what's that sound

せみ時雨かと思ったら、賃借しているこの仕事場のエアコンの音であるようです。いや、相変わらず、暑い。
せみの鳴き声が聞こえるのも事実では、ありますけど。

きょうは、午後から、仕事場にいて、Steve Vai を聞いてます。
例のオリジナル・アルバム・クラシックス5枚組み。アマゾンUK で10ポンド+送料。
ポンドが240円していたのが、半分ですからね。
日本のアマゾンは、もっとUK盤を安くするべきじゃないかと思うのですが。アマゾンはアメリカに注文しようがUKに注文しようが同じところから贈ってくるような感じがするのですけど、送料はUKが安い。

Frank Zappa のバンドのベスト・スタント・ギタリストは誰かなんて投票やっているサイトがありますけど、誰もDenny Walley なんて名前を挙げません。というかそもそも選択肢に入っていない。
まあ、普通はヴァイが一番ということになりますね。
確かに文句なしに上手いし、学校も出てるし。ティーンネージャーのときに既にFZのギター・ソロを写譜したなんて話でもって彼の、早熟の天才振りを持ち上げるべきなんでしょうか。
写譜をアルバイトにして食ってた時期のあるザッパとは、大違い。
ザッパの自筆の譜面は、写譜で食ってたというだけあって、実に美しいものであります。音楽を美しいと思うかは、その人の判断ですけど。

スティーヴ・ヴァイはラウンジ・ミュージックに聞こえるというと、ヴァイのファン、ラウンジのファン、どちらからもつぶてが飛んできそうですが、どっちもこんなブログ見てないからいいでしょう。予定調和的で、仕事のバックに流すのにちょうどいいです。
あんな風に弾けたら凄いなとは、思いますが、あんな風に弾けるようになりたいとは思わない。もちろん、どれだけ練習しても弾けっこないですが。
悪魔に魂は売りたくないけど、Leo Kottke のように一晩だけでもいいから弾けたらいいなとは思うのです。

Mike Mantler 他、'70年前後のイギリス・ジャズ・(ロック)を聞いた後で、ヴァイを聞くと、バブル・ガムに聞こえます。バブル・ガムだということは、素晴らしいことなんですが。

Art Bears なんかを聞いた後なら、何でもバブル・ガムです。アート・ベアーズがいいバンドだと褒めたいわけじゃないですけど。いや、このバンドのアルバムのほとんどは、聞きとおすこと自体が苦行に思えます。

それから、どう位置づけていいのかさっぱりわからんのが、Edger Broughton Bandかなあ。

私は、ドラムは撫でたことしかありませんが、聞いている限りでは、ハードヒットする人とそうでない人がいるように思えます。それから、シンドラは嫌いだし、チューニングの低いドラムの音も、余り好きではありません。
ライド・ベルがカーンとなるのが好きです。手数が多い方がいいのか少ない方がいいのかは、解りませんが、ジャブを連発するだけが能じゃないのだろうとは思います。正確なタイムとグルーブを出す人って、やっぱり限られるのかな。

いや、ドラムは素人だから、ギタリストの手数、テクニック、どんな弦を使うか、ピッキング・スタイルはどうかというようなことをちらと書こうかなと思ったのですが、例によって横道にそれてそれっきり戻ってこられない。
技術についてなんですけど、私は、11歳のときにガット・ギターを買ってもらってギターを始めました。譜面は、既に読めました。クラシック・グターの教則本を最初に手に入れたので、当然、右手は親指以外の四本指を動員するスタイルが最初に身につきました。
一年ほどして、ロック・ギターのジャイアントと呼ばれる人たちの演奏を見たとき、ジミヘンがとんでもない弾き方をしているのに驚いた以外は、なんだ、小指使わないんだと。
私の場合、色々、やっているうちにボトル・ネックに嵌ったわけです。小指にスライダーをはめるスタイルでやっていたので自然に小指に力がついて、小指でベンドできました。
だから、何が不思議といって、右手の指に欠損のあったジャンゴ・ラインハルトの演奏が信じられなかったのですねえ。今は、才能のある人が練習すれば、指の数なんか、あるいは抑え方なんか関係ないんだってわかります。
音楽のセンスというか歌心があるかどうかが全て。リズムとタイムが正確か。

'60年代後半の色んなバンドのライブを今聞くと、チューニングの狂いが気になってしょうがないですね。ABBのフィルモア・ライブが史上最高のロック・ライブ・アルバムだなんていうやつは、ベッツのギターのチューニングの狂いを無視できるんでしょう。いや、聴く耳がないんでしょう。
Duane Allman のライブでもチューニングの狂いが少なからずあるのですが、ボトル・ネック奏法の場合は、チューニングの狂いがあっても何とかなります。というよりも、そもそも、精度の低いギターを使って自分のやりたい音楽するための必然としてのボトル・ネック奏法という考え方の方が妥当性があるように思えます。
ヴァイオリンにフレットがないのはなぜかって話ですけど。
デュアンは、チューニングの狂ったギターをフィンガー・スタイルで弾くときは、ベンドを強力に効かせて音を合わせていることが少なからずあります。

今は、細い弦が主流なんでしょうね。タッピングなんて、ヘビー・ゲージでできっこないですもの。軟なヤマハのギターにヘビー・ゲージ張って、壊した経験があるのです。

Rory Gallagher のライブなんか見ていると、ナショナル・スティールを持ってスライドやったり、フィンガリングしたりしてます。曲の間にチューニング、変えていたりするので、真面目だなって感心します。ローディーが、違うチューニングのギターを差し出すなんてことないですから。

'60年代後半に、コンパウンドの細い弦を使っていたことが確かなのは、Bert Jansch とJohn Renbourne でしょうね。彼らは、細い弦の特性を生かしてベンドするだけじゃなく、非常に強くピッキングするというスタイルでした。
アクースティック・ギターを使うことが彼らの場合はほとんどだったわけですけど、エレキで細い弦を使っている連中もいたようではあります。
いや、本当は、エレキ・ギターでヴォリューム抑え目ハード・ピッキング・スタイルとヴォリューム全開ソフト・ピッキング(ベースでも同様かな)の話でもしようと思っていたのに、本題にたどり着けず。

ちらとウィキペディアを見たら、変則チューニングの中の一つで、D-A-D-G-A-Dというチュー任・スタイルがあるのですが、これについて代表的な曲は、ゼップの云々とあったので脱力してしまいました。
ジミー・ペイジは、このチューニングを誰に習ったかというか、イギリスでこのチューニングを最初にやったのは誰かって話ですけどね。

こんな取り留めのない話(いつも取り留めのない話ですが)をするきっかけは、ヴァイのギターを聞いているから。
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by nk24mdwst | 2010-07-26 18:21 | 音楽


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