i'm so vain

きょうは、曇り。
仕事です。気の重い仕事。

きのうは、Coleman Hinton Project 、つまり、Jim Coleman と Eddie Hinton の Lost And Found を聞きながら寝ました。
これは、11曲しかないので、次にMighty Field Of Vision というエディ・ヒントンのアンソロジーを聞きながら寝たというわけです。

Lost And Found は、CDは馬鹿高い値段がついていたりしますが、故ジム・コールマンのサイトから落とせます。
http://www.jjcoleman.com/index.html
ギターの名手、ジム・コールマンがチェット・アトキンスにささげたアルバムも落とせます。

「ロスト・アンド・ファウンド」の方は、カントリーっぽいコールマンと、R&B風味をそぎ落としたけど落としきれないヒントンの歌とが、絶妙のバランス・・・じゃなくて、勝手に同居しているアルバムです。
若いヒントンが、力まずに、歌っているのが印象的なんですけど。

あと、John Hammond の Can't Beat the Kid を聞きました。これは、プロデュースがエディ・ヒントンで、マスル・ショールズでの録音ですね。
ジョン・ハモンドは、レコード・プロデューサーのジョン・ハモンド・ジュニアの息子ですね。
デュアン・オールマンや、ホークスをバックに録音したりした後のアルバムです。
ギタリスト、ハーピスト、ブルース・シンガーですが、音楽研究家というべきでしょうね。
このアルバムでは、ナショナル・スティールでボトル・ネックをやっています。

エディ・ヒントンらしい渋いギターが聞けます。やっている曲は、ブルース・スタンダードがほとんど。

オープン・コードを使ったボトル・ネックをデュアン・オールマンに教えたのは恐らく、ジョン・ハモンドなのだと思われます。
ロバート・ジョンソンについて詳しく知ったのもジョン・ハモンド経由だと考えるのが自然です。

アワーグラスで売れない頃、カリフォルニアでタジ・マハールのバンドで、ライ・クーダーやジェシ・エド・デイヴィスがスライド・ギターをやるのを見て、デュアンは、ボトル・ネックを始めるわけです。ライブをやらせてもらえなかったので、暇だったのです。
ダンヒルの売り出し方針と、バンドの実際の演奏の落差が激しかったから、ライブをさせてもらえなかったのですね。
サイケデリック・フォーク・ポップ・ロック路線で売るバンドがブルーズ・メドレーやるのは困るというわけです。

タジ・マハールは、アフリカ系アメリカン人ですが、南部のデルタ出身じゃなくて、大学で音楽を学んだ人物です。ロバート・ジョンソンを研究した口ですね。

恐らく、一番熱心にロバート・ジョンソンを研究したのは、John Fahy だと思います。

マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、その前の世代でいうと、サン・ハウスは、ロバート・ジョンソンを実際に見て、聞いているし、話したこともあるはずですが、直接的な影響をロバート・ジョンソンから受けているというのは正しくないように思われます。
要するに、ロバート・ジョンソンと共通のものを社会の伝統として受け継いだということはいえるとしてもです。

ロバート・ジュニア・ロックウッドは、どうなんだ。
ロバート・ジョンソンはエレキ・ギターを弾いたことがあるのかどうか。

ロバート・ジョンソンがあそこで殺されずに、アラン・ロマックスにつれられてニューヨークに行っていたら、歴史は変わっていたか。

おそらく、大きな違いはなかったでしょう。

ブランチ・リッキーがジャッキー・ロビンソンをブルックリン・ドジャーズであのとき雇わなかったら、今日のメジャー・リーグは恐らく違うものだったろうと思われるんですが。
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by nk24mdwst | 2010-02-28 15:10 | 音楽


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