カテゴリ:economics( 26 )

it's cloudy today

やっぱり、昨日、もみじを見に行くべきだった。
もみじが今年は、綺麗なのですよ。一番、綺麗なところの入り口にいたのに、帰るときは日が暮れていて。

クルーグマンは、余り真面目じゃないな、最近。ニッポナイゼイションに続いて、今度はバーナンキ・サマだって。
October 18, 2010, 8:03 pm
Just Call Him Bernanke-sama

Mark Thoma points us to a paper by Mary Daly of the San Francisco Fed, which contains this remarkable chart of core inflation in two episodes:
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/10/18/just-call-him-bernanke-sama/
日本のバブル崩壊後と現在のアメリカにおけるバブル崩壊後のインフレ率のグラフを比較して同じだって訳ですね。
日本のバブル崩壊後の東証の株価の下落も1929年以後のダウ平均と同じような動きを強いました。
あめりかで、ダウ平均が1929年の水準に戻ったのは、1950年代初頭です。世界大戦をやって、朝鮮戦争を始めたころです。
第二次大戦後、また、景気が悪くなっていたのです。
クルーグマンに戻ると、黒澤の「七人の侍」をネタに、西部劇の「荒野の七人」が作られたなんて比喩を持ち出していますが。
そんなことをいえば、黒澤の「用心棒」のネタは、ダシール・ハメットの「血の収穫」でしょ。
チャンドラー、ロス・マクドナルドじゃなくて、私は、ハメットのファンです。稲葉明雄さんの名訳で接し、邦訳のないものはペンギン等で読みました。

中国の利上げ。
October 19, 2010, 9:48 am
China Raises Rates

As if to illustrate my point about the non-equivalence of the United States and China: China raises interest rates.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/10/19/china-raises-rates/
これを参照。
October 18, 2010, 10:55 am
We’re Not China
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/10/18/were-not-china/
アメリカは、拡張財政政策と並行して輸出主導を進めるためにゼロ金利、ドル安政策を取っている。これは、正しい。
欧州諸国がドル安を責めるけれど、アメリカのFEDは正しい。
経常黒字を作りながら意図的に人民元を安くしている中国政府当局は、間違っている。近隣窮乏政策だ。
日本は、えーっと、そう、「7人の侍」か。?!

中国の利上げが市場に不透明感を与えた。
China Raises Rates, Jolting World Markets

By DAVID BARBOZA and CHRISTINE HAUSER
Published: October 19, 2010

BEIJING — A surprise announcement by China’s central bank that it would raise interest rates for the first time in nearly three years jolted world financial markets Tuesday, as investors worried that China, the world’s second-largest economy after the United States, could slow and crimp the global recovery.
http://www.nytimes.com/2010/10/20/business/global/20yuan.html
中国当局は、不動産バブルとインフレを懸念しているわけですね。
ただ、現実には、円の独歩安か・・・

中国不動産市況は相変わらずだと。
Chinese City Has Many Buildings, but Few People

By DAVID BARBOZA
Published: October 19, 2010

ORDOS, China — By many measures, this resource-rich city in northern China is a fabulous success.
http://www.nytimes.com/2010/10/20/business/global/20ghost.html
内陸部のオルドスなんかに大都市建設をやっているんですね。
鉱山資源が豊富なのは解るけれど。
人間以外は、全てあると。

資金の出所なんですが。
A Gray Market in Real Estate
By DAVID BARBOZA
Published: October 19, 2010

ORDOS, China — As the real estate action in Kangbashi New Area reached a fevered pitch last year, banks that are controlled by the national government, concerned about overbuilding, began restricting loans to property developers here.
http://www.nytimes.com/2010/10/20/business/global/20ghostbar.html
市場金利を上げれば、融資が引き締められるということになるわけですが、かの国では事は、そう簡単では無いようで。
上述のオルドスの都市建設資金は、統計上にも現れないしかぜいもされていない灰色資金だと。中国で灰色資金が動くときには、当然、政府関係者の関与があるということも前提ですし。

カンフー版の「7人の侍」って、あるんでしょうか?

