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day 24, still more days to

晴れた日の続かない季節がやってきたようです。山ろくでは紅葉がきれいなようです。
出かける暇がないのですね。

今年も、あと二月、何をしてきたかと考えると、何もしていない。
まあ、たいした不幸もなく、暮らしてきただけでよしでしょう。

The Byrds を相変わらず、聞いています。

Dr. Byrds and Mr. Hyde、Live at the Fillmore West February 1969、Ballad of Easy Rider、Untitled/Unissued 、Byrdmaniax、Farther Along というあたりを聞いて復習しています。

そんなに腰を据えて聞いた覚えもないのに、一曲終わると次の曲のイントロが頭に浮かぶので、それくらいは聞いたということですね。

この時代のバーズは、人気も下降し、いわゆるフラワー・ムーヴメントとかカウンター・カルチャーなんてモノを重視する視点からは、ハリウッドの落ちこぼれ的な扱いをされていたかなと思います。

FZの200 Motels のDVDが届きました。ファクトリー・シール付で6ポンドです。

MTVですね、これ。サントラCDで知っている曲、サントラCDにあるしゃべりと必ずしも映画は一致していないようです。

要するに、Jeff Simmons が台詞を練習していてFlo& Eddie に馬鹿にされているシーンなんかがない。ジェフ・シモンズの脱退騒動自体が映画のメイン・ストーリーになっているわけです。

Flo & Eddie Mothers の演奏は素晴らしいです。
ロサンジェルス交響楽団の音楽も良い。モノラルなので、映画館でアルテックのスピーカーで聞くといいのでしょう。George Duke がトロンボーン吹いていたり。

映像処理は、時代を感じます。退屈なロック・バンドのドサ周りを主題にしているわけで、FZの私小説的かつ偏執狂的な映画なので退屈といえば退屈。単なる自己満足だったんでしょう。
金を払って見に来る人はいないと思います。マッド・シャークの話は出ません。

ゲストは、リンゴ・スターとキース・ムーン。特に、リンゴは、FZに扮しています。90分余り、私は退屈しないで見てしまいました。今晩は、CDを聞くことになるんでしょう。

マッド・シャークのインタヴューについてシアトルのホテルの従業員との会話があったのは違うCDかもしれないという気がしてきました。

ジミー・カール・ブラックがいつになったら金がもらえるんだって。

ストラヴィンスキーとかヴァレーズからの引用もありますが、fzは、1950年代のハリウッド映画音楽の素晴らしいところを非常に良く理解しているのだと勝手に思った次第であります。
私小説的な設定とその現実を演じるMothers、映像とスタジオ・ライブと思われる音楽を一体化してコラージュしようとしたのだと思います。

絶対に金にならない映画で合ったのは明らかですね。ロック・バンドが主役であるにもかかわらず、汚い言葉づかい、ソフト・コア・ポルノないしグルーピーに対する言及、当然、実在のバンドの名前が出てくるということが先ず駄目。
話は、ドサ周りは退屈だというとおりで、退屈です。
映像も映像処理、演技、その他全て知ろうと演劇レベルかな。
音楽は、基本的にFZの現代クラシック音楽志向とストレート・ロックが継ぎ目なく張り合わされていて、どちらか一方のファンには到底受け入れられない。

しかし、さすがにロサンジェルス交響楽団はさすがにプロだと思いました。

今月はろくなことがありませんでしたが、Fotheringay の2、それとこのDVD、どっちもポンドが下がったので安くていい買い物をしました。両方で20ポンドプラスだと思います。

Live at the Fillmore West February 1969 とUntitled/Unissued の半分がライブです。個人的には、Al Kooper & Mike Bloomfield のスーパー・セッション・ライブ・ヴァージョンの前座で音合わせように行われたとされるフィルモア・ライヴの演奏が好きです。
音は少し落ちます。特に、コーラスがよく聞こえないのが難です。
ベースがJohn York かSkip Battin かという違いがあるわけで、スキップ・バッティンのベースが悪いということではないのですが、Clarence White のできは前者の方が良いのではないかなと。
このフィルモア・ライヴでは、変なところで拍手があったり、客席から声が上がったりしていて、明らかに、このメンバーのバーズがカントリー風味の曲をやることに客が納得していないのを感じるのは勝手な思い込みかもしれませんが。

「ロデオの恋人」以後のバーズの音楽がバーズなのかどうかということ自体が問題なのかもしれません。ローリング・ストーンのDave Marsh などは、バッティンの書く曲は、バーズにあっていないと切り捨てています。
そりゃ、複数の12弦ギターの響きをバックにしたコーラス・バンドでないことは確かですが、絶対的にどうしようもない曲を下手くそにやっているわけでは全くないわけで。

ライブはちゃんと一人前に演奏できるバンドとしてのバーズの姿をきちんと記録しています。逆に、スタジオ録音のバードマニア以後は、バンドとしての体をなしていないといえばそれまでですね。各自が作った曲をやりたいようにやっているように聞こえます。
でも、ハーモニーが少ないですけど、比べたくはないですがCSN&Yだって似たようなものだったと思います。

逆に、バーズのそもそもの本質自体がバンドではなかったのではないかなという疑念があって。

例のトルバドールだかなんだか知らないけれど、フォーク・クラブでマギンとクラークが会い、底にクロスビーが加わってというのは、否定をするのも難しいですが、真実だと証明するのも難しでしょう。オーディションやっていたりして。

ハリウッドのスタジオとコネクションがあったのはクロスビーだと思いますし。

話は例によってあちこちふらついていますが、音楽としての評価は別にして、「ロデオ」以後のバーズも同様にレコーディング・アーティストとしては以前と変わらなかったのではないかなと思うのですね。やっている曲のスタイルは変わっていますが。

あんまり誰も評価していない最後の二作は全体として眺めると散漫で統一性がないですけど、ここの曲自体は、それぞれの個性が出ていて悪くないものが少なくないと今聞くと思うわけです。
きちんとアレンジされてちゃんとしたミュージシャンがやるというバーズ本来の姿に戻っているかなと。

このスタジオ版のバーズとライブ・バンドとしてちゃんと演奏するようになったバーズは似ているようでかなり違うように思えます。ジョン・グエランとかジョー・ララがドラムということになっている曲も、もう少し上手い人がやっているような気がするものがあります。

ここを通り抜けたら、知らないうちに大スターになっていたVern Gosdin を聞くことにしようかなと思っています。ゴスディン兄弟の片割れです。クリス・ヒルマンと一緒にヒルメンをやっていましたし、ジーン・クラークのファーストでバック・コーラスをやっていた兄弟です。
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by nk24mdwst | 2008-10-31 16:46 | 音楽

day 23, it's cloudy

足指の腫れは引いた感じなのですが、歩くとき右足小指に力を入れるとやはり痛いです。

Captain Beefheart のCDでI may be hungry but I sure ain't weird というのがあります。1967年10月から1968年5月までセッションが集められています。
これに入っているものは、Safe As Milk と The Mirror Man Sessions の両方に今では全部収録されていますが、1992年には後者が出ていなかったので、価値があったのですね。

要するに当時のリハーサルないしアウト・テイク集というところです。
ビーフハートは、Ry Cooder にこだわっていたようですが、このOriginal (どのヴァージョンがオリジナルなのだ?!)Magic Band の演奏で充分だったと思いますけど。

ベースをスライド・バーを使って演奏しているらしいと思われる曲が多いです。ファンキーなビートとかグルーヴはでるはずがないです。ただ、チューバかスーザ・ホンのようなホーンがベース・パートをやっているようには聞こえます。
不思議な感覚です。ロックのグルーヴではないですが、逆にウォッシュ・タブ・ベースとかを思い出させます。ブルースでベースが登場するのは、シカゴのアーバン・ブルースにおけるWilly Dixon あたりが最初ということになるのかちょっと調べてみたい気もします。

Joe Boyd がプロデュースした1965年のWhat's Shakin' に入っていてもおかしくないような、Howlin' Wolf 直系のブルース・ロック・バンド風だと感じます。

Alex St. Claire, Jeff Cotton の二人のスライド・ギタリストとベースのJerry Handley というメンバーの正体がわからない。忽然とカリフォルニアの砂漠に消えたように見えるわけです。

60年代のFZもそうですが、譜面の読めない、当然、書けないドン・ヴァン・ブリート氏にとっては、John French が譜面を起こしてくれなかったら印税も入らなかったロウにと思うわけです。
ジョン・フレンチたちもヴァン・ブリート氏が鼻歌みたいにハミングするのをパート譜にしたんだから、実際に作ったのは誰だって話ですね。別に、悪くいうつもりはないですが、Trout Mask Replica が出た後でも、Bill Harkleroad の家でメンバーはビルのおふくろさんが作ってくれる飯で食いつないでいたって話です。

