early bird

日曜なので、早起き。
今日は、曇っていて、山が見えない。一雨、来ればいいのに。

The Buckinghams を聞きながら、Box Tops との違いを考えてます。
歌手としては、Alex Chilton 個人の方がはるかに上だと思うのですが、リードとハーモニーの重ね方でポップな曲を作る力はさすがにハリウッドです。
アレンジ、バックの演奏のレベルは、余りに違いすぎて比較する気にもならない。いや、比較してはいけないのでしょうね。
ドラム、ベース、ギターがとにかく上手い。
アコギは、トミー・テデスコさん、プラスアルファなんでしょうね。
メンフィスでもリズム・セクションは平均以上のものだと充分承知していますが、手練れが何人もいるという状況じゃないのでしょう。

ポップだけど、Beatles、それもRubber Soul 以後のサウンドを意識しているというか研究し尽くしているということなんでしょうね。
ホーンとストリングスがまた、大したもんです。
Blood Sweat & Tears のファースト、つまり、Al Kooper がいたときのデヴュー・アルバムにちゃんとつながります。 Child Is Father to the Manです。このアルバムのコンセプトの延長線上にあるのは、Steely Dan のCan't Buy a Thrill なのだと勝手に決め付けています。

ブリティッシュ・インヴェイジョンに対してハリウッドもいくつか答えを出したわけだと考えています。
フォーク・ロックというスタイルをでっち上げたことがそうなんでしょう。そのあと、これがカントリー・ロックとかスワンプ・ロック(ハリウッドにスワンプ無いのだ)という一連のプロジェクトにつながったのだと。

ブリティッシュ・インヴァイジョン、特に、ストーンズ、ヤードバーズ、クリーム(Jim Hendrix は、ブリティッシュ・インヴェイジョン?!)もかなの影響は、悪魔の音楽を聞くなといわれていた南部の青少年に多大な影響を与えたのも事実ですね。
ビートルズがいなければ、アレックス・チルトンも登場しなかっただろうし、ストーンズがいなけりゃ、ABBもなかったでしょうね。
少なくともあの時期にああいう形では、登場しなかったはず。
1970年、ジョージ・ウォーレスとかレスター・マドックスのような人種隔離主義者がアラバマやジョージアの州知事をしていた時代ですから。

ハリウッド製のブリティッシュ・インヴェイジョン対策作品群、サン・フランシスコで演奏していたときはともかく、スタジオ録音のサイケデリックもこの範疇でしょうけど、これが逆にイギリスのバンドに影響を与えていたりするのも確かですね。
フェアポート・コンヴェンションのデヴュー辺りを指摘しておくのが無難なところ。

フェアポートが同世代のイギリスのバンドと大きく違ったのは、他の連中の多くがいかにしてR&Bとかブルーズのコピーをしようかと四苦八苦していたのを横目に見て、白くてどこが悪いと開き直ったところだと思います。18歳のリチャード・トンプソンはスライド・ギターでブルースも軽がるやって見せますが、そんなものに深くこだわっていない。

本当は典型的ブリティッシュ・インヴェイジョン・バンド、Bで始まるやつとRで始まるやつを聞きなおさないといけない思うんですが、納屋の一番、奥にぶち込まれてしまっているので。意図的じゃありません。引越しのせい。
その気があれば出してくればいいのにって言われそうだけど。

ジェントル・ジャイアントのストリングス、ホーン、不協和音聞きながら、さっき、バッキンガムズのバックでなってたのとどこが違うって感じます。
同じレベルで演奏しているから、ジェントル・ジャイアントの連中が凄いとは思います。

ロックはライブとスタジオ録音とでは、根本的に違うのだと思います。西洋古典音楽もそうだと考えてます。
スタジオとライブの違いを意識してライブをやめたのが、ビートルズ。
正気とは思えないツアー・スケジュールこなしながら、スタジオではライブとは全く違うテクスチャーを持った完成品を作ろうとして命を縮めたのがジミ・ヘンドリックス。残ったのがあの膨大な未整理の録音テープ群。
ライブに命を掛けて、録音はドキュメンタリーだと割り切ったのがグレイトフル・デッドかな。
デッドのやり方でも行けるとわかって、サザン・ジャム・バンドが輩出。ABBもこの範疇でしょうね。

ライブ音源を素材として加工することにしたのがFZですな。

ジェントル・ジャイアントのDVDは絶対、見てびっくりです。ザッパのライブ映像も凄いけど。ザッパの場合、自分がソロのとき以外、ザッパは指揮してて演奏サボってるけどね。

他人のアイディアを盗むしか能がないのは・・・止めとこう。
アイディアを盗むのも才能でしょう。模倣は創造の母。

悲しいのは、1969年ごろのピーター・グリーンとフリーとウッド・マックは恐竜と同様、化石の音楽をやろうとしていたことかな。彼がシーンから消えた理由も単にクスリのせいだけじゃないのでしょう。

誰にあったことがあるって人の吹聴するのって何か意味があるんだろうか。
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by nk24mdwst | 2010-07-25 06:37 | 音楽


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