters in an interview during a Credit Suisse Asian Investment Conference in Hong Kong.

"Quite frankly, this amounts to robbery of the American people. I don't think it's going to work because I think there'll be a lot of anger about putting the losses so much on the shoulder of the American taxpayer."

Even if the plan clears banks of massive toxic debt, worries about the economic outlook mean banks could still be unwilling to make fresh loans, while the prospect of a higher tax burden to pay for various government stimulus plans could further undermine U.S. consumers, he said.

Stiglitz has long called for the U.S. dollar to be replaced as the only reserve currency. Basing a reserve system on a single currency whose strength depends on confidence its own economy is not a good basis for a global system, he says.

"We may be at the beginning of a loss of confidence (in the U.S. dollar reserve system)," he said. "I think there is support for some sort of global reserve system."
http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE52N1IO20090324
ウォール街の泥棒にアメリカの納税者の金をくれてやるのは馬鹿げている、効果がないというわけです。それと、政治的な緊張が生まれることにも言及しています。
注目すべきは、ドルだけが基軸通貨であり続けることが長期的には不可能であり、中国の存在間が増すであろうと最後に述べていることですかね。ノーベル経済学賞受賞、前世界銀行総裁などという経歴は別にどうでもいいでしょうが。

さて、A.I.G. は、ブッシュ時代8年間のアメリカの強欲金融資本主義の象徴だったように見えます。ボーナスに関しては、現時点で1人を除き返却の意思を表明しているということですが、会社自体が腐っているというべきなんでしょう。
IRS challenges AIG unit tax deals: report
Tue Mar 24, 2009 2:32am EDT

(Reuters) - The U.S. Internal Revenue Service is challenging some of the tax deals structured by AIG Financial Products Corp, the unit of the giant insurer that has caused political outrage over $165 million in employee bonuses, the Wall Street Journal said.

Some banks that received government-funded payouts to settle contracts with American International Group (AIG.N) turned to the insurer for help cutting their income taxes in the U.S. and Europe, the paper said, citing court records and people familiar with the business. The company paid $61 million last year in disputed taxes stemming from the deals, but sued the U.S. government last month in federal court in New York, seeking a refund, the paper said, citing filings in the case.
http://www.reuters.com/article/businessNews/idUSTRE52N12A20090324
要するに、契約で高額のボーナスをもらった金融専門家と称する連中の正体は、アメリカその他ヨーロッパの当時はぶりのよかった金融機関の租税回避行為プランを作ったやつらでもあったというわけです。
盗人に追い銭、つまり脱税幇助者に税金でボーナスを渡してしまったという構図がある、と言い切ってよいのか。

租税回避スキームが合法であったかどうか、それから、ボーナス騒動自体に関し、法的正当性はどちらの側にあるのか現在の私に判断するだけの知見はないのですが。
とても嫌なにおいがするのは事実です。

ジム・ゴードンのドラムが聞こえてきたので機嫌を直しましょう。ずっこけバンドの筆頭格、Souther=Hillman=Furay Band の演奏ですが。

歌が平凡、曲が平凡、その分、演奏のうまい人が目立つというわけです。
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by nk24mdwst | 2009-03-24 15:58 | 音楽

strong wind was blowing

昨日は、風が強かったはずです。今朝の新聞によると、当地で最高風速30メートルあまりを記録したということですから。
今日は、晴天、山がきれいです。強風のおかげで黄砂も吹き飛んだようです。夜来の豪雨の効果もあるのでしょうか。

風がどっちへ吹こうが、今日、朝、目が覚めたわけで、明日も目が覚めることを無意識の前提として今晩、眠れるといいです。
一番最初に覚えた英語の歌の中には、風がタイトルの曲があります。
Blowin' In The Wind もありますけど、Four Strong Winds というのが好きでした。中学1年生に意味などわかるはずはないのですけれど。

ランダムにウォークマンから流れている歌声を聞いていて、一瞬、誰かと考えなければならない人が、つまり、歌声が似た人が3人います。

Fred Neil, Ian Tyson そしてGordon Lightfoot です。2人がカナダ人ですね。ゴードン・ライトフット、In The Early Morning Rain の人です、私にとっては。
この人の曲が一番沢山はいっているようなのですが、先の2人と間違うのですね、一瞬ですが。
一番、ビッグ・ネームの人に迷うわけです。
一日で一番の幸せを感じるのは、夜、布団に入ったときですね。昼間の嫌なこと、明日あるであろう嫌なこと、そんな余計なことを考えないよう音楽を聞くのです。何も考えなくてもいい音楽を。

この何も考えなくてもいい音楽というのが、結構難しいのです。私は変わり者なので。Robert Palmer の70年代中頃の録音はウェスト・コースとで行われていますが、イギリス人なのですね。今、ウォークマンの中身はイギリス物にしているので、彼が入っています。
ロウェル・ジョージが関わっているので彼のCDを入手したのですが、彼のものは最初の数小節でアウトです。出来が悪いとかいうことではなく、私を寝かしてくれない人がドラムを叩いているからです。