Drive-By Truckers Day です。
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by nk24mdwst | 2010-10-20 15:37 | economics

out there

まあ、例によって大した中身も無いのですが、投稿ボタンを推すところで、マウスでバックのクリックをして全部、書いたこと、消してしまいました。

デレク・トラックス・バンドのソウル・セレナードを聞きながらというところで終わるのですが。

さて、どうしたものか。

答弁本文情報は、私のメモです。

無神論について、何か書いていたのだけど、どうでもいいです。

アメリカの政治情勢、まあ、私が興味を持つのは税制改革関連でありますが、ツイッターなんかで遊ばずに、毎日、新聞をチェックしていないと駄目ですね。

反省。
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by nk24mdwst | 2010-09-24 17:44 | economics

football geopolitcs

ゆうべ、サッカー地政学について、何か思いついたことを思い出したのですが、忘れました。

忘れるから生きていられる。
約束を忘れると、信頼を無くす。

大恐慌とその後の保護主義との関係について、一般に考えられていることは違うとクルーグマン。
July 10, 2010, 4:53 pm
Hayek, Trade Restrictions, And The Great Depression

Reading some of the reactions to this post, I realized that quite a few readers believe that protectionism played a major role in causing the Great Depression, and even believe that this is what all the experts believe. Not so.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/07/10/hayek-trade-restrictions-and-the-great-depression/
ハイエクを引いています。
さらに、ハイエクの後継者を任ずる人たちの議論の難点を指摘していますね。
デマンド・サイダーたる所以。
サプライ・サイダーは、需要不足によってもたらされ、それを増幅することになる、失業について市場が自動的に調節するという前提を捨てていないから議論にならんのだと。

この議論の枠組みは、確かにわかります。

今回のバブルの生成とその後の崩壊においては、東西の壁の消滅、世界的な自由な市場経済活動権の誕生が背景にあったわけで、結果的に非常に安価な労働力の供給過剰、設備の供給過剰の状況が存在するのだと、思うわけです。
一国、あるいは、先進諸国の強調レベルで、この根本的な需給ギャップの解消はできるのか。
需給ギャップの解消ができるまでの間、先進諸国は赤字財政を続けることによって成長軌道に乗るまでなんとか頑張り、そのあとで、自国通貨を切り下げる形で、後進諸国に借金の付回しをするってストーリーしかないのかな。
要するに、アメリカ経済の調整弁としてこの20年間日本が背負ってきた重荷のことを話しているのです。

欧州の付加価値増税は、上手く行くのか。

日本で消費税を増税すると経済成長を押し下げるなんて研究は第一生命経済研究所辺りが出しているのですね。
そして、法人税減税によって成長率は引上げられる。これがどこかで均衡するのかしないのか。
仮に均衡するとして、利益を国民が等しく享受できるのか。
所得税の累進度を高めること、あるいは、課税最低限を下げることはどのような意味を持つのか。
給付つき税額控除は、解決策たりえるのか。

例によって、書いているうちに問題意識が勝手に飛躍してきて。昼寝から覚めたところでぼっとしているんですけどね。
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by nk24mdwst | 2010-07-11 14:07 | economics

octopus octopus

蒸します。夜中に、気合入れて、Eddie Hinton を聞いております。
Down In The Alley と叫んでおります。
Clarence White のアルバムのデータは、来週ですね。

なんだか、今日は、あれやらこれやら一度に宿題が出て。夏休みの宿題じゃないけど、何もかも8月末だって。
8月で世界が終わるわけじゃなし。

タコがどうやって当てるのか知りませんが、ワールドカップの決勝はスペインのものなのだそうです。
July 9, 2010, 7:05 am
The Octopus Has Chosen … for Spain
By THE NEW YORK TIMES
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/07/09/the-octopus-has-chosen-for-spain/
クルーグマンが図を用いているときは、引用することにしているので。
July 9, 2010, 8:50 am
What Went Wrong?

The Obama administration is in a difficult spot. It’s now obvious that the stimulus was much too small; yet there’s virtually no chance of getting additional measures out of Congress.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/07/09/what-went-wrong/
景気刺激策は、効果が無くはなかったが、既に限界を見せていて、クルーグマンの見解によれば、刺激策の規模が小さすぎた。ずっと、一貫して主張していることですけど。

CEOを哀れんでいるというか。Dylan のDear Landlord なんて歌を思い出しました。アメリカの今の政権が、増税と規制強化に熱心でビジネスに対して反感を持っているという感情が広まっていることに対してクルーグマン。
Pity the Poor C.E.O.’s
By PAUL KRUGMAN
Published: July 8, 2010