おれたちゃ金のためにやっているって行っても、金を持っていくのはロイヤリティの入る人だけというわけですね。資本の論理が生きている。
ただ、ドン・ヴァン・ブリートと会わなければ、カリフォルニアの田舎町のバー・バンドのメンバーとして名前も知られること無く終わっていた人たちばかりかもしれませんが。

1950年代にエルヴィスという例外が一時的に登場しましたが、メイソン・ディクスン・ラインの南側の青少年にとっては、1950年代半ばから1960年代のほとんどの期間において、隠れてラジオを聞く以外、アフリカン・アメリカンを聞くことはできなかったようですね。
カリフォルニア在住だったFZ、ドン・ヴァン・ブリート、ライ・クーダーとかLowell George とかいった人たちはレコードを聞いていたようですが。
そもそも、レイス・レコードとして区別されていたわけですし、Alabama あたりのいわゆるベーマ・サウンドは、南部の良い子達にとっては聞いてはいけないものだったようです。アトランティックなどのニュー・ヨーク・ベースのレコード会社でさえ、ベーマ・サウンドはノー・ノーだったそうですし。

1960年代半ばのブリティッシュ・インヴェイジョンはその意味で1940年代半ばに生まれた南部の青少年に非常に大きな影響を与えたわけです。
Allman 兄弟を初めとする連中もほとんどは、Yardbirds とかRolling Stones を聞いてブルースの存在を知ったというといいすぎですが、少なくともみんなブリティッシュ・インヴェイジョン・コピー・バンドとしてスタートしているのですね。

ただ、ここで複雑なのが、ストーンズたちがマスル・ショールズへレコーディングにやってきてみるとセッション・メンがみんな白人だったので驚いたという話になるわけで。

恥ずかしながら、私もJimmy Johnson が二人いるとはずっと気づかずにいました。Syl Johnson の兄貴のブルース・マンとマスル・ショールズ・リズム・セクションのギタリストが別人だと知らなかったのです。
ブルース・マンの方のジミー・ジョンソンのソロを何枚か聞いてみて変だなと思ったという馬鹿者です。

突然またビーフハートに話は戻るのですが、1966年頃の彼のバンドにJerry McGee というギタリストがいたのだそうです。当時のロスの音楽新聞の記事に記述があるのだそうです。
この話を紹介しているライターは、別のジェリー・マギーだろうなんてわけのわからんことを書いていますが。
そのライターは、Ventures のジェリー・マギーとセッション・マンのジェリー・マギーは別人だと思っているようなのです。The Monkees, Delaney & Bonnie, Rita Coolidge なんかと一緒にやったジェリー・マギーがビーフハートと一緒にいたほうだろうと訳のわからんことを書いているので、元ネタ自体の信頼性が薄いかなと。

ジェリー・マギーが二人いるという話は聞いたことがありません。ただし、ビーフハートのバンドにいたかどうかは元ネタを見ていないのでなんとも言えません。

ジェリー・マギーさんもCajun なのですね。James Burton もルイジアナ出身ですか。
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by nk24mdwst | 2008-10-30 16:18 | 音楽

day 22, it's raining

今週から、衣替えして冬服を出してきたのですが、ずっと雨模様、足元が寒いです。右足に靴下を履いていませんので。

足は、患部を押すと少し痛みあり。普通に歩いている分には問題なし。

こんな記事を見つけました。
In Bleak Times, the I.R.S. Looks Good

By JAMES BARRON
Published: October 28, 2008

Benjamin Franklin said that nothing in this world is certain except death and taxes. When death is not an option and the world is maximizing the uncertainty, taxes look like an intriguing career alternative.

Dave Reinhart gave up a job that required him to spend half of his time on the road. “With the I.R.S., I don’t think you’d have to do that,” he said.

Or, more precisely, what the Internal Revenue Service calls tax administration.

The I.R.S. dangled the possibilities when it held an open house at the federal office building at 290 Broadway in Lower Manhattan on Tuesday. An hour before the fair was scheduled to begin, the crowd began lining up — recently laid-off Wall Street types in charcoal-gray pinstripe suits and trench coats; less formally dressed people; a woman with a new accounting degree on her résumé and a 14-month-old baby in a stroller.
・・・・

http://www.nytimes.com/2008/10/29/nyregion/29irs.html?partner=permalink&exprod=permalink

この記事のタイトルを裏返すとIRSは、普段どう思われているかということになりますが。
しかし、ベンジャミン・フランクリンは良いこと言ってますね。
曰く「この世に確かなるものなし。ただし、死と税金だけは例外だ。」
これを敷衍すると葬儀屋さんと税務署さんは永遠に不滅だってことでしょうか。「夜の大捜査線」で死体の検案をやっていたのは葬儀屋だったかなと記憶しております。

ちなみに、ワシントンD.C. のとおりを隔てた向かい側に立っているのはスミソニアン博物館です。スミソニアンといっても、いくつも建物があって、例のアポロ宇宙船とか月の石を飾ってあるほうではありません。こちらのスミソニアンは、考古学とか歴史関連展示物が中心の博物館そのものです。
IRSは、一般人なんか絶対に入れてくれないので、14年前に向かい側のスミソニアンを見物しました。入って直ぐのところに、縄文土器の火炎式土器とそっくりのやつがあって、説明を読んでみると最初期のアンデス文明の遺品だと。
縄文の人が行ったのか、あっちから来たのか。もちろん、単なる偶然でしかないということでしょうが。

セント・ルイスでIRSの事務所へ飛び込みで入ろうとしたら、馬鹿でかいリボルバーをぶら下げた守衛(きっと、シークレット・サービスなんでしょうね。)にさえぎられ、金属探知機をくぐれと。

求職中の人も金属探知機をくぐるんでしょうね。

昔(1995年)、読んだ本に「経済政策を売り歩く人々」というポール・クルーグマンの本がありました。クリントン政権下でホワイト・ハウス入りできなかった彼が、鬱憤をぶちまけている本です。
監訳者が伊藤隆敏氏であります。伊藤氏のあとがきは、その後の氏の経歴を考えながら読み返すと面白いです。
クルーグマンはアメリカにおける医療保険制度について、要するに国民皆保険がどうしてできないのかとみんなを毒づいています。久しぶりに、この古い本をパラりとめくると、Henry Aaron の名前がありました。ヘンリー・アーロンというと付加価値税という条件反射を起こしてしまうのですが、クルーグマンにいわせると医療保険制度問題の第一人者だと。フーンと思いました。

やっぱり、The Byrds を聞き続けています。
There Is A Season を何も考えずに通して聞いていると、よくできているなと感心します。バンドのサウンドの変化は当然あるのですが、それが自然に移り変わっているように聞こえるのですね。
プリ・フライト・セッションの色んなヴァージョンを聞いているときは、気楽な気持ちじゃないもので。
Younger Than Yesterday は、Chris Hillman の登場という意味で重要なのだと思います。
バーズがカントリー・ロックとどうかかわったかということとは全く関係ないのですが、FZのバンドを史上最低のカントリー・ロック・バンドと定義することは可能かなと。

カントリー音楽を聞く人々を揶揄するためには、バンドの演奏自体は極上のカントリーである必然があると思うのですが、彼は、これは完全に失敗していますね。
史上最悪のカントリー・バンドとしてのザッパ・バンドという定義をしたらそこいらじゅうから礫が飛んできそうです。カントリー・ファンとザッパ・ファンの両方を敵に回しますから。

個人的には、バーズとFairport Convention(どちらも卒業生を含みますが)があったらそれで充分なのかなと思わないでもないです。

ザッパとDead なんですが、ザッパとデッドのどちらも同様に認めるということには、矛盾があるのですね。でもまあ、矛盾があるのが人間というもので、どっちも認めてしまっているのも事実です。

1980年代になって、FZとデッドはどちらも財政的に好転します。もちろんFZは、デッドに負けてますが。

FZの残したものの中で一番の失敗作は、Francesco Zappa とJazz From Hell かなと思うときがあります。この二作に、1980年代の半ばの大半の時間を費やしたわけですが、できたのは、打ち込み(シンクラヴィア)による、バロックもどき、フュージョンもどきの音楽だと思います。
前も書きましたが、機械の音楽なので、音も外れないし、リズムも乱れませんが、人間らしさがない。冷たい、無機質な感覚が付きまといます
というわけで、アンドロイドは「ジャズ・フロム・ヘル」を聞くかなどという命題が出てくるわけです。

この二週間ほど、朝、早めに目が覚め、年のせいもありますが、目が冴えて眠れないという感覚があるのです。寝覚めがいいので、やりたくないけどやらなければいけないことが次々思い浮かび眠れなくなるのですね。
このときに、FZのシンクラヴィアの曲を日替わりで聞いています。なぜか、気持ちが落ち着き再び眠りにつけるというわけです。演奏者の気持ちが全く伝わらないことが作用しているのでしょうか。真面目に聞いたらつまらない演奏だと思います。
それと、半分寝ながら聞いている音楽でも、目覚めると覚えているものですが、シンクラヴィアの二作は、全く記憶に残りません。

