Cruising in the desert

FZ の新譜、中身も余り告知しないで買えといういつものやり方ですが、買う事にしました。

John French のBeefheart の本が詳細に、1950年代半ばから過ごしたカリフォルニアの砂漠の町での生活をMagic Band のメンバーやMothers のメンバー、その他周辺にいた人たちに聞き書きをしているので、それに触発されてということです。

ザッパ、マザーズのファンは、このジョン・フレンチ本を読む必要がありますね。
というよりは、買ってあげてくださいというところでしょうか。
正当な音楽的評価を受けることができなくて苦労している彼のためにも。

ジョン・フレンチのBeefheat という本ですが、膨大なインタヴューを下に構成されています。録音されたものを文字に起こすのは、大変な苦労です。外注したりしたらとてつもない金を取られたりします。
高い金を払ったものが言いかというと、事情を知らなかったり専門用語に詳しくなかったりするので、全面的に手を入れる必要が出てくるのですが。
今じゃ、音声入力を機械的にテキストにすることができるかと思いますが、あの口語スタイルでインタヴューの雰囲気まで出したものにするには、膨大なエネルギーと時間が要ります。
さらに、全体を時系列かつテーマに沿って並べ替え、さらにコメントを入れるというのは大変な仕事ですね。
Magic Band でのフレンチが果たした役割というか仕事と同じで、自分を背景に置きながら、大きなテーマ、つまりビーフハートを描くというスタイルですね。
ビーフハートが大きなテーマとして提示されているけれど、フレンチという人の本質がよくわかるところです。

普通の評伝だったら、書き手の文章の中にインタヴューが適当に挿入され、いつのインタヴューだと注記するのですが、逆にインタヴュー自体は、読み手に配慮して並べ替え、構成をよく考えてありますが、都合のいい部分だけを取り出すようなことをしていないのですね。
立派な創作作品になっていると思います。

フレンチがReal Zappa Book を引用しているのですが、全てきちんと注記しているのは、ZFTのせいもあるかもしれませんが、日本で税金関係の本を書いている人も見習うところが多いのではないでしょうか。

ハイ、こういう具合に飛躍するから誰もついてこられないのです。
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by nk24mdwst | 2010-04-10 17:09 | 音楽


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