last week

きょうは、Mokees を楽しく聞いております。
現実世界は、嫌なことばかり。

思いつくままに、ベトナム、カンボジア行きの雑感を。余談ですが、私は、小学校時代、必ず、遠足の後に書けといわれた作文が大嫌いでした。書くべきことがなかった。同級生の書いたものを読むと、朝起きると、○○チャンが呼びに来て、一緒に学校へ出かけ云々と、その日あった事柄が、無秩序に書き連ねられているだけだったのだけど、そんなものがかけなかった。

さて、ベトナムへの直行便は、朝の出発、帰りは、夜中発の朝帰りというものしかなく、かなり不便です。特に地方在住者の場合、朝の出発便に成田から乗るためには、前泊が必要です。
5時まで仕事して、羽田便に乗り、止せばいいのに京急の成田行きに乗りました。乗り換えは不要でしたが、2時間以上硬い椅子にそれも満員のラッシュ時に乗っているのは苦痛以外の何物でもありませんでした。成田は、不便。成田で泊まったホテル、高速LAN完備はいいのだけれど、接続料を請求されたので、いまどきなんだこれって。成田は田舎、斜陽の町なんだなと。
翌朝、成田空港でクロネコで先送りしたトランクを受け取り、全員(9人)集合、ベトナム航空に乗り込みました。
成田空港は、閑散としている感じでしたね。一番活気があったのは、ホーチミンのタンソンニュット空港。

ホーチミンの入管は、実に無愛想、おいおい社会主義の国へ来たのだと感じたのですが、空港から外へでてみてびっくり。
バスで高速道路といわれるものにのって、ハノイ市内に向かったのですが、自動車以外に、バイク(二人乗り、プラス子供一人までは合法)、自転車、歩行者、牛が道を渡るという状況。横に見えるのは大きなキャノンのプリンター工場でありました。
平均年収12万円くらいのところで、ホンダ、スズキ(全て現地生産)といった日本メーカーのバイクは15万だというのですが、これがバスを追い越していく。大人3人は当たり前、子供入れて4人とかで、無理やり割り込んでくるバイクの群れ。
ハノイでは、牛を一頭ぶら下げているバイクも見ました。豚を四匹、足をからげて逆さにつるしていたり、たんすを二つ積んでいたり、いや、Xゲームなんて目じゃないです。

信号がない、それでも自然な流れで何とか渋滞しながら車が進んでいくのは不思議といえば不思議。横断歩道があるからといって、安心してわたってはいけないのですね。とにかく、どこでもいいから構わず人が道を横断する。ガイドさんに聞いた極意は、とにかく、ゆっくりと、走らずに渡ることだと。
猛然とこちらに突進してくる車を見ると足がすくんで止まったり、走り出したくなるのですが、止まると跳ねられるし、走ると車もスピードを出すので同じ速さでゆっくりわたるのがコツだというんだから。

ハノイのガイドは日本語の達者な人で、私の師匠筋の人が鶏、一匹、二匹といったら、一羽、二羽と訂正されたというくらいの人でありました。ベトナム戦争なんて知らない世代です。女性でした。

ホーチミンへ行ったらもっと酷いという話でしたが、実際にはホーチミンの交通量がもっと多いのは確かでしたがはるかに整然と走ってましたね。ベトナムの南北問題というのは経済的には豊な南とそれほどでもない北という感じです。
インフラ等に関して、アメリカが残して行ったもの、フランスが残して行ったものがあるということもあるし、北が二期作、南が三期作ということで経済力が違うのですね。
言葉もかなり違うようですし、カンボジアのガイドに聞いた話等を総合すると民族的にも同一であるとはいえないようです。
本来の中国の属国としての越南は北の方であって、南の方は、クメール王朝支配下にあった時代が長いのです。

今日は、ネット事情について書こうと思っていただけなのに、例によって脱線。

ハノイのホテルでは、ウェブにつなげました。エキサイトのブログは、日本でもホテルからだとなかなかつながらないので仕方ないなと思いました。ハノイからつながらなかったのは、GoogleとFacebook。ツイッターはつながりました。
ベトナムがそうなのかと思ったのですが、ホーチミンではどちらもつながりました。メールは問題なし。
私の持っていた携帯では、カンボジアのアンコールワットのあるシェリムアップは通話等不能でしたが、機種によってはつながりました。ベトナムは問題なし。
シェリムアップのホテルは、カードを貰えばホテルでWiFiが利用できたのですが、せっかく文明社会から離れたところに来てまでウェブにこだわるのも下らないと思いPCは引っ張り出しませんでした。
物価も安いので、シェリムアップの高級ホテルに季節のいいときは住まいをして、ウェブで投資をするなんて生き方もあるかもしれません。
プールにマッサージ全て完備。金さえあれば極楽でしょう。

土曜、日曜とカンボジアへ移動、アンコール・トム、アンコール・ワットその他の遺跡を見て、色々、カンボジアの歴史や現状について学んだのですが、これは、また別の機会。このときの体験が最大のものでしけど。