夕べは、何を聞いたかちゃんと覚えています。Steve Marriott Live at Dingwalls 6.7.84.です。
マリオットは生きていれば、今年62歳か。この録音のときは、37歳くらいですね。ジェイムズ・レバートン、ジェリー・シャーリーと三人でPacket Of Three と名乗っていました。
コックニー・ライムなんてのが入っていて、パブ回りをしている時代です。ジェリー・シャーリーは、デヴュー当時からやはりうまかったのだと再確認しました。同じスタイルですから。
レコーディングで他のミュージシャンが参加した可能性なんてどうでもよいですね。

このメンバーの30分くらいの演奏のDVDを持っていますが、でっかいギブソンを抱えて、額が広くなり、原ガスこでっぱり気味のマリオットのオーヴァー・オール姿は目に焼きついています。

完全にコックニー・ブルース・バンドですね。演目はスモール・フェイシズからハンブル・パイ他、色々。

個人的には Bad Moon Rising と All Shook Up が、気に入っています。どちらもスロー・ブルーズ・スタイルで演奏されています。

クラプトンはブルーズなんて縁起の悪いものと縁を切ったからまともになれたなんて語っていますが、抜けられない人は抜けられないのですね。
夕べは、最初の2曲目で眠れなくなることはわかっていたのですが、これを聞きたかったというわけです。

don'nt know where i'm goin' って、リオ・コトキの歌声が聞こえています。

IMFによると世界経済は、第二次大戦後初めて60年ぶりにマイナス成長になるということのようです。
60年前になにがあったか、ということです。

結局、1930年代の大恐慌を抜け出るためには第二次大戦が必要だったのだと私は考えます。戦争の是非の問題は別ですが。国家に人を殺す権利なんかあるはずがないから。

第二次大戦特需が終わって景気が後退した訳ですね。1949年にイスラエルの国連加盟、中華人民共和国の建国、NATOの成立、東西ドイツの分割が行われるわけです。要するに冷戦の構図が誕生するのですね。

1989年にベルリンの壁が崩壊し、その後、平和の配当があるかと思ったら、未曾有のバブルの形成と崩壊があっただけです。この20年で冷戦体制後の新しい秩序なんてものが幻想だということだけが証明されました。

しかし、現下進行中の不況というか恐慌前夜というか、処方箋がまた戦争というのでは、人間なんて存在している価値がないように思えます。

アフリカは結局、離陸できないままなんでしょうかね。

この後にメモをいっぱい貼り付けるから、このブログは読みにくくなるのですね。アメリカの税金の話、あれは、一種私にとっての現実逃避的な意味がありまして。

モニターが聞こえないってGreg Allmanがいっています。ABBのライブは、Ludlow Garageが個人的には一番バランスがよいかなと思います。演奏レベルと音の状態を総合してです。もっと白熱した演奏はいくつかあるのですが、音で劣ります。フィルモア・ライブは、トム・ダウドの名作ということにしておきましょう。

Moutain Jam は、ゴロゴロ持っているのですが、フィルモア・ライブのやつが最低ですね。

Duane という名前の発音なんですが、グレグ・オールマンが呼びかけているのを聞いていると、デュオーンというような感じですかね。「オ」いわゆる曖昧母音で限りなくオに近いですね。オーンと延ばすのはいわゆる南部なまりのもったりした言い方、southern drawl なのでしょう。間延びした感じて「ドン」と呼びかけているように聞こえなくもないです。

スティーヴ・マリオットもカプリコーンと契約していたことがあるので、サザン・ロックとカテゴライズしていい時期があるのかもしれませんが、その頃の歌声なんてほとんどの人が聞いていないのではないかと。

フロリダの田舎町でドサ回りをしていた頃、同じイギリスのブルース・バンド崩れのFoghat と一緒で、連中が生意気だったってマリオットは、語っています。だってフォグハットなんて、サヴォイ・ブラウンなんて三流ブルース・バンド(1968年のHumble Pie とは格が違う、ただしイギリスでの話ですけどね。)崩れですから。
楽屋で態度が、でかかったけど、前座に出た自分たちがアンコールばかりで、後はやりづらそうだったって。

とはいうものの、金がなくて、おまけに怖い筋からも、お上からも追いかけられて、ほうほうの態でアメリカを逃げ出す直前の話です。

AIGの役員に対するボーナス課税法案について、こんなコメントが。
Breakingviews.com
Tax on Bonuses Will Hurt Sector

Published: March 22, 2009

Tax on Bonuses Will Hurt Sector

President Obama has been vague about legislation that would retroactively levy huge taxes on bonuses paid by the largest recipients of government bailout money. Rather than just avoid associating himself with it, now is the time for him to stand up and oppose it.

Paying out big bonuses at a time of national sacrifice is distasteful, particularly when it comes to the people who helped lead the American International Group into bankruptcy through their incompetence. But mutating the tax code is not an effective means for shaping good public policy.
http://www.nytimes.com/2009/03/23/business/23views.html
大統領は、この法案に賛成すべきでないとしています。キーワードは二つです。

retroactively とgood public policyというわけです。遡及効と公序の理論を軽々に税法に持ち込むなという論理です。一般に、日本よりはるかに弾力的にこの論理がアメリカにおいては用いられていることを考えると非常に興味深い指摘だと思います。
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by nk24mdwst | 2009-03-23 11:55 | 音楽