ミューザックの極致かもしれません。
昔は、ショッピング・センターで流れているBGMは、知っている曲でも誰がやっているかわからないストリングスのものが多かったです。最近は、著作権の問題をクリアしたからかどうかはわかりませんが、1960年代の曲がオリジナルでかかっています。
ねぎをかごに入れようとして、アリサ・フランクリンが’Think!'なんて叫ぶ声が聞こえた日には、少なくとも私は飛び上がってしまいます。

やたらとショッピング・センターをうろうろして買い物の邪魔をする、定年退職したばかりの団塊世代風の人たちはどう感じているのかわかりませんが。

団塊の世代に対する敵意に満ちているかもしれませんが。

しかし、われわれの世代っていつも団塊の世代の皆さんが宴をやった後、ぺんぺん草の生えているところを這いずり回らされていると感じるのですね。
それと、団塊の世代は、それ以前の大正生まれの人たちなどに比べると逆にコンフォーミズムというか付和雷同性が強い、大勢順応型の人が多いように感じるわけです。それをいうと、私たちは挫折したのだと。

私は足指を骨折しました。
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by nk24mdwst | 2008-10-29 11:20 | その他

day 21, back in 1978

急に温度が下がると、やっぱり辛いですね。夜は、ずっと雨が降り続けていましたが、朝から晴れています。

ドクで写真を撮ってきましたが、もう少しかかりそうだと。年は取りたくないものです。
昨日、高校時代にバスケット・ボールの試合中に足首を骨折した人の話を聞きました。ぞっとする話ではありました。

一世代を30年だと考えると、30年前に、つまり1978年に自分は何をしていたか、どんな音楽が流行っていたか、何を読んでいたか。忘れるというのは貴重な能力ですね。

近時の状況を遡るときにグリーンスパン時代まででは、不足なのだと思います。レーガン政権の誕生、さらにその前のカーター政権時代の1978年頃の世界ってどうだったのか。

イラン革命、旧ソ連のアフガン侵攻前夜、アメリカにおけるインフレと不況の同居、第二次オイルショックを起因とするわけですが。
テヘランのアメリカ大使館が占拠され米国市民が多数人質になったとか。
この前後、いろいろありましたね。

電通のサイトから興味を引くものだけ拾ってみます。

■ 経済白書 副題(1978)
構造転換を進めつつある日本経済

■ 経済概況(1978)
わが国経済にとって,昭和53年は試練の年であった。年間を通して吹き荒れた円高あらしの渦中で,政策効果の民間需要への点火はなかなかみられず,内外不均衡の是正も進まないままだった。一方,その過程で,わが国経済には新たな変革の芽もはぐくまれ,産業界には活力ある発展を目指す動きもみられた。
経済成長率 名目 10.1% 実質 5.3%
民間最終消費支出 名目 10.1% 実質 5.3%
民間企業設備投資 名目 7.0% 実質 4.5%
輸出 名目 -6.5% 実質 -0.3%
消費者物価 4.2%

■ 政治・経済・業界(1978)
○永大産業倒産,負債総額 1,800億円で戦後最大級(2.20)。
○日銀は公定歩合を0.75%引き下げ,年 3.5%と戦後の混乱期を除いて過去最低水準に(3.16)。
○政府,内需拡大など7項目の経済対策決定(3.25)。
○政府は53年度公共事業の73%上期集中契約,不況地域の重点配分などを決定(4.7 )。
○総理府は,3月の完全失業者 141万人で,この20年の最高と発表(4.28)。
○成田国際空港開港(5.20)。
×ボン先進国首脳会議,共同宣言を発表-日本は実質7%成長,黒字減らし,輸出規制等を約束(7.16~17)。
○東京外為市場で,1ドル= 200円割れ(7.24)。
○53年度から従来のGNP統計を新SNA統計へ切り替えることを閣議決定(8.4 )。
○日中平和友好条約調印(8.12),国会で承認(10.18 ),中国鄧小平副首相来日(10.22 )。
×カーター米大統領はドル防衛策を発表(8.16)。
○不二サッシ2社,証券取引法違反で告発され,粉飾額は 431億円(8.29)。
○政府,事業規模2兆5千億円の総合経済対策を決定(9.2 )。
○本四連絡橋児島~坂出ルート着工,総工費 8,400億円,工期9年(10.11 )。
○東京外為市場で,1ドル= 175円50銭の最高値を記録(10.31 )。
×米政府とFRBは外為市場積極介入と公定歩合引き上げ等のドル防衛策発表(11.1)。
○大平内閣発足(12.7)。
×OPEC,54年の原油段階的値上げ決定,累計14.5%引き上げ(12.17 )。
○53年の貿易収支は 247億ドル,経常収支も 116億ドルと空前の大幅黒(12末)。
○東京外為市場,1ドル= 240円でスタートして 195円40銭で終幕(12.29 )。

■ 海外10大ニュース(1978)
×米中国交正常化(12.15 )
×キャンプデービットの中東和平3カ国首脳会議(9.5 ~17)
×中国で毛批判(11月)
×ポーランド人ローマ法王誕生(10.16 ),イタリア人以外は 950年ぶり
×イラン反政府暴動(12月~)
×ガイアナで人民の寺院集団大量自殺(11.20 )
×イタリアのモロ前首相誘拐殺害(5.9 )
×英国で試験管ベビー誕生(7.25)
×ベトナム,カンボジア侵攻(6)

アメリカ事情、欧州事情に対する認識が薄いなと感じますね。
1978 - What happened in 1978 ?の方が、面白い。

FRB議長にポール・ボルカーが就任し、レーガン政権誕生後、強いドル政策(=高いドル金利政策)を導入し、とにかく、アメリカの悪性インフレの封じ込めが行われた。その代償は、というと。

相変わらず、口が悪いです。ブッシュ政権、ポールソン財務長官を目の敵にしてはいます。
The Widening Gyre

By PAUL KRUGMAN
Published: October 26, 2008

Economic data rarely inspire poetic thoughts. But as I was contemplating the latest set of numbers, I realized that I had William Butler Yeats running through my head: “Turning and turning in the widening gyre/ The falcon cannot hear the falconer; / Things fall apart; the center cannot hold.”
・・・・・
What’s happening, I suspect, is that the Bush administration’s anti-government ideology still stands in the way of effective action. Events have forced Mr. Paulson into a partial nationalization of the financial system — but he refuses to use the power that comes with ownership.

Whatever the reasons for the continuing weakness of policy, the situation is manifestly not coming under control. Things continue to fall apart.
http://www.nytimes.com/2008/10/27/opinion/27krugman.html
最後の二行の結論は、別に指摘してもらわなくてもわかります。
問題は、どの程度の規模なのか、最大の衝撃はいつ起きるのか、いつ治まるのか、治まった後の世界はどうなるのか。わかっていれば、苦労しません。

William Butler Yeats の元の詩です。

     The Second Coming

TURNING and turning in the widening gyre
The falcon cannot hear the falconer;
Things fall apart; the centre cannot hold;
Mere anarchy is loosed upon the world,
The blood-dimmed tide is loosed, and everywhere
The ceremony of innocence is drowned;
The best lack all conviction, while the worst
Are full of passionate intensity.
Surely some revelation is at hand;
Surely the Second Coming is at hand.
The Second Coming! Hardly are those words out
When a vast image out of i{Spiritus Mundi}
Troubles my sight: somewhere in sands of the desert
A shape with lion body and the head of a man,
A gaze blank and pitiless as the sun,
Is moving its slow thighs, while all about it
Reel shadows of the indignant desert birds.
The darkness drops again; but now I know
That twenty centuries of stony sleep
Were vexed to nightmare by a rocking cradle,
And what rough beast, its hour come round at laSt,
Slouches towards Bethlehem to be born?

