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the tour must go on

昨晩は、布団に入った後、Van MorrisonのAstral Weeks を聞いていたら、突然、稲光とともに雷鳴がとどろき、しばらくして強い雨が降り出しました。10時過ぎから小一時間、続いたのかな。
光ると同時にドカンと雷鳴が鳴るやつが二つ、三つあり、これはどこかに落雷したなと思いました。
今日の朝刊を見ると北隣の町内で80件余り、落雷による停電があったようです。

私の住む町内は、大きな工場があるのでその避雷針に雷は引き寄せられたかと思いますし、少し南へ下がると大きな商業施設があるのでその避雷針へも落ちたのかと思います。北の方の町内にはそのような施設がなく、理由として考えられるのは、工事中の金属製の橋桁への落雷です。
新幹線工事で高架の橋桁だけ工事中で、まだ鉄骨、鉄筋だけなのですね。恐らく避雷針などないはずなので。
いや、凄かった。まあ、よく解りませんが、私は、雷は恐くないのです。飼っている犬が恐がるなと思っただけで。

ヴァン・モリソンは40数年聞き続けているアルバムを聞いていたのですが、昨日は、聞いていて、初めて癇に障りました。この若造が何を偉そうなことを歌っているのだって思ったのです。いや、ヴァンが悪いんじゃなくて、中学校以来の友人との気まずいやりとりを思い出しただけですけど。
Where were you when I needed you? と言われても・・・
この一節は、Jesse Ed Davis の歌、同じことをその友人(男ですよ、当然)にいわれたのですけどね。
ずっと親友だと思っていたのに、そうでなくなっていたようです。彼が悪いというよりは、私が悪い。私は変わらないけど、彼は変わった。
変わった彼は悪くないのです。私は、昔から悪いやつですから。彼が新しい自分を見つけたのですね。そんなことをヴァンの歌が思い出させてくれて腹が立った。
こう書いてみると、ヴァンの歌に悪いところがあるわけじゃないか。

昨日は、午前中、GP、午後はヴァンを聞いていたので続きで夜もヴァンを聞いていた。
GPが上手く歌えなかったDelaney & Bonnieを聞こうかと次に思って、雷は鳴ってましたが、On Tour With Eric Clapton を聞き始めました。

このアルバムは、出たとき、直ぐに買いませんでした。あの路上にフォードのあるジャケットは、秀逸だと思いましたが、タイトルに難があって手を出さなかったのです。

Cream 解散後、実は、クラプトンにはどこからも声がかからずに、声が色々かかったのはJack Bruce の方です。それから、直ぐにソロ・アルバムを出したのもジャックの方。
私も、Wheels Of Fire のCrossroad は、かなり繰り返し聞いた少年でしたが、Songs For A Taylor は、出たとき直ぐに買いました。
クラプトンのBluesbreakers 時代のアルバム、Five Live Yardbirds などもジャケットは13歳のとき(1968年)には見ているのですが、手を出しませんでした。ジミヘンを買いましたけどね。

くどいですね。タイトルにEric Clapton とあったので手を出さなかったのですよ。彼のソロ・デヴューも買ったのは、恥ずかしながら、と言うかなんというか、お金に少し余裕が出来たというと変ですが、一緒にやっている連中の正体がわかってからなのですね。
Derek & Dominos のLayla はもちろん出たとき、買いましたが、All Things Must Passは買いませんでした。

どうでもいいことグダグダと書いてますね。

昨日、D&B On Tour を聞いて、確かに悪くない演奏だと思いました。D&Bだけを取り出すと、売れなかったStaxからのデヴュー作が一番、自然でいいと思いますけど、On Tour は、あのバック・メンバーだから悪くありません。

私ならタイトル変えますね。On Tour Featuring Jim Gordon って。
いや、ジム・ゴードンのドラムとカール・レイドルのベースが素晴らしい。ホーン・セクションもいいし、一曲だけハーモニー・ヴォーカルが聞こえるボビー・ウィットロックもいいです。
真ん中で歌っている夫婦デュオは、余り関係ない。
ギターを弾いているのは、クラプトン以外に、ディレイニー・ブラムレット、リオン・ラッセル、デイヴ・メイスンそれにジョージ・ハリソンですね。
誰だかわかりませんが、あのスライド・ギターはいただけない。
ギタリストが4人もいて、誰も印象に残るプレイをしないというのも凄いです。あの手のスタイルなら、もっときちんとリズム・ギターのプレイの仕方があろうかと思うのですが。

特定の個人をを何人か非難しているように思われると困りますが、ジム・ゴードンのドラムは、やっぱり凄い。マイケル・クラークと比較なんてしませんよ、前相撲と横綱の比較以上だから。
この時期、相撲の比喩はまずいかな。考えるの面倒くさいから。

まあ、夕べはその後、ジム・ゴードンのプレイするやつを探して聞きながら寝ちまいました。

スタックスでの録音は、ハリウッド・オールスターズとの録音よりもいい演奏だと思います。自然で好感が持てるのです。
まあ、Duane Allman がいくつかのアルバムで突然乱入しているのがあるのですが、それはそれ。よく解りませんが、Allmans が西海岸にいるときに、飛び入りで録音したと言うものが多いようです。今も聞こえていますが。

個人的に私が、誰を余り好まないかって言わずもがなですね。

エリック・クラプトンより、トニー・ジョー・ホワイトの方がはるかに良いギタリストだと思っているわけです。速いパッセージを弾けるから言い訳じゃないのですよ。
それから、ちゃんと気の効いた歌伴ができない人は、好きじゃないです。

歌手としてのクラプトンと言われても、そんなもの私、求めてませんから。
by nk24mdwst | 2010-07-17 17:13 | 音楽


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