Job creation has been disappointing, but first-quarter corporate profits were up 44 percent from a year earlier. Consumers are nervous, but the Dow, which was below 8,000 on the day President Obama was inaugurated, is now over 10,000. In a rational universe, American business would be very happy with Mr. Obama.
http://www.nytimes.com/2010/07/09/opinion/09krugman.html
DPJの姿勢はどう評価すればいいんでしょうね。

話、全然変わりますが、今月、このブログの検索キーワードのトップになっているのが、2人のドイツの税法学者の名前なのですね。まあ、税法学会での谷口教授の話に関連するのだと思いますが。
ティプケ先生の本は、一応、読んだことはありますが。
ドイツ語、読めないので翻訳です。
しかし、誰とは言いませんが、ああいう報告の仕方ってあるんだなって思いました。とにかく、自分のペースで言っている内容以前に自信たっぷりの口調で自己を語る。言語明瞭だからなんとなく納得させらるような気がするのですが、言っている内容はさっぱりわからない、あるいは、おいおい、そんなことほんとにあるのかって思うのですが。
誰を批判しているわけじゃないですが。
あんな風に人前で話せたらいいですねって。

Bandcestors のアルバムは、ヒントンのBeautiful Vision というアンソロジーとダブっているものが少なからずあるので、後者があれば十分かと思います。ただ、Tuscaloosa Allstars 名義のものとか、古いシングル盤からリップしたものなど、他には無いものもあるのは事実なのです。
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by nk24mdwst | 2010-07-09 23:53 | economics

invisible goal

今朝は、Operaは期限がよろしいようです。
機械のご機嫌を伺うというのもね。

Peter Lang を聞いています。Leo lottke の影響を受けた人ですが、世代が若い。といっても私と同じ世代ですが。
John McKeon は、もっと若くて、テクニックも素晴らしいですが、ギターのテクニックと歌わせ方ではラングの方がはるかに上ですね。
ラングの歌は、自信たっぷりにブルーズを歌っていて、悪くないのです。コトキが、自分の声はガチョウだといって自信を持ってないのが不思議。コトキの歌のほうがいいもの。
手を負傷してからのコトキに凄みがなくなってしまったのは仕方ないけれど、それ以前の彼は、鬼人ギタリスト、奇人かもしれないけど。

ドイツの失業率が改善していることは認めるけどと、クルーグマン。
June 27, 2010, 3:37 pm
A Brief Note On German Unemployment

Brief because I’m sitting at an outdoor cafe in Luxembourg …

A number of commenters have pointed out that unemployment has been falling in Germany over the past few months.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/27/a-brief-note-on-german-unemployment/
クルーグマンは、また欧州にいるのでね。売れっ子。
ルクセンブルクについて。
June 28, 2010, 4:41 am
Inequality And Crises
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/28/inequality-and-crises/

見えざる手か。
June 28, 2010, 11:37 am
The Invisible Bond Vigilantes Continue Their Invisible Attack
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/28/the-invisible-bond-vigilantes-continue-their-invisible-attack/
10年もの債券レートが3.05%を下回っている。市場の見えざる債券自警団が見えざる攻撃を仕掛けてきている。直ぐに、歳出のカットを。
歳出カットを、といっているのは、反語?出ないと、彼のこれまでの主張と一貫性が無い。

スロバキアにオランダが順当勝ち。スロバキアの反抗遅し。
June 28, 2010, 8:57 am
World Cup Live: Slovakia vs. Netherlands
By ANDREW DAS
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/28/world-cup-live-slovakia-vs-netherlands/
ブラジルも順当勝ち。
June 28, 2010, 12:58 pm
World Cup Live: Brazil vs. Chile
By ANDREW KEH
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/28/world-cup-live-brazil-vs-chile/
ブラジル対オランダということですね。チリは、残念。

疑惑のゴール。
June 28, 2010, 11:51 am
Germany Goalie Saw the Ball Go In
By JEFF Z. KLEIN
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/28/germany-goalie-saw-the-ball-go-in/
ドイツのゴールキーパーはゴールしたのを見たって。
当たり前。