The Second Coming という概念は、浄土真宗の私には理解不能です。

The Second Coming というバンドがあるのですね。昨日、引っ張ったHPのChristion Rock のページにも出てきました。

知っている人はもう既に知っているでしょうが、FZのアルバムをZFTが出すようです。Vanity Fair が未亡人のGail Zappa にインタヴューしています。
FZが音楽を作ったのであって、GZは、そうじゃないということがわかっていないのがゲイル・ザッパ女史の偉いところですね。
BuzzMusic Gail Zappa on Frank's New Reissue, Lumpy Money
by Michael HoganOctober 21, 2008, 12:08 PM

Before you completely tune out the endless procession of 40th-anniversary tributes to 1968’s rock ’n’ roll landmarks (hey, it was a big year), reserve a little head space for Lumpy Money, a three-CD package honoring Frank Zappa’s historic one-two punch of Lumpy Gravy and We’re Only in it for the Money.
・・・・・・
http://www.vanityfair.com/online/culture/2008/10/21/gail-zappa-on-franks-new-reissue-lumpy-money.html
要するに、ZFTは、1968年のLumpy Gravy とWe're Only In It For Money を未発表音源とあわせて三枚組Lumpy Money として出すという話です。

FZは、The Mothers Of Invention としてVerve と契約していたわけですが、Capitol と作曲家として契約もしたわけです。
Lumpy の方は、オーケストラ作品としてキャピトルから出そうとしたわけですが、当然、契約でもめてしまってもとのままの形で出すことは不可能となったので、オーケストレーションの上に、Eric Clapton のモノローグやらノイズやら色々ぶち込んで、We're Only の半年後にVerve からFZの名義ででました。
オリジナルのオーケストラのみのヴァージョンが出されるようです。

あと、We're については、1980年代にRuben & The Jets と同様、ベースとドラムを当時のFZのバンドのメンバーだったArthur Barrow とVinnie Coliutaに入れ替えて一度出しているのですが、これについては、ファンのブーイングが強くて現在は消えています。これが再度登場してくるのかどうか、というあたりでしょうか。

GZは、FZの音楽を知らない皆さんに教育用としてなんていっている始末で、大きなお世話であります。それから、ZFTは、彼らの許可なしにFZの曲を演奏することを原則禁じていて訴訟ばかり起こしていますが、そのあたりについて反省する風はないですね。
ZFTが自らやっている興行としては、Zappa Plays Zappaという息子のDweezil を中心にしたプロジェクトがあるのですが、これについても触れています。

私は、個人的にそんなにZPZが素晴らしいとは思いませんが、GZは、ZPZに関してザッパのバンドの卒業生、具体的にはTerry Bozzio, Napoleon Murphy Block, Steve Vai あたりということになるのですけど、この連中を起用する必然性がないと。

言ってることがもうなんというか、どうしようもないですね。まあ、ファンはみな呆れてはいるのですが、付き合っている方が悪いんでしょう。

ゲイル・ザッパによる合衆国憲法における表現の自由と著作権保護論の話は、あんたが一体何を作ったのだって話になるんですけれど。

ただ、ZFTも中小企業なのですが、中小企業の親父音楽家のFZよりもかみさんのGZの方が、中小企業経営者として優れていたのは間違いないようです。

ダリなんて人は、どうやって自分の作品価値を高めるかということに関して天才的だったと思いますが、FZは、中小企業の親父ですから、金を渋るのですね。損して得取るということができない。
目先は自腹を切って赤字が出ても、やりたい音楽をやりたいようにやればよかったのにと思うのですが、自衛中小企業の自転車操業なので、金の切れ目がバンドの切れ目となるわけです。

ズービン・メータ指揮のロサンジェルス交響楽団によってFZの作品が演奏されることに意味があると簡単に結論付けるつもりもないですけど、録音にかかるコストはFZもちだといわれたとたんに、そんなことやってられないと反応するのも、大人気ない。

ゲイル・ザッパが言っているとおりFZは、ヒッピーやカウンター・カルチャーの旗手でもなければ、アヴァンギャルド現代音楽の巨匠でもなく、小さな発明、特許にしがみついている従業員10人ほどの中小企業の工場の親父と同じ感性の持ち主だったということは、私にはいたいほど良くわかります。

FZのギター・ソロだけを繋げたアルバムが二種類あります(CD5枚)。これを聞いていると、典型的なブルース・ギターのフォーマットに則っていると感じられ、気持ちを落ち着けるのに最適であります。私は、変かも知れませんが。

でも、やっぱり、この数日、ずっとThe Byrds を聞いてます。
Younger Than Yesterday は、ある意味で私にとってバーズ再発見のアルバムだったと感じています。
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by nk24mdwst | 2008-10-28 13:32 | Poetry

day 20, who knows where money goes

昨晩はずっと雨が降り続け、今朝などは、肌寒く、暖房を入れてしまいました。陰鬱な季節がまたやってくるのかと。
気温が下がり、湿気もあるせいか歩くと足が痛い。
靴下をはけない右足は、包帯からむき出しの部分が冷えます。

言葉を作ったの自分だけど、こんな状況は予期していなかったと。
October 26, 2008, 10:37 am
The mother of all currency crises

I invented currency crises. No, really — not the thing itself, of course, but I did publish the first paper in the modern academic literature on the subject, back in 1979. And as I like to say, business has been good ever since.

But I never anticipated anything like what’s happening now.

I’ve been reading reports from Stephen Jen, a former student of mine who’s now the chief currency strategist at Morgan Stanley. He points out that since the fall of Lehman, we’ve been seeing clear signs of currency crises throughout the world of emerging markets, including Eastern Europe. This time, it’s not an Asian crisis or a Latin American crisis, it’s a global crisis. He adds,

So far,the US financial sector has been the epicentre of the global crisis. I fear that a hard landing in EM assets and economies will become the second epicentre in the coming months, with very damaging feedback effects on the developed world.

Right now I feel like the guy who was told, “Cheer up — things could be worse!” So he cheered up, and sure enough, things got worse.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2008/10/26/the-mother-of-all-currency-crises/
モルガン・スタンレーの通貨分析主任(安易な訳です) で、クルーグマンの教え子だというStephen Jen 氏の見通しは、厳しいものです。来月以後、ヨーロッパ市場における資産価格と経済のハードランディングが起こる可能性なんて信じたくないのですが。

そもそも日本の片田舎では、この数年、ずっと雨が降り続いていたのに、晴れていると称していたところが大地震だということになると、津波までくるわけでしょうか。
地銀の中で健康度一番の健康優良児だったところが、誰のせいかは知りませんが勝手にこけそうになっていて、私の住んでいる地方の地域経済は破綻しそうな雲行きです。自行の融資先が破綻して債権が焦げ付いただけじゃなく、リーマン・ブラザーズの債券までもっていたりするからとほほです。

なぜか、この数ヶ月、ぐっすり眠れる夜が続いているのですが。

Tax churches, tax businesses owned by churces!!! とFZは、言っていました。繰り返し、繰り返し。

Duane Allman Anthology にCowboy というデュオが登場します。デュエンのドブロが印象的な曲です。
このカウボーイの片割れが、Scott Boyer です。現在、当時のThe Decoys というバンドで昔懐かしい顔ぶれと一緒にやっています。

SETTING THE RECORD(S) STRAIGHT
というサイトがあって、FZが昔やっていたレーベルの名前を思い出すと笑うというか、複雑というか。

このサイトで、スコット・ボイヤー、Steve Young などの近況を知ることができます。ボイヤーというと35年程前に当時の太洋ホエールズで三塁手だったクリート・ボイヤーという元メジャー・リーガーを思い出します。彼のプレーは、生で見ましたが、大したものだと思いました。
ボイヤーというのはフランス系でしょうかね。フランス語読みするとボワイエになるんでしょうか。

ニュー・オーリンズは、フランス系と簡単に片付けるわけにも行かないようですね。いわゆるアメリカ南部の範疇どころかアメリカそのものの中では際立って異質な土地柄であるようです。Dr. John のことも暇をみつけてきちんと調べてみないといけないかなと。

Christian Rock のページを見ると70年代初め、アメリカに渡って神がかりになってしまった、Peter Green と Jeremy Spencer というOriginal Fleetwood Mac の二人のギタリストの話が出てくるので、驚くというべきか何というか。

キリスト教原理主義、要するに南部のバイブル・ベルトの票と富裕層の票を結集することが選挙において大きな意味を持つことを最初に発見したのがリチャード・ニクソンだとクルーグマンは主張しています。

雨の日は憂鬱ですね。

晴れが続くとあめが欲しいといい、日が照らないと鬱陶しいと感じる、勝手なものです。
Does the IRS Have a Check Waiting for You?
For Immediate Release Oct 24, 2008
For Further Information, Contact:
Peter J. Sepp, Natasha Altamirano, (703) 683-5700

Database at www.ntu.org Helps Find Tax Refunds Fastest

(Alexandria, VA) -- Budget-conscious consumers who are trying to stretch their dollars may have some good news waiting for them: more than 380,000 Americans are due a total of $266 million in unclaimed tax refunds or stimulus checks, and an online database from the National Taxpayers Union (NTU) can help people locate their money more easily than the IRS's version. This is the eighth year NTU and its research affiliate's publication Tax Savings Report have sponsored the database, available as a public service at www.ntu.org.

"These days many people are trying to make their money go further, so now more than ever it's important to check for tax overpayments they may have coming" said NTU Vice President for Policy and Communications Pete Sepp. "Our Tax Refund Finder at www.ntu.org is a quick and easy way to see if the IRS owes you money."

