over the hill

 自分の人生がとっくに峠を越えたなんてことは、わかってるわけです。半世紀以上生きてきたわけだから。だけど、まさか、日本の社会自体が峠を越えるときに遭遇するとは、少なくとも中学生の頃には思いもよらなかった。昭和が終わった時だって気がつかなかった。
 これじゃ駄目だなって予感がしたのは、羽田内閣不信任案が出て、衆議院解散せずにもたついているうちに、身内のクーデタで、自社公政権ができたとき。確信したのは、コイズミが登場したとき。震災と原発は予想外だったけれど、とどめですね。
 17世紀以来の英米アングロ・ジューイッシュ・クリスチャン文明の時代が終わりつつあるんでしょう。だから、昨日よりも若くということで、ひたすら60年代から70年代前半の音楽を聞いているわけか。

 クラプトンってつまらないと思うけど、彼のギターは、そうだと解るのも事実。スティーヴ・ウィンウッドのピアノなんかもそうかな。ぼんやり手持ちの音楽を聞いてて、こんな曲、覚えがないけど、やってるやつには心当たりがっていうときは、ブラインド・フェイスだったりします。

 最近、デニー・ウォーリーのソロ・アルバムを入手して聞いてるけど、やっぱり、空前絶後のスライド・ギタリストでありますね。ザッパの曲が二曲(ザッパ・トラスト許可済み)、あとは、エルモア・ジェイムズ、ウィリー・ディクスンのシカゴ・ブルーズの古典をやってます。
 彼より、上手いスライドを弾く人は沢山いるけれど、彼のフレージングと音色は彼だけのものです。

 スライド、下手だなって思うのはジョージ・ハリソンとクラプトン。何でもできて、いい曲書いたのに惜しいなって思うのはピート・ハム。

 1960年代のブリティッシュ・ブルーズ・ブーム、フォーク・ブーム、サイケデリック、プログレ、それにブリティッシュ・モダン・ジャズというのは極めて小さなサークルの中に収まっているので、最後に行くつくのは、アレクシス・コーナー、ロング・ジョン・ボールドリーですね。まあ、どっちも同性愛者だったなんてことはどうでもいいけど。

 さて、今日は、何を書こうと思って始めたのか。申告書を作っているのに飽きたから。

 いや、そうじゃない、マイナンバー法まで通そうとしている今の、インチキ政権を批判するつもりだったんだ。
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by nk24mdwst | 2013-03-03 16:34 | 音楽


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