ベトナム税制事情ですか。

どんな税金があって経済状況はどうだって話もありますね。

ハノイは明らかに土地バブルです。ベトナムは自国で通過を印刷していません。ガイドは口を濁しましたが、プラスティックの紙幣で透かしが入ってましたから恐らくオーストラリアで印刷しているのではないかと思われます。
オーストラリアの紙幣と同じだからそう思っただけですが。
ハードカレンシーとして通用しているのは米ドル、円ですね。レシートは米ドル表示でこれに10%のVATがかかってくるというのもなんだか変な感じです。現地の通貨単位は、ドンというのですが。
カンボジアへ出国するとき、日差しが強いのでサングラスを免税店で買ったのですが、VATがついていたには笑った。逆に、ベトナムで買い物した際、VATがついているレシートを貰ったりもらわなかったり。
商売柄、目に付くので仕方がないのですが、どこもレジスターを打っていませんね。
三枚複写のきちんとした受取をくれたところがありましたが、外資との合弁企業なので内部牽制用に伝票を起こさせているのだと思いました。VATはついてなかったから。タイトルは、もちろんインボイスですよ。

カンボジアのシアリムアップ空港には、無料で使える高速LAN のPCが4台ありました。何人かが使っているのを見て、順番を待って使ってみました。世界中どこへでもつながるのは解りましたが、日本語は仕方がないとしても英語のフォントもなく、エンコードを選択することもできず、クメール文字以外は全て文字化けするのには笑うしかありませんでした。
英語で使えるように選択してやったのですけどね。

40分くらいのフライトでホーチミン到着。国内線の感覚ですが、国際線。ベトナム語、クメール語、フランス語、英語の機内アナウンス。乗っているのは韓国、中国、日本人の観光客、ベトナム、カンボジア人その他というところでしょうか。
とにかく韓国人の観光客が圧倒的な存在感をどこでも示していました。

ホーチミン空港で入国と出国の手続をしたのですが、書いたかもしれませんがとにかく、入管の職員がまじめに仕事していない。ブースの中で同僚と笑いながら無駄話をしている。実に嫌な気分でした。
ホーチミン空港に降り立ち、外へでて眺めた風景は渋谷駅頭と見間違う風景でありました。

ハノイに話は戻りますが、圧倒的に多いバイク(100~120CC)、バス、タクシー、それに自家用車。この自家用車なのですが、日本車ならカムリ、レクサス、日本車以外では圧倒的に多いのがメルセデス。CクラスじゃなくてSクラスの新車がゴロゴロ。数年前のニューヨークのバブルと同じですね。

無茶な運転をしているので交通事故は相当あるという話ですが、警察を呼ぶと罰金を取られ、その上相手と示談ないし修理代の負担がでるので警察を呼ばないのだという話でした。交通違反の取り締まりもやっているのですが、それも、袖の下というか賄賂を渡してもみ消してもらう。この延長線上に税務行政もあるのだと、現地の会計法人の人に聞きました。

税法よりも調査官が正しい。調査官が税法を知らなくても関係ない。当然、お土産を要求する。お土産というのはお菓子等をいうのではなく増差税額ですね。何も指摘事項がないと、一塊の領収書をつかみこの経費を全部否認するなんてことをするのだそうです。法治国家じゃないというわけです。
電気水道代が高い、道路整備が遅れているといったインフラのハードだけではなく、社会主義市場経済だろうとなんだろうと構いませんが、法治国家にまだなっていないのですね。賄賂が文化として残っている。

結婚も許可制だというのにも驚いたのですが、その許可をもらえるかどうかも賄賂しだいだというんだから、後は推してべしでしょうか。

ホーチミンで大規模建設ラッシュが起きていますが、ダナンからラオスに抜ける道が完成したのでベトナム企業はより人件費の安いラオスに生産をシフトしているのだということだそうです。だから、ダナンが、一番、熱い。強力に格差が広がっている感覚があるのですが、まだ国全体が若いのでゆっくりと少しずつよい方向へ行って欲しいなって思った次第。
食い物と飲み物(アルコール)は、安くて旨いです。

ちょうど、ベトナム共産党の全国党大会と日程がぶつかったのです。ハノイではさすがに、国旗や共産党の党旗が目立ちましたが、ホーチミンではほとんどといっていいほど見かけなかったのが不思議といえば不思議。

法人税率が25%で法人企業は悉皆的に調査を受けているなんて話は事実でしょうが、税法以前の問題であるようで、VATの税率が10%だというようなこともどうでも良さそうです。
源泉徴収制度も存在します。源泉徴収制度ですが、日本のように年末調整するスタイルではなく、かつてのイギリスのように毎月ごとに清算するスタイルなので、企業側の負担は非常に大きいと思います。現地の実務家もそういっていました。
移転価格税制を重点的に調査するようになって来ていて、少なからぬ日系企業がいじめられだしているようです。
慢性的な貿易赤字と財政赤字の国なのですが、きちんとした法制と執行体制を早く築かないと、社会主義と資本主義の悪いところだけが残ってしまいかねないという危惧を感じました。

いずれにしろ、人々の活力はたいしたもので成長余力はまだまだあるのだと思いましたが、男性の勤労意欲が文化的に低く、潜在的失業者がかなりいるのではないかと思われることが一つあります。それと、タイに続く米生産国ですけれど、農業の近代化がまだ行われていないように見えました。水田一つ一つの大きさ、作業している様子を見ての印象でしかないですが。

税務行政、執行の実態なんて外国から行って見て直ぐにわかるはずがありません。大体、日本の税務行政の実態を知らないからあんな国税通則法改正案が出るというわけですもの。

またまたByrdsを聞いています。
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by nk24mdwst | 2011-01-25 17:57 | 音楽


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