今度は、Randy Newman 聞いてます。
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by nk24mdwst | 2010-06-29 06:17 | economics

bruce power

なぜか、早く目が覚めるサイクルに入ったようで。

夕べ、Creamのアルバムを我慢して続けて聞いたのは失敗。眠れなかった。
スタジオ盤のほか、Live Cream Ⅱなど聞いてしまって。
感想は、同じ。3人でやっているけどアンサンブルの体をなしていない。特にライブは、ひどい。
Clapton の手癖のオンパレードは、どうしようもないし、Bakerはバック・ビートが叩けない。
最悪なのは、三人のタイムが違うこと。
完全にJack Bruce とプロジェクトと化しているのに、それに抵抗し、勝つ、抵抗する能力も無い。ブルースの曲と歌は、まだ20代前半だったと思えばなかなか・・・といいたいけど、今の耳で聞くと他の2人よりましというしかない。
ライブは、出来不出来の波がひどかったと思うけど、ましな方でこれじゃね。ブルースの歌はレンディション自体は悪くないかな。非常にバイアスのかかった感想ですけどね。
このプロジェクトのおかげでブルースは一生苦しみながらも、表舞台で商売できた。ベイカーは、駄目。クラプトンは、運がよかった。だって死ななかったkら。

ワールドカップの市の組、さすがにポルトガル本領発揮。得失点差を考えてる。
June 21, 2010, 6:51 am
World Cup Live: Portugal vs. North Korea
By JEFF Z. KLEIN
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/21/world-cup-live-portugal-vs-north-korea/
前半いいプレイをしていた北朝鮮でしたが、後半ぼこぼこ。
前半が終わったところで寝ちゃいましたが。いや、クリームのせいで眠れなかったけど。
そう思うと、日本はオランダ相手に頑張ったのだなと。ブラジルになまじ善戦したのでぼこぼこにされちまって。

チリの攻撃的なスタイルは、一番気に入っています。
June 21, 2010, 12:40 pm
World Cup Live: Chile vs. Switzerland
By ANDREW KEH
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/21/world-cup-live-chile-vs-switzerland/
攻撃型のチリと堅守速攻のスイスのせっかくの好カードも、レッド・カードで台無しだったようであります。

スペインは順当勝ち。June 21, 2010, 2:15 pm
World Cup Live: Spain vs. Honduras
By DUNCAN IRVING
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/21/world-cup-live-spain-vs-honduras/
チリガ、グループ・リーグ突破。スイスとスペインは最終戦の結果次第。
チリとスペインの試合はたのしみではありますが。
今回大会、南米のチームの出来がいいように思いますね。南半球だからですか。

日本も新政権がゾンビに踊らされているように思いますが。クルーグマンの悪口で。
June 21, 2010, 12:12 pm
Zombies Have Already Killed The Deficit Commission

It must have sounded like a good idea (although not to me): establish a bipartisan commission of Serious People to develop plans to bring the federal budget under control.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/21/zombies-have-already-killed-the-deficit-commission/
アメリカこそが、今回の世界金融経済危機の戦犯だけど、日本とは立場違います。
中国が為替レート介入について人民元の全身的な上昇を認めたわけで、最大の対米債権国の借金を目減りさせることが出来たわけです。だからといって、どこまで財政赤字拡大が可能なのかはわかりませんが。
相変わらず、綱渡りですね。
アメリカの足元も必ずしも万全じゃないし。

中間選挙で共和党がどの程度取るか。

クリームをコピーしていたDickey Betts の方がはるかにクラプトンよりいいギタリストだって確認しました。
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by nk24mdwst | 2010-06-22 06:50 | economics

souteren born

今朝は、Steve Stills を聞き始めてます。
なまじ、昨日、最後まで、見たからかな、日本、負けたの。デンマークがカメルーンに勝ったので、とにかくデンマークに引き分け以上、得失点差があるので、勝たないと駄目ですね。
June 19, 2010, 1:11 pm
World Cup Live: Cameroon vs. Denmark
By KABIR CHIBBER
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/19/world-cup-live-cameroon-vs-denmark/
ベントナーは、復活したようです。エトーも。
ガードをおろして殴りあうような試合だったようですが。
日本は、アフリカで成長していると感じさせる試合をしていますが、とにかくデンマークに勝たないと。デンマークも同じだから。
カメルーンのタレントは、どうなったんだって、このコラムニストは、嘆いています。それが、アフリカ。スラムの惑星とそこから出られたやつらの違いかな。
善戦でも負けは、負けか。
June 19, 2010, 8:52 am
World Cup Live: Netherlands vs. Japan
By LAWRIE MIFFLIN
http://goal.blogs.nytimes.com/2010/06/19/world-cup-live-netherlands-vs-japan/
デンマークが決勝ラウンドに進むのは、順当、だけど、パフォーマンスは期待を裏切っていると。
日本は、デンマークに勝つしかない、でも、勝てるチャンスはあると。戦前の予想に比べて格段によい出来だと褒めてますね。決勝ラウンドに進むに値するって。