Each year, thousands of income tax refund checks are returned to the IRS as undeliverable because the taxpayer has moved, changed names, or simply because the check has an incomplete or improper address. Bucking a recent trend, the number of undelivered refunds (excluding stimulus checks) for tax year 2007 (more than 104,000) dropped 9.6 percent versus the year before, while the dollar amount ($103 million) went down 6.3 percent.
・・・・・
http://www.ntu.org/main/press.php?PressID=1067&org_name=NTU
アメリカは年末調整がないので、各自が確定申告して基本的に税額還付を受けるわけですが、National Taxpayer Union のHPから、還付の実態についての情報です。
38万人の納税者の税額にして2億6,600万ドルが税額還付されていないということです。単なる住所がわからない、あるいは、名前が不正確といった事務的な間違いでIRSが納税者に還付税額相当分の小切手を送付したのにもかかわらず戻ってきたものの総額ということだそうです。

このNTUの元は、IRSのHPのこのお知らせです。
IRS Seeks to Return $266 Million in Undeliverable Refunds And Economic Stimulus Payments to Taxpayers

IR-2008-123, Oct. 23, 2008

WASHINGTON — The Internal Revenue Service is looking for taxpayers who are missing more than 279,000 economic stimulus checks totaling about $163 million and more than 104,000 regular refund checks totaling about $103 million that were returned by the U.S. Postal Service due to mailing address errors.
http://www.irs.gov/newsroom/article/0,,id=188083,00.html
日本でも年末調整制度の中で、払戻し可能な税額控除(Refundable Tax Credit)の導入が検討されているようですが、単純に番号をつければよいということではなさそうですね。

昨日の日経の広告で見つけたのですが、森信 茂樹編著「給付つき税額控除―日本型児童税額控除の提言」(中央経済社)というのは、まさしくその線を狙っているのでしょう。未読なので。
森信氏は、京大卒、大蔵省、東京税関長をへて、現在、中央大学法科大学院教授という方であります。
                
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by nk24mdwst | 2008-10-27 10:39 | その他

day 19, windy

さすがに、11月も間近になってきました。今日は、快晴、絶好の行楽日和というわけには行かず、朝から曇っていて、冷たい風が吹き、午後からは、一雨来そうな雲行きです。

足指天気予報によるとそうなる気がします。

1960年代というのは、私にとって、ちょうど小学校と中学校の合計9年間がすっぽりとはまります。

しかし、何も覚えていないおのですね。読み書きと加減乗除レベルの簡単な算数以外は忘れています。
幾何だの、因数分解だの言葉しか覚えていません。
小学校で何を教わったのか。本当に教わるべきことを教わっていないような気がします。
百科事典少年だったので、知識だけはありましたが、本で読んで知っているということと、社会の仕組を知っているということとはまったく別です。

小学生時代のできごとなどといっても、小学校4年生のとき運動会の徒競走で転んで、ひざをすりむいて痛かった、などとどうでもよいことだけ思い出します。

なぜか、小学校6年生の卒業式の日、教室の窓から見えた道路を隔てた畑の黒い土の色だけ目に焼きついてはいます。今は、完全に住宅街の真ん中なのですけれど。

ただ、明日は、今日よりもよくなるという空気が社会全体にあって、それは空気という言葉が表すようにその存在自体はほとんどの人にとっては自明だったためにその存在すら意識していなかったのだと、今になって考える感じます。

当時の日活映画を今、見たりすると特にそれを感じますね。

おそらくアメリカでもそうだったでしょうし、イギリスやドイツも同じだったと思います。ディープ・サウスでさえその気配があったとMark Kemp は、著書で書いています。

数日前、アメリカのテレビ番組でクリーブランドで今人々がどのように生活しているかをちらと垣間見ましたが、驚くべきものでした。
世界有数の工業都市、Randy Newman の歌にも出てきますが、化学工業を中心とした大都市だったと昔、地理で習いました。それが、現在は、1950年代の半分に人口が減ってしまい、街中に打ち棄てられたかつての大工場の跡地が廃墟として残っている様は、現実離れをしているように感じました。

去年あたりのワシントンD.C.とかニュー・ヨークの金ぴかとは大違いです。

アメリカの大統領選挙は結局、選挙広告にどれだけ資金投入できるかということなのだと勝手に仮定すれば、ニュー・ヨークを地盤とした民主、共和両党の当初有力視された候補者が脱落したのも、金づるがうせたせいかもしれません。

シカゴはつい先ごろまで商品取引バブルをやってましたからね。

今日もThe Byrds を聞いています。Younger Than Yesterday です。数年前、車で移動中このCDを聞いていて、突然、このドラムは、Jim Gordon だと気がつきました。続いて、Clarence White のギター・ソロの入った曲が聞こえてきたのですけれど。

先週は、本当に疲れました。今週は月末なのできつい一週間になりそうなので、今日は、少しできることを片付けておかないと思うわけですが。
Desperately Seeking Seriousness

By PAUL KRUGMAN
Published: October 26, 2008

Maybe the polls and the conventional wisdom are all wrong, and John McCain will pull off a stunning upset. But right now the election looks like a blue sweep: a solid victory, maybe even a landslide, for Barack Obama; large Democratic gains in the Senate, possibly even enough to produce a filibuster-proof majority; and big Democratic gains in the House, too.

Yet just six weeks ago the presidential race seemed close, with Mr. McCain if anything a bit ahead. The turning point was the middle of September, coinciding precisely with the sudden intensification of the financial crisis after the failure of Lehman Brothers. But why has the growing financial and economic crisis worked so overwhelmingly to the Democrats’ advantage?
http://www.nytimes.com/2008/10/26/opinion/26krugman.html?partner=permalink&exprod=permalink
世界経済がどうなろうと明日は、来る?!

いや、永遠に続く今があるだけですね。ただ、人間は永遠に続く今を確認することができないだけすけど。

ザ・バーズの歌は、明日を信じていますね。

このあたりで止めるつもりでしたが、今ふと思い出したので。

ハリウッドの音楽シーンとニュー・オーリンズをつなぐ線は明らかに存在する。Earl Palmer という大物に象徴されるように。
小物ですが、Gib Gilbeau とかCrazy Cajun ことDoug Kershaw とか。Dr. John は、当然ですし。

アメリカの南北境界線がメイソン・ディクソン・ライン。
東西に関しては、おそらくミシシッピ川ですね。ロッキーとアパラチア山脈よりもミシシッピ川の東西の違いの方が文化的な違いをもたらしているのかもしれません。

メイソン・ディクソン・ラインの南でミシシッピ川の東側では1960年代の変化というのはほとんどなかったようですね。
そのバリアを突破する結果となるバンドがあったようですが、ものの見事に70年代半ばに空中分解。
飛行機事故にあった方は、本質的には若干違う守備位置だったのだと思われます。

いわゆるアメリカにはバイブル・ベルトと呼ばれる地域があって、宗教的価値観が非常に重要であるようです。ネット上に、自分で自分の思想信条がどのあたりに位置するかということを診断できるサイトがありますが、アメリカ版だと、妊娠中絶の賛否、同性愛に関する質問等が出てくる後半は、浄土真宗のご先祖経の日本人には辛いですね。

色の見え方というのは、人によって違うのではないかと思います。緑と赤の識別のできない人がいますが、これは特定の周波数の色を目が認識できないからなのでしょうか。
ヨーロッパ車は、赤とか青といった原色がきれいですが、同じような色目でも日本車とは違うように感じます。色の透明感が違います。
よくわかりませんが、虹彩の色が違うので赤は同じ赤でも、平均的な日本人とは、異なる見え方がするのでしょう。平均的な日本人と同じ色の見え方を自分がしているかどうかというのは、自分では確かめようがないですね。

音でも同じようなことが言えるかもしれません。人間が普通聞こえる音の周波数の帯域というのは決まっているとされています。しかし、大多数の人より、高い周波数の音まで聞こえる人がいたとしたら、その人は、同じ音楽、演奏を聞いても違う印象を受けるでしょうね。
歌声や楽器の音に含まれる倍音の聞こえ方が異なるはずです。

先天的な能力として色の見え方や音の聞こえ方が違うということもあるでしょうし、育った環境によって異なることもあるのでしょうね。

味覚なども同様でしょう。

その意味で、家庭料理と食堂、レストランといった不特定多数の客を前提とした場合の味付けというのは、難しいことだと思います。
その意味でポピュラー音楽、映画といった不特定多数のお客を前提としたものは、非常に洗練されているのだと思います。

泥臭く聞こえるからといって、泥臭い育ちが必要だということではないのでしょう。受け手が頭に浮かべる泥臭さというニーズにどう当てはめるかというところが、プロの仕事なんでしょうね。

