comin' back to

修理のために確認に来るというので、いったん帰宅して、また仕事場へ。

アメリカの社会保障政策についてクルーグマン。
Attacking Social Security
By PAUL KRUGMAN
Published: August 15, 2010

Social Security turned 75 last week. It should have been a joyous occasion, a time to celebrate a program that has brought dignity and decency to the lives of older Americans.
http://www.nytimes.com/2010/08/16/opinion/16krugman.html
過去1年3ヶ月にわたりアメリカの社会保障政策について有意義な議論がなされていたにも拘らず、財政赤字、緊縮支持派から政権に対して方向転換を迫る声が高まり、実際にそのような動きがあることに対して懸念を示しているクルーグマン。
というか、怒っていますね、例によって。
アメリカの高齢者が普通の暮らしができなくなると。

社会保障充実が必要だとする人たちと自助努力派に二分されているわけですが、どちらも緊縮財政最優先になってきているということです。
アメリカの退職年齢は、現行法において、既に65歳から66歳に引き上げられており、これは、さらに、67歳に引き上げられることになっています。高齢者就業を促進する(社会保障財政を切り詰める)観点から、これを70歳にしようという議論が出てきているわけです。
日本と同じような話をしていますね。
70歳でも元気なら仕事ができるだろう論というのに対して、強力な反論を行っています。
要するに、収入の良い快適なオフィスでのデスク・ワークなら70歳でも勤まる。しかし、肉体労働は、過酷であって70歳じゃ、無理だと。さらに、アメリカでは所得階層分化がさらに進んでいて、高収入の人は高い医療を受けられ健康であるのに対し、低所得層は肉体労働を強いられ、満足な医療保険も無いせいで健康を害していると。
19世紀末のイギリスにおけるディケンズ的な世界が現出しているのですね。
ブログ等を見ていても、失業給付を受け続けている人たちの絶望感は深いですね。貧困のせいで高等教育を受けられなかった人ばかりではなく、高等教育を受け、高所得を得ていた人たちも切り捨てられて沈んでいくばかりのようです。

明日の日本というよりは、今日の日本とどこが違うのでしょうか。
大体、まともに政策論議をこの一年以上やっていないのだからどうしようもないです。
党派性以前のレベルですね、日本の状況は。

暑さボケで、昨日の晩、何を聞いたか、今朝、何を聞いていたか、と書いたところで思い出した。
David Allen Coeを聞いてました。色々物議を醸すことの多い、アウトロー・カントリーの大物。なぜ、手元にあるかというと、Warren Haynesが音楽で最初に飯を食うようになったのがナッシュヴィルでの曲作り、ついで、デヴィッド・アレン・コーのバンドへの参加ということだから。
歌の上手い人だなって思います。
Neil Young のSouthern Man をやってます。

古い音楽、古いスタイルがいいと思うのは、私が年老いたせいなのか、いつまでも若い気持ちでいるからなのか、よくわかりません。
後段は、ちょっと説明が必要ですね。
私も、今の若いものはなんていう年になったわけです。エジプトのピラミッドを作っていた頃からこんな小言はあったわけですが。
例えば、「昔は、近所に恐いおじさんやおばさんがいて、色々叱ってくれたり、教えてくれた」と言いますし、私もそんな経験を持っています。それを語る私は、恐いおじさん気分なのか、おじさんに叱られている子供の気分なのか、これの判別がつかない、つけられないのではないかなどと夕べ、はぐれ・カントリー歌手の歌を聞きながら思っていました。
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by nk24mdwst | 2010-08-16 11:54 | 租税法(アメリカ)


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