流動性の罠に今頃気づいているのか、グリーンスパン、馬鹿って。
June 19, 2010, 2:22 am
The Facts Have A Well-Known Keynesian Bias

There are many things to say about Alan Greenspan’s op-ed yesterday, none of them complimentary.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/19/the-facts-have-a-well-known-keynesian-bias/
日本の場合は、アメリカの為替政策のせいで結局身動き取れず、馬鹿な橋本消費税引上げ緊縮財政がすべてをだめにした。
財務省には、もうアメリカと議論できるようなやつはいない。最初からいないか。
ハーバードへ官費留学して顔つなぎしてるだけだもの。
アメリカの今回の経済危機の場合は、中国次第なのですね。
中国が為替政策を変えそうです。
China Signals a Gradual Rise in Value of Its Currency
By KEITH BRADSHER
Published: June 19, 2010

HONG KONG — China announced on Saturday evening that it would allow greater flexibility in the value of its currency, a move that could defuse growing international criticism of its fiscal policies.
http://www.nytimes.com/2010/06/20/business/global/20yuan.html
中国が人民元を漸進的に引き上げる方向だと。
まあ、為替介入しているのだからできるでしょうけど、投機筋にやられないようにしないと。
人民元を引き上げることによって、中国経済の過熱を防ぐということでしょうね。輸出競争力は犠牲になるように見えますが、国内インフレにより実質的に賃上げを迫られ、暴動頻発だから、これを押さえらると踏んだのでしょう。アメリカの都合じゃなくて、自国の都合。
アメリカにとっては、やっとドル切下げができ、財務省証券の価値を下げられるわけで、輸出回復に寄与するだけじゃなくて財政赤字に対する懸念が減った。
流動性の罠から脱出する唯一の方法ですね。他国へ押し付ける。
日本の場合はアメリカに押し付けられた。

ツイッターって、ウーファー、スコーカー、ツイーターってスピーカーのときは言われてましたっけ。

Emmit Rhodes でも聞きますか。こいつ、セシル・ローズの一族だったりして。ローデシアは、ジンバブエになっちまってますが。
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by nk24mdwst | 2010-06-20 07:22 | economics

tax wars, not any war tax

今週は、晴天が続くようです。衣替えをしないと。
6月なのに、まだ夏服出していないのです。

いざなぎ景気について、検索していたら、先の日本の景気拡大局面を、いざなぎ景気を超える期間続いたということで、いざなみ景気と呼ぼうという話があったと知りました。

かつて、あるところで、戦後の高度成長と日本の税制、グローバライゼーション時代における租税制度について報告したときに、知らない人に質疑で執拗に絡まれました。
言葉尻をとらえられて往生したのです。
高度成長時代について、単に時代を指すつもりで使ったのに、高度成長は、善なりやと聞かれ、返答に窮したというか。止せばいいのに、外部不経済の話など持ち出して反論したのがまずかったようで、肝心の今の(といっても、コイズミ時代ですが)の方向性についての話にならなかったのが、悲しかった。

どこの誰だか知らない人ですが、昨日、卒然と思いついたことがありまして。

戦後の日本の復興は、あるいは、戦後の西側の経済成長は、冷戦という虚構の戦争の形をとったケインズ政策のおかげであるという認識をずっと以前から持っております。
ところで、日本の経済復興とその後の所得倍増計画によるとされた高度成長と二つの熱い戦争との連関を忘れておりました。
この二つの戦争をカウントしないと産業連関表からは、戦後の日本の経済成長が説明できないとする考え方に接したわけです。
いわれれば、そのとおりで、朝鮮戦争とベトナム戦争がなければ戦後復興も高度成長もなかったはずです。
朝鮮特需、ベトナム特需があったわけですね。

戦争を始めた人がノーベル平和賞をもらえることになっているのは、周知のとおりで。戦争協力者も入るのかな。それと、その戦争で金儲けに成功する、負けないというのが前提なのでしょう。