沼地には泥がありましたっけ。
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by nk24mdwst | 2008-10-26 13:25 | その他

day 18, getting serious

今日は、朝方の雲が消え、晴れてきました。足も昨日とは違いすっきりした感じです。
天気予報ができるようには、なりたくないです。

アメリカ政府は、本気になってきましたね。
Bailout Plan May Move Beyond Banks
By EDMUND L. ANDREWS and ERIC DASH
Published: October 24, 2008

WASHINGTON — The chase for a piece of the Treasury Department’s $700 billion bailout program intensified Friday as the government considered extending it to include insurance companies as well as banks, and the auto industry stepped up efforts to secure a share of the money.
・・・・・
Mr. Barile, the consultant, thought insurance companies might have liquidity problems to the extent they had expanded into nontraditional areas like private wealth management, leasing and guaranteed investment products, where the obligations turn over more quickly.
http://www.nytimes.com/2008/10/25/business/25bailout.html?_r=1&ref=business&oref=slogin
銀行、証券、保険会社、自動車産業にまで税金を突っ込むということが本当にできるのか。
市場のパニックを抑える、あるいは、日本のthe Lost Decade の二の舞を避けるために早期に流動性の確保だけではなく、税金を突っ込んで助けるという180度の方向転換ですね。

要するに賢明なる市場参加者の予想を上回るような規模による税金投入により金融関連機関以外の企業をも救済することで、できるだけ早くパニックを沈静化させようということでしょう。
日本軍がかつてやったように、あるいは日本政府がバブル崩壊後の後始末でやったような戦力の逐次投入は、結果として事態の解決を長引かせ、最終的なコストを大きくするということをリーマン・ブラザーズを破綻させたあとアメリカ政府は悟ったようではあります。

しかし、長期的に見ると人間はみな死んでいるなんて言葉があります。アメリカ経済は不滅か、あるいは、今の先進諸国の経済は不滅か。つまり、現状の経済体制が維持可能かということですね。
現在の火事の燃え広がりを沈静化することができたとしてもその跡に早ケアとが広がり始めているのは事実であり、その焼け跡がどこまで続くかがわからないというのが現状です。燃えるものがなくなるまで焼けつくすのか、あるいは、新たなバブルで一時しのぎを刷るのか。

根本的なパラダイムの変換時期を迎えているのか。

アメリカ経済本体が致命的なダメージを受けているように思われるのですが、それに対して、先に欧州諸国の金融経済システムが破綻し、各国通貨の価値が下落したというのは、クルーグマンが示したアメリカのバブルの資金の出し手が誰かという図を見ると理解できます。

話は、全く違うところへ行きますが、アメリカの租税訴訟で興味深い判決が出ました。
競走馬の飼育にかかる経費は、事業目的のためのものとはいえず、したがって必要経費として控除することを認めないとした、U.S. Tax Court の判断を控訴審も維持したものです。
控訴審判決は、
U.S. 8th Circuit Court of Appeals, October 14, 2008 Keating v. Comm'r of Internal Revenue, No. 073660, 081266
です。
これは、FindLaw http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?court=8th&navby=year&year=2008-10で読めます。無料の登録が必要ですが。

原審は、
T.C. Memo. 2007-309 UNITED STATES TAX COURT
NORA E. KEATING AND RICHARD L. SHEARER, Petitioners v.
COMMISSIONER OF INTERNAL REVENUE, Respondent
Docket No. 23856-05. Filed October 11, 2007.
です。
こちらは、タックス・コートの原審の方はhttp://www.ustaxcourt.gov/InOpHistoric/keating.TCM.WPD.pdfで読めます。

特に、タックス・コートの判決は、必要経費概念、開業費等に対する考え方について、先行判例を引用していて興味深く読みました。
それよりも先ず、具体的な数字や馬の名前などが出てくるので面白いです。

要するにこれは、損益通算ができるかどうかという話になるわけです。
日本でいうところの雑所得か事業所得かという判断と同じです。

昨日は、Rick Roberts のソロを聞いているうちに寝てしまいました。ハイ・テナーの歌声とハード・ヒットのドラムとアコギの組み合わせです。Chris Hillman もちょこっと顔を出しています。

The Byrds だと聞いていて眠れないのです。
エレキの12弦が常に複数、最低3人ないし4人、それに、アクースティックの12弦がいたりいなかったり、あとエレピがいたり、いなかったり、気になって気になって睡眠導入剤にはなりません。
ここでギターを弾いている皆さんやベース、エレピの人、それからドラムの人というのは大体、顔が思い浮かびます。
ただエレキの12弦、アコギの12弦とあわせて少なくて3人、5人のときもあるのではと思うわけです。
バーズの最初の二枚、それから、それ以前のデモ・セッションの色んなテイクの話です。
Roger McGuinn は、おそらくいるトラックが少なからずあるのだと思いますが、中心ではないかなと思います。

Leon Russell がどこかで、バーズのことをマギン以外はギターもろくに弾けないやつばかりだとおっしゃっておりました。まあ、誰がどの程度弾けるたかは、後年のライブやデモ音源等で大体わかります。
リオンがいうのは、少なくともプロとして金をもらえるレベルでは到底ないということだと一応フォローしておきましょう。

たまに歌に注意を向けてみると、このユニゾンは、どの組み合わせ、この高音部は誰とか2分半の曲を何度も繰り返して聞く羽目になります。

まあ、Gene Clark がDavid Crosby に追い出されたあとマギンとクロスビーのの権力闘争は結局、落ち着くところに落ち着くわけですね。
そこへ、GP がどこからともなく忽然と登場するわけです。

この頃の事情に関しては、クリス・ヒルマンの口が重いのですね。思い出したくもないというニュアンスです。

1967年ごろ、Gib Gilbeau (このひとは、Cajun のフィドラーですが。)がNashville West と称してハリウッドの場末のクラブで演奏していたわけです。このバンドにClarence White, Gene Parsons がいたわけです。
ライナーでジーン・パーソンズの話を読むと、彼はもともとブルー・グラスのアマチュア・バンジョー・プレーヤーだったそうですが、ギルボーと楽器店で会い、一度、顔を出せといわれたのだそうです。
暇ができたので、リハーサル・スタジオに顔を出してみると、ギルボー曰く「ベーシストがいなくなった。お前、ベースやれ。」といわれ、翌週からステージに出たのだそうです。
その後、今度はドラマーが抜けたら、「ベーシストはみんなドラムができることになっている」とギルボーはジーン・パーソンズは、バンジョー・プレーヤー上がりの元ベーシスト・ドラマーということになったわけです。
で、まあ、クラレンス・ホワイトがテレキャスターでスティール・ギターの音が出たらいいなっていうものだから、彼の愛用するテレキャスターにいきなりドリルで穴を開け(ジーン・パーソンズは木工の方が本職)、かくしてストリング・ベンダーの誕生となるわけです。

このころ、ギルボーのバンドを毎日のように見に来ていたのが、マギンとヒルマンだったわけで、ジーン・パーソンズはヒルマンにバーズに来ないかと誘われたというわけです。しかして、バーズへ来てみると、ヒルマンはGPと一緒に消えていたということです。

金に不自由しないGPは、コロンビアとの契約には無頓着であったようですが、オリジナル・バーズで歌手として契約していたのは、マギン、ジーン・クラーク、クロスビーであとの二人は人数合わせのための雇われ(employee)だったのですね。
クロスビーが抜けたところで、ヒルマンは契約をきちんとしたいという意向だったようですが、レコードを出せればいいというGPは、そんなことお構い無しだったとか。

ジーン・クラークは、ある意味でCBSに飼い殺しにされたという感じもあるのですが、The Ballad Of Easy Rider あたりのセッションにも顔を出していて、ちゃんと真面目に仕事をすればよかったのにと思います。

そう思うと、Incredible String Band は、凄いというか何というか。
5000 Layers ・・・ に入っている曲は、アルバムを入手した1970年ごろに全部覚えてしまいました。Mike Heron と Robin Williamson の歌と演奏を当時、友人に聞かせたら、腹を抱えて笑っていましたっけ。下手くそ、ないし、ふざけている、いずれに素人でももっと上手いだろうと。
確かに、The Byrds などにおける、ハリウッドの音楽プロフェッショナルの素晴らしい仕事とは全く別の次元のものですけれど。

彼らはバーズなんか全然意識していないと思いますが、彼らの曲をJudy Collins がやっていたりはします。the first girl i loved ・・・は、今でもそらで歌えるのに気づいて驚いています。
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by nk24mdwst | 2008-10-25 10:27 | その他

day 17, rain and pain

昨日の夕方から雨が降っています。今頃、やっと秋雨かいという気もしますが、カエルが鳴いたらちゃんと雨が降りますね。

足の方は、患部に痛みをずっと感じていなかったのに、昨日、今日と患部にすこし違和感あり。湿気と怪我などの痛みというのは関連があるのでしょうか。

スワンプ・ロック云々話は、私のブログにほとんど登場しないブリティッシュ・ロックのビッグ・ネームをきちんと聞きなおす作業をしなければ、話を続けられないのです。
その二つのバンドの1960年代から1970年頃までのレコーディングを全部、聞く直すというのは、気が進みません。

