Quicksilver Messenger Service というバンドが昔ありました。
ならず者ぞろいのバンドで、Dino Valenti(Chet Powers)とかDavid Freiberg といった、塀の向こう側にいったことのある奴のいるバンドでありました。 ディノ・ヴァレンティは、'Get Together'の作者、’Hey, Joe'の作者だとされていたこともありますが、後者の方は、Billy Roberts作だとされているようです。1962年ごろに書いたと。 ディノの方は、David Crosby やPaul Kantnerとつるんで、フロリダのFred Neil の周辺をうろついていたお兄ちゃんだったこともあるようです。クスリもその辺りで覚えたのかな。 QMSでは、ディノが収監中のHappy Trail 辺りのレコーディングの方が好みですね。押し付けがましいヴォーカルが無いので。Gary Duncanのほうが、評価されるべきギタリスト、シンガーかと。 John Cipolinaのギターは、彼が酔っ払っていないときやラリッっていなければ、まだ聞けますけど。 「ヘイ・ジョー」は、有名なのは当然、ジミヘンのヴァージョン、Byrdsもやっている。モンタレー・ポップ・フェスでのやたらとテンションが上がったクロスビーが歌うヴァージョンはいただけません。 この曲なんですが、1950年代の終わりごろに既に、イギリスにいたBert Janschのレパートリーにあったということです。Ramblin' Jack Elliottから教わったのだそうです。 歌の内容からも解りますが、作者不詳というのが正しいのでしょう。 クルーグマンが図を示しているのですが、これと同じグラフ、日本の1990年代の経済状況を説明するときにも用いられていましたっけ。 July 31, 2010, 11:34 am現状をきちんと見ろ、FRBのおばかさん。自己満足してる場合じゃないぞって。例によって例のごとく、ですけどね。 エズラ・クラインが取り上げているこの人物は、20世紀後半(カーター以後かな)のアメリカの陰の実力者だとされているわけです。 Pete Peterson speaksまあ、大したこと言ってませんが。 タイムズの社説は、財政赤字削減を叫ぶ共和党議員を正面から批判しています。 What They’re Not Telling You共和党の論理は、金融危機以後の税金投入による金融機関その他大手企業の救済、医療保険改革、失業率上昇に伴う失業給付の拡大と景気後退に伴う税収減のせいで、大きな財政赤字ができている。この状況は、持続不能である。だから、緊縮財政に転ずべし、景気刺激策は不要ということですね。 財政赤字ができた原因自体についての指摘は、あっていますが、大きなことを見逃しているわけです。つまり、巨額の財政赤字がそもそも生まれたの派、共和党のブッシュ政権下における、無節操な減税策、戦争による政府支出拡大、規制緩和の行き過ぎによる大規模金融危機といった、共和党自身の責任に帰すべきことを無視していると。 日本の財政赤字についても、DPJは、LPDが作ったのだって言えばいいのに、いわないんだから、馬鹿です。 というか、役人が作って、知ってて危機だと騒ぐからなおさら訳が悪い このコラムも同様に共和党の責任を追及していますね。 Four Deformations of the Apocalypse連邦政府が、仮に連邦破産法11条に規定する破産申請を行わなければならないのだとしたら、その原因を作ったのは、ブッシュ減税だと。 しかし、減税に戦争という一台公共投資をしながら、結果的に大きな不況を作るにいたったってことは、市場の見えざる手は、ちゃんと働いているのかいないのか。 一応、アメリカの統計数字は信用できるとしても、日本、まして中国やインドの統計数値なんてあてになりませんけどね。今朝の日経で、レスター・サローが発言してました。但し、日本を入れたのは、私です。
by nk24mdwst
| 2010-08-01 13:29
| 租税法(アメリカ)
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