いざなぎ景気とベトナム戦争の期間はちょうど重なるのですね。

一応、武器輸出を日本はできないことになっているので、現実は別にして、アメリカが軍需産業に全力投球しているときに、安い賃金の日本から民製品の輸出が行われたという理解は、半分当たっているのでしょう。
日米繊維交渉なんてのがありました。
日本製の安い繊維製品の輸出攻勢でアメリカ南部の繊維産業は壊滅したのですね。あるいは、日本などの製鉄業のおかげで、アメリカの五大湖周辺の製鉄地帯も死んじゃったのですね。
昔、中学校のときにアメリカの製鉄都市の中心だと習ったゲーリーの町は、かつての50万余の人口が5,000人以下になり、コンクリートの廃墟と化しているのを先日テレビで見ました。

また、横道だ。

いざなみ景気という呼称が正かどうかはどうでもいいのですが、近時の世界的バブルとアフガン以後のアメリカを中心とした中東における戦争の関係というのは、密接な関係があるのでしょう。

ドイツの復興においては、このような特需はなかったという話になるわけですが。
ハンガリー、ポーランド、チェコ等の動乱の影響ってなかったのかしらん。それと、ドイツの場合は、数次にわたる中東戦争における役割というのが何かあったのかもしれないし。

憲法論の話をしては、いません。
需要と供給の話を考えているだけです。

きょうは、サム・クックを聞いています。
どんどん聞く音楽が古くなっていって。ゴールドワックスの60年代初頭のシングル・コンピを聞いていると、カントリーに聞こえます。
テルミンは、ともかく、それから、ロジャー・マギンのムーグも許しますが、シンセサイザーの音が聞こえる音楽は、生理的に拒否反応が出るようです。
ワウワウとフィード・バックは、微妙。ファズは・・・

ずっと、ドライブ=バイ・トラッカーズを車の中では聞いていて、何でこんなにマイナーの曲ばかりなのだと思うわけです。
トラッカーズとザ・バンドを時間的及び空間的に結んだ中に私が今興味のある音楽は存在するように感じます。
グレイル・マーカスが昔、「ミステリー・トレイン」で持ち上げたようにザ・バンドのことをロック史上に残る偉大なバンドだなどとは毛頭考えていません。カナダ人ばかりで編成されたカナダのバー・バンドという位置づけです。
「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」は、私の家のターン・テーブルの上に載せられた頻度が最も高いレコードであるのは間違いないのですけれど。
リーヴォン・ヘルムはアーカンソーで生まれて育ってますが、徴兵逃れのためにカナダ人女性と形式的に結婚してカナダ国籍になっています。
ザ・バンドは、アルバムはボックス・セットも含めて全部あるし、ソロになってからのリチャード・マニュエルたちのアルバムもみんなあるのです。
リック・ダンコもリチャード・マニュエルも、リーヴォンも好きな歌手ですが、リーヴォン以外は、晩年、暗いです。

同世代だけど暗くないのが、ダン・ペン、トミー・トールトン、スコット・ボイヤーといったみなさんかな。グレグ・オールマンは声が駄目になっちまって。
こんな叔父さん、おじいさんたちの声を聞いていたら、パターソン・フッドの声が若く聞こえるというわけです。
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by nk24mdwst | 2010-06-02 11:23 | economics

doomed

昨日、今日と、天気は良いのですが、今月に入ってからの疲れが出たせいか、どうしようもないけだるさに見舞われています。
無力感ですね。個人的な問題、まあ、仕事レベルの話で、些細なことじゃないのですが、それが、一つ。これは、ルーティンをこなすということだけですけど、頭に力が、入らないからどうしようもない。集中力に欠け、とにかく眠い。
もう一つは、私とは関係の無い日本や世界、社会全体に対する閉塞感かな。18歳のガキじゃないのに。
カンザス州での州税の引上げなんて、私には関係の無い話なんだけど、そういうことも含めて閉塞感を感じる。変ですよね。

相変わらず減らず口を叩いているのがこいつ。
May 15, 2010, 11:17 am
MisIMFormation?

