人気ブログランキング | 話題のタグを見る

here's 4 numero uno

The Band は、Jericho 以外のアルバムの曲は、全部そらんじていることを確認しましたが、昔のように心を打たれるということはないのですね。
ヘッドホンじゃなくてスピーカーで適当に鳴らしているだけなので、まだ我慢できるのでしょう。ヘッドホンだと気になることが増えます。

Levon Helm のドラムがやっぱり、駄目です。40年前はそんな風に思わなかったのですが、気になりだすとどうしようもない。リーヴォンの歌も、Richard Manuel とRick Danko の歌もいいのですが。
ガレージ・バンドなんて言い方はありますが、スーパー・スターになったバー・バンドでしょうか。

見てきたような嘘を書くRobertson の歌詞も気に入らない。

ただ、リーヴォンも徴兵逃れのためにカナダ国籍をとっているこのカナダ人バンドは、確かにニューオーリンズからモントリオールというかケベックまでが一衣帯水だということを感じさせてくれます。フレンチ・カナディアン戦争のことを歌った歌などは、ケベック・シティの城壁を思い出させてくれるのですけど。

そうです。アメリカって、戦争ばっかりやっているんです。アメリカ南部に対する幻想を歌った最初の2つのアルバムより、Nothern Lights の方がいい歌があるように感じるようになったようです。

ライブとスタジオが変わらないって、変な評が昔、ありましたが、ワトキンス・グレンで、デッド、ABBとコンサートをやったときのライブでのジャムが、案外、まだ面白かったりしまして。
ABBは、チューニングに3時間、バンドの演奏は雨で中断、デッドは、楽器に電気が流れていて演奏できないってコンサートだったわけですが。

Jackson Brown などというものをちらと聞きましたが、確かにこういう音がよかったときってあったのでしょうね、アメリカにおいて。アサイラムとはよくいったものです。

ヘッドホンで聞くと細部が気になるのですね。別に高いものを使っているわけじゃなく、圧縮率も低いのですが。Steely Dan もボーズの安物スピーカーで聞いている分には、ジム・ゴードンのドラムが気持ちよいでおわるのです。これが、ヘッドホンになると、フェイガンの声が耳障り、編曲、音を重ねるのに細心の注意を払っているのは解らないでもないけど、私の趣味とは違う。詞がわざとらしい。サックスの音が嫌い。
ドラムに集中できないのです。

ザッパとビーフハートは、気にならないのかって?前後左右を検討するために聞いてるときは別にしたら、ヒーリング・ミュージックとして聞くのであります。
ザッパのJazz From Hellとか、ビーフハートのMirror Man がヒーリング・ミュージックに聞こえるときの私の神経状態ってろくなもんじゃない。幸か不幸か、最近、それを要求していないようであります。

ヒーリング・ミュージックが必要なのはアメリカの政見かい?!
Too Big to Reform

By ROSS DOUTHAT
Published: January 24, 2010

Not with this much melodrama, maybe. It didn’t take a rakish Senate candidate in a pick-up truck to stop George W. Bush’s push for Social Security reform in 2005. MSNBC wasn’t around in 1994, so we didn’t get to watch Keith Olbermann’s head explode on live TV during the defeat of Bill Clinton’s health care plan.
http://www.nytimes.com/2010/01/25/opinion/25douthat.html
医療保険制度その他の社会保障改革を行おうとした大統領はいまの大統領が最初じゃないし、最後じゃないと。
いまの大統領は、自分が最後になるなんていったのが間違いだそうです。

アメリカの医療保険制度改革自体は、アメリカ固有の事情があるのでそのまま日本とどうこう言う話ではなく、一義的に私の興味を引いているのはアメリカにおける制度改革の過程、立法過程を時系列に追うという勉強をしているという意味においてなのです。
ただ、結局、社会保障政策、社会保障税制論と税制の問題ということが一つ、もう一つはアメリカにおいては、医師会というよりは、保険会社と医薬品メーカーその他関係業者の既得権益をどう破るかということなのだと思われます。
これがうまく世論操作されていて、自己責任論