ギタリスト・ベスト10なんてとりあげたりする企画がありますが、最近、物忘れがひどくて、そもそも10人のギタリストの名前がパッと頭に浮かぶかどうかが心配です。上手い下手、好き嫌いというような判断以前の問題であります。

今パッと頭に浮かんだのは、アントニオ古賀さんだったりしまして。

夕べは、Flying Burrito Brothers の最初の三枚のアルバム・プラス・アルファのコンピ(CDだと二枚組)をずっと通して聞きました。
GPが抜けた後のバンドは、やっぱり別のバンドというべきなんでしょうね。Rick Roberts, Chris Hillman, Bernie Leadon が頑張っているのは、一応認めますが。
クリス・ヒルマンは、確かに、ベーシストとしては見るべきものはないですね。この三人は、嫌いな人たちではありません。

スタジオ録音の曲で一曲だけドラムがいただけないのがあります。The Notorious Byrd Brothers のボーナス・トラックでMichakel Clarke と David Crosby が罵り合っているのが収録されていますが、そこで聞かれるドラムと同じスタイルですね。
要するに一曲だけ、マイク・クラークのやっているやつがある。
後は基本的に、とても上手な人がやっていますね。

これまた訳がわからんのですが、サード・アルバム録音時のアウト・テイクだと思うのですが、Gene Clark が一曲歌っています。

The Byrds 関連のサイトでは BYRDS FLYGHTが一番充実していると思います。
新しいリリース情報、コンサート情報、ディスコグラフィ等々です。
ディスコグラフィは非常に充実していると思いますし、サイトにおいてその情報の信頼性について評価しているのがよいと思います。

仕事場では、M ではじまる曲名が続いているのですが、Mars などというところに差し掛かったようで、さっきから一時間ほど、King Crimson のMars の色んなライブ・ヴァージョンがでてきています。ホルストの原曲もそうですけど、KCのやつもどれがどうというほどのものじゃないですね。Mars が終わったらMasque の連続。はっきり言ってつまらんです。

現在のキング・クリムゾンは完全にRobert Frippのコントロール下にあると思います。それをよしとするかどうかということですね。
Ian Wallace が死んじゃったので活動停止状態ですが、KCのOBが集まってやっていた21st Century Schizoid Band の方がキング・クリムゾンそのものだったと思います。
Mel Collins, Michael Giles, Peter Giles, Ian McDonald というオリジナルKCにいたメンバーに Jakko Jakszyk がギターとヴォーカルで参加して結成。マイケル・ジャイルズは、ツアーが嫌いなんでしょう、彼が抜けてIan Wallace が代わりにドラム・ストゥールに座ったということで、こちらの方がキング・クリムゾンの最初のアルバムを実際にやった中心メンバーだということになると思います。
ただ、ギターは別にどうでもよいですが、リード・ヴォーカルが弱いかなというくらいです。

FZのバンドのOB がバンドを組んでFZのレパートリーをやっているのもありますが、こちらは、FZのオリジナルほどの演奏の精緻さにかけるかなと感じます。それでは息子やSteve Vai が加わったZappa Plays Zappa はどうかというと、これの評価が難しい。
きちんとリハーサルを重ねて譜面通りにやれるという素晴らしいバンドだという評価とそれ以上でも以下でもないという感覚がつきまといます。

イアン・ウォーレスがドラムを叩いてたので思い出しましたが、Terry Reid なんて人がいましたが、この人も他の人の間に出てくると明らかに異質というか個性を感じます。
ただ、Frankie Miller もそうですが、一本調子なので、アルバム一枚聞くと飽きる、かな。
‘I made a mistake,’ admits Greenspan
By Alan Beattie and James Politi in Washington

Published: October 23 2008 17:37 | Last updated: October 23 2008 21:26

Alan Greenspan, the former Federal Reserve chairman, said on Thursday the credit crisis had exceeded anything he had imagined and admitted he was wrong to think that banks would protect themselves from financial market chaos.
・・・・・
Mr Greenspan said that when, as Fed chairman, he declined to advocate regulating credit default swaps – derivatives that have been blamed for worsening the crisis – he had been following the will of Congress.
Copyright The Financial Times Limited 2008
http://www.ft.com/cms/s/0/aee9e3a2-a11f-11dd-82fd-000077b07658.html
人間だから、間違いもするよね。
完全なる市場は間違いを起こさない、されど、完全なる市場は存在しない。
完全なる市場が存在しない、ゆえに、政府による市場の誤りに対する正しい介入が必要である。
政府は人間の集団である。完全なる人間、間違いを絶対に犯さない人間は存在しない。
故に、政府は介入をするべきではない。政府は政府の存在自体を自己目的化する(ブキャナンがいいたいのはそういうことだと思うのですが。)。
ぐるぐる循環するだけですね。

政策的には振り子のように右へゆれ左へ揺れですか。
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by nk24mdwst | 2008-10-24 11:35 | 音楽

day 16, still contained

夜来の雨は上ったものに、曇り空。

湿度の高いときは古傷が痛む、などということはなくて、足はいつもと変わらず。要するに患部に痛みはないけれど、固定しているので色々支障があり、関係ないところが痛かったりするという状態ですね。

スワンプ・ロックでルイジアナ出身の二人、Bobby Charles と Tony Joe White をcrosstalk さんのコメントに対して引っ張り出しましたが、彼らをスワンプ・ロックの人と定義するつもりは毛頭ありません。

Bobby Charles ことRobert Charles Guidry は、名前が示すとおり、ルイジアナのCajunです。フランス系ですね。
前も書いたかもしれませんが、ニュー・オーリンズからミシシッピを遡れば、セント・ルイス、シカゴ、エリー湖を経てモントリオールに行き着きます。ケベック州は、フランス語が公用語です。
カナダ政府の出している資料は、英仏二ヶ国語になっていますが。
フランス系の人が多いのでケベック州は、州の住民投票でカナダ連邦から独立するといった投票が行われたりしています。さらに、カナダに付加価値税であるGSTが導入される前から、州税レベルの付加価値税QST(ケベック・セールス・タックス)が導入されています。
カナダでは、連邦個人所得税においてGST控除という負の所得税がありますが、ケベック州には州個人所得税において同様にQST控除という負の所得税があります。

よくわかりませんが、日本にも負の所得税導入論がないわけでもないようです。還付金をめぐるトラブルが多発するであろうと予想します。

ギドリーってサウス・ポーが昔、1970年代中頃、New York Yankees にいました。彼は、親父になんでヤンキーになんかなったのだと叱られたとか。

スワンプ・ロックというものがあるとすれば、それは、おそらくDelaney & Bonnie に代表される一連の音楽だと個人的には思っています。Delaney Bramlett は、ミシシッピ州の出身で、ディープ・サウスで育ったことがその音楽には反映していることは認めてよいと思います。
ただ、ディレイニーがプロとして登場するのはハリウッド製作のテレビ・シリーズShindig のハウス・バンドShindogs の一員としてです。
一般的にスワンプ・ロックなどというカテゴリーがあり、それについて誰が該当するかどうかということはあまり私の興味の中心ではないのです。
いわゆるスワンプ・ロックではなく、私のいう「スワンプ・ロック」というものは基本的にハリウッド製のものをいうという前提をおきたいのです。
まあ、世間には英国スワンプ・ロックなんていわれ方をするアーティストもいるようで、イギリスのどこに湿地があるのだって突っ込みたくなります。英国のスワンプにいるのがネッシーでしたっけ。

前後の脈絡なく、心覚えなのですが、昔、お子様向けバンドだと思って真面目に聞いてなかったバンドがありました。50を過ぎてから真面目に聞いて、ちゃんとしたバンドだと思ったバンドが二つあります。Free と Badfinger です。
特に、バッドフィンガーは、アルバムを通して聞くとポップといえばポップですが、昔思ったより、はるかにハード・ロック路線なんだなと感じます。
Bobby Whitlock の話によると、Dominos を作る前、Eric Clapton と二人でイギリスでセッションいっぱいこなして金を稼いだというのですが、それらしいギターの音にも聞こえます。

お子様向けバンドだと勝手に見下していたのは、もちろん自分がお子様、それも背伸びしたお子様だっただけの話です。背は、もうちょっと伸びたほうが良かったとは思いますが。