The IMF has a new report (pdf) on fiscal troubles ahead; it’s characteristically full of useful information. But the way it’s written, it’s actually quite hard to figure out what’s going on — and when you do decipher it, the story is quite different from the impression most people will get.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/05/15/misimformation/
IMFの金融危機とその後の世界経済、そして各国政府の対応と財政赤字の拡大についてのリポートは解るけど、誤解するやつが多いんじゃないかと。
金融危機とその余波のせいで、世界中の国や国民が貧しくなった、つまり借金を背負ったのは事実だけど、それは必ずしも経済成長率を押し下げるものじゃない。だから、財政赤字を縮小しないと破綻するといって、歳出削減と増税に走るのは間違いだと。
So spending cuts and tax increases loom.
loomy といわれた人がいたようですが、こんな風に使うんですね。
この文脈でいえば、アメリカの共和党、日本の財務省とその言いなりの財務大臣なんかがloomyだということか。

風呂に入ったら少し頭がすっきりしたのですよ。

風呂の中では中道左派ってなんだろうって考えていました。1940年の中道左派、1970年の中道左派、2000年、そして今の中道左派って、守備位置が相当違うなと。スウェーデンと福祉国家について考えていたのです。1940年以前に、スウェーデンでは、共産主義政党が政権に入って戦後ずっと連立の中心にいたのです。

1996年にスウェーデンに行ったときにスウェーデンの財務省や福祉関係の役所、あるいは、地方政府で聞いた言葉は、共通していました。
社会で一番弱い人の立場に立って国家を考えるというわけです。

とんでもないきれいごとに聞こえますよね。でも、これは、ほとんど事実だといっていいのだと思います。もっとも、第二次大戦中のスウェーデンとナチスの関係とか、アンダーグラウンド経済の問題とか、自殺率が高いとか、失点、欠点を探せばいくらでもありますけど。ただ、スウェーデンは、資源の無い農業もできない貧しい国で、17世紀にヨーロッパで強盗しながら食っていたわけです。王様が先頭に立ってドイツへ侵略していたのです。そして、食えないので日本の姥捨て山と同じことが行われていました。日本と違うのは、山じゃなくて湖だということ。
その村で、一番の年寄りを毎年一人ずつ、村の端の湖へ突き落としていたのですね。その背中を押す役目は、村で二番目の年寄りだったと。
そういう中から、輸出で金を稼ぎ、資本投下が必要なので隠れているけれど大富豪は存在するものの、一部を除くと非常に平等どの高い国を作ろうという国民的合意が1940年には既にできていたということです。

第二次大戦直後のイギリスの労働党政権も同様のことを考えたのですね。これを、当時、痛烈に批判していたのが、フリードリヒ・フォン・ハイエク。ハイエクとスウェーデンのミュルダールは同じ年にノーベル経済学賞を取りますけど。

市場を信奉するかどうかはともかく、ハイエクもケインズも結局、エリートの人格と識見が高いという前提に立って物をいっているように感じます。人間ってそんなに立派なものかな。

全然、関係ないけど、ソニーのウォークマン用の音楽管理ソフトは、重いだけじゃなくて、著作権保護に過敏で、使いづらい。勝手にファイルが消えるのは困るのです。
1600も消えたら、どうしてくれるの。
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by nk24mdwst | 2010-05-16 17:52 | economics

mayday

今日も、仕事。仕事があって、幸せだと思えばいいんでしょう。
私の住む市は、合併前、プレジデントだかで、日本で一番住みやすい都市ランクで二位に、なったことがあります。
理由は、税金が安くて、教育、福祉が充実しているというのなら良いんですが、違います。
大規模店法が改正されたせいで、国道沿いに大型商業施設が複数でき、結果として、住民一人当たりの商業施設の売り場面積が日本一になった。これが点数加算されて住みよいまちだと。

扇状地の山側の水田を全部コンクリートでうずめちゃったので、梅雨時に雨がちょっと降ると、低地側になる旧市街地が床下浸水するのが日常的に起きるなんてことになっただけでした。
こんなことは、私が小学生の頃は良くありましたが、治水が良くなって30年以上なかったのに、平成になってからこんな状態になった町のどこが住みよいものですか。
この水害に関しては、排水講の工事がなされて、なくなりましたけど。
このショッピング・モールに、人がいなくなりました。
山沿いの国道は、県下で一番の交通量のあるところだったのですが、今は、空いています。
景気の悪さは、日増しに強くなるのを感じるというところですね。

独立行政法人の機構改革のせいで、妹のだんなは、役人でもなんでもないのに、先月から失業したし。

60年代の音楽を聞いていて、気が晴れるのは、やはり時代を反映していたからなんでしょうね。サザン・ソウルを聞いていても、James Carrの歌声に、やはり希望が感じられるように思います。
ニューオーリンズが、あのハリケーンであんな風になるなんて、60年代には思いもよらなかったことでしょうね。

アメリカの連邦所得税の最高税率は、1960年代後半が一番高いわけですが、社会福祉を充実させようとする一方、ベトナム戦争やりながら、人間を月に送るなんてことをしていたんだから、仕方ないですな。

日本でも大企業が若干、業績回復基調にあるようですが、結局、経費削減を下にして財務諸表をよくしているだけだから、雇用と消費が良くなるはずがない。日本がおすがりしている、アメリカの景気回復も雇用回復、消費回復のないものだからどうなるのでしょうね。

ところで、ギリシャのような経済規模で、赤字財政をやり、国債を海外投資家に持たれている国では、今回のような財政危機になります。
日本の赤字財政は、どうなるんでしょう。

GDP比でいえば、世界に突出しているわけですが、日本の場合は、日本国内で国債は消費されているのですね。
高齢化が進み、高齢者が貯蓄を崩しだしたら、国債を買い支える力がなくなる。だから増税によって財政赤字を減らす必要がある。この論理は正しいのか。
国の借金は将来世代に対する借金なのか?

国債を増税によって返済するということはどういうことなのか、仕訳で考えてみるとします。国民の側の仕訳です。

借方 現金/ 貸方 国債 ○○○ これが国債の償還。

借方 税金/ 貸方 現金 △△△ これ、増税分。

順序は、逆で、国が先に増税して国債償還のための現金を手に入れる必要がありますね。
国の貸借対照表を作るという考え方は、一定の意味があるとはいえますけど、国は営利企業じゃないわけで、どれほどの意味があるのかと思ったりもするわけです。
営利企業においては、損益計算書を結ぶ連関として、あるいは、企業の健康診断表として貸借対照表は大切ですけれど。貸借こそが大切なんですけどね。

私が上に示した仕訳で見ると、長期的には何も変わらない様に見えます。ただ、現実の経済においては、経済成長率と利子率の変化、それと、国際経済における為替の問題、貿易収支の問題が複合的に関与してくるので、こんな単純なものではないことは百も承知いたしております。

そんなに簡単に消費税率を上げて増税すればよいという話じゃないのだと思います。
近い将来、年金受給世代が貯蓄を取り崩すことが心配だというのなら、その世代が貯蓄を取り崩さなくてもいいように社会保障を充実させればいいですね。
ただ、問題は、社会保障を充実させる財源です。社会保険料、所得税、法人税、消費税、どれを中心とするかはともかく、増税するか、でなければ、そうです、赤字国債の増発をするしかないのですね。

現実には、既に、年金所得世代に対する所得税等の増税は実行されています。また、通常の年金受給世帯にとっては医療費その他の支出負担が重荷になっているのも事実です。

さて、現在の勤労世代が、結局、最後につけを払わなければならないのではないか。さらに、現在の勤労世代は貯蓄の余裕もないし。教育費と住宅ローンに追われている、あるいは、大学を出たけれど安定した収入のある職に就けない。どうなるのだ。
余談ですけど、教育費に投資している親は、その投資が回収できると思っているんでしょうか。既に、大卒ということに意味がなくなりつつあるというのに。

1960年代に、今よりはるかに空が高くて、青かったという記憶が子供心に残っています。明日に希望があった。でも、あの青空って、冷戦の青空だったのですね。Phillip K. Dick が小説で書いていたように。「最後から二番目の真実」かな。

為替と金利の問題と財政赤字について、イギリスを例にとってクルーグマンが解説しています。
April 30, 2010, 9:52 am
Why Isn’t Britain In More Trouble?

There have been various versions of the “Britain is the next Greece!” story out there; a good rundown at FT Alphaville. As they note there, however, the CDS and bond markets don’t seem to agree:
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/04/30/why-isnt-britain-in-more-trouble/
単一通貨のユーロを使うと財政の自由度が奪われるのですね。

単一通貨のドルを使っているアメリカ合州国における、各州の財政、景気の度合いについての研究というのは、どこかにあるのでしょうか。
アメリカの各州は、均衡財政をそれぞれの州憲法によって義務付けられているというのは、ユーロ圏の諸国に課せられた条件に似ています。

きょうは、Spencer Wiggins, James Carrを聞いてます。次は、Sam Cooke ですね。
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by nk24mdwst | 2010-05-01 12:37 | economics