まあ、どっちも湿気で陰鬱な雰囲気は共通しているのでしょうか。行ったことがないので、行くつもりもないですが、勝手なことを思います。

英国の湖沼とアメリカ南部の湿地帯とは煮ても食えない、間違えました、似ても似つかぬものですよね。

アメリカのスワンプの様子って、映画「風と共に去りぬ」に出てきましたかね。
「夜の大走査線」(In the Heat of the Night)という Norman Jewison の1967年の映画にはスワンプが出てきたかな。
ノーマン・ジュイソン作品はかなり見ましたが、ちょっと、今、思い起こすとどうなのかなって思わないでもないです。
この映画は、シドニー・ポアチエが扮するヴァージル・ティッブズ刑事が故郷に帰る途中、ミシシッピの田舎町で途中下車するところから始まります。当時の南部における人種差別に対して批判的なトーンでしたが、時代からして当然だとは思います。

この映画で私が好きなのは、やっぱり、Warren Oates の保安官補ですね。他の人はどうでも良いです。

アフロ・アメリカンのティッブズはフィラデルフィア市警の殺人課刑事だというせっていなのですけれど、意図しているのかどうかわかりませんが、フィラデルフィアはボストンと並んで差別意識が強いので有名な都市で、この点が今でも、合点がいかないところです。強烈な皮肉なのかな。

映画つながりで、D & B がバック・バンドと一緒に砂漠で演奏しているシーンのある映画を昔見ました。「バニシング・ポイント」というカー・アクションというかロード・ムービーというか、当時のB級映画の典型かなというものです。
学生時代に二、三回見ているのですが、バック・バンドの顔を良く覚えていないのですね。
今から思うと、オール・スター・メンバーのはずなのですね。
ワン・カットのために入手する価値のあるDVDかというと、そうは思えないのですね。

ネットのどこかに転がっているのかもしれません。時代が変わったということですね。

租税法における遡及法とその効果について昨日紹介した福岡高裁の判決は、納税者に不利な解釈の判決を下しています。
この問題とは別に、租税法領域における納税者に不利益な遡及立法は、世界中で行われているようです。イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、ジンバブエとかウェブではなんかごろごろ出てきます。

一応、アメリカの連邦最高裁の判例を紹介してというか、メモとして貼り付けておくことにします。
U.S. Supreme Court
UNITED STATES v. CARLTON, ___ U.S. ___ (1994)
UNITED STATES v. CARLTON, ___ U.S. ___ (1994)

UNITED STATES, PETITIONER v. JERRY W. CARLTON
CERTIORARI TO THE UNITED STATES COURT OF APPEALS FOR THE NINTH CIRCUIT

No. 92-1941

Argued February 28, 1994
Decided June 13, 1994

As adopted in October 1986, 26 U.S.C. 2057 granted an estate tax deduction for half the proceeds of "any sale of employer securities by the executor of an estate" to "an employee stock ownership plan" (ESOP). In December, 1986, respondent Carlton, acting as an executor, purchased shares in a corporation, sold them to that company's ESOP at a loss, and claimed a large 2057 deduction on his estate tax return. In December, 1987, 2057 was amended to provide that, to qualify for the deduction, the securities sold to an ESOP must have been "directly owned" by the decedent "immediately before death." Because the amendment applied retroactively, as if it were incorporated in the original 1986 provision, the Internal Revenue Service (IRS) disallowed Carlton's 2057 deduction. The District Court entered summary judgment against him in his ensuing refund action, rejecting his contention that the amendment's retroactive application to his transactions violated the Due Process Clause of the Fifth Amendment. The Court of Appeals reversed, holding that such application was rendered unduly harsh and oppressive, and therefore unconstitutional, by Carlton's lack of notice that 2057 would be retroactively amended and by his reasonable reliance to his detriment on pre-amendment law.

Held:
http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?navby=search&court=US&case=/us/512/26.html

詳細は、いずれ検討ということですが、次の判決もこの連邦最高裁判決を引用しています。
United States Court of Appeals for the Federal Circuit
00-5113
NATIONSBANK OF TEXAS, N.A.,
Plaintiff-Appellant,
v.
UNITED STATES,
Defendant-Appellee.
___________________________
DECIDED: October 30, 2001
___________________________
Before RADER, Circuit Judge, PLAGER, Senior Circuit Judge, and DYK, Circuit Judge.
Opinion for the court filed by Circuit Judge RADER. Senior Circuit Judge PLAGER dissents.
RADER, Circuit Judge.
On summary judgment, the United States Court of Federal Claims held that
NationsBank of Texas, acting as independent executor of the Estate of Ellen Clayton
Garwood, deceased, could not recover estate taxes. NationsBank v. United States, 44 Fed.
Cl. 661, 669 (1999). Because the Court of Federal Claims correctly held that section 13208 of
Title XIII of the Omnibus Budget Reconciliation Act of 1993, Pub. L. No. 103-66, § 13208, 107
Stat. 312, 469 (OBRA), is constitutional, this court affirms.
http://www.ll.georgetown.edu/federal/judicial/fed/opinions/00opinions/00-5113.pdf
どちらも基本的に問題となっている税目は遺産税(日本の相続税)です。

1994年の連邦最高裁判決は、1986年法では課税財産から控除できたものを1987年法により控除できなくなるよう改正がなされ、1986年が課税年度の遺産税に対する課税が行われた事案です。連邦最高裁は、これを合憲であるとしたわけです。
詳細は、宿題です。
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by nk24mdwst | 2008-10-23 15:09 | 音楽

day 15, contained

今日は、曇りです。ちょっと一雨、来そうな気配になってきましたが。
足の状態は、変わらずです。慣れのせいか、不注意で痛い方の足指を歩いていてぶつけるという馬鹿さ加減であります。

昨日のブログでジミヘンを例えに出した「郷土の偉人」という人物について、ちょっと調べてみました。全く知らないひとだったですが、かなりの大物だということがわかりました。
その「偉人」の出身校である旧制中学は、私の母校なのですが、どうして、こんな人ばかりが先輩にいるのだと思います。

もう一人、同様の人物がいることは知っていましたが。
ただ、この人たちに対する一般的な評価と私の個人的価値観に基づく評価は、おそらく正反対なのだとは充分に理解していますが。

Jimi Hendrix を例えに出したのは、彼に失礼だと反省しております。

ジミヘンのことをスワンプ・ロックなんてレッテル貼る人は、いたらどやされますよね。
AMGなんかを見ると、CCRなんかに代表される云々・・・と解説があります。Creedence Clearwater Revival って、アメリカ南部出身でしたっけ。
彼らは、カリフォルニア出身で1960年代半ばに、ブリティッシュ・インヴェイジョンに影響されたバンドである The Golliwogs が元です。Tom Fogerty がリード・ヴォーカルではありますが。
カリフォルニアにはスワンプはないだろ・・・というか、スワンプ・ロックでいうところのスワンプって、アリゲーターのいるアメリカ南部の湿地帯ですからね。

スワンプ・ロック・ブームともいうべき現象が起きたことは、中学生時代に知っております。この「ブーム」の正体は何だったのだろうと思うわけです。

Phil Spector によるブリティッシュ・ロック制覇であると結論付けたいのですが、まだ単なるひらめきレベルでしかないのです。
スワンプ・ロック・ブームがフィル・スペクターによるものではないことは自明です。
ブリティッシュ・インヴェイジョンにやられっぱなしだったハリウッド音楽プロフェッショナルによるイギリス再征服があったのだというようなことでしょうか。その象徴としてのスペクターという意味です。

以前取り上げた訴訟の控訴審です。案の定というのもなんですが、納税者逆転敗訴ですね。
租税訴訟って一体なんだっていいたくなります。判決文は、まだ福岡高裁のHPにはないようです。
二審は逆転、合憲判断=税務署の処分認める-マンション売却損控除訴訟・福岡高裁 (時事通信)
 マンションの部屋を売った後に改正された法律を根拠に、税務署が所得から売却損を控除しなかった処分の是非が争われた訴訟の控訴審判決が21日、福岡高裁であった。山口幸雄裁判長は、処分を違憲無効とした一審福岡地裁判決を取り消し、原告側請求を棄却した。原告は福岡市の女性。

 改正租税特措法は2004年4月に施行。長期間所有した不動産の売却損を他の所得から控除できなくなり、同年1月1日以降の売却に遡及(そきゅう)し対象とした。

 山口裁判長は、年途中の法改正による遡及適用について、予測可能性や法的安定性は大きく侵害されておらず、改正は不均衡な制度の是正が目的だったと認定した。

 その上で、控除を狙った駆け込み売却を防止する必要や年途中からの実施は徴税の混乱を招く恐れから、「遡及適用の必要性は高い」と指摘。納税者への周知もある程度されており、「改正法は違憲無効といえない」と判断した。 

[時事通信社]

[ 2008年10月21日18時58分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/081021jijiX055/

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by nk24mdwst | 2008-10-22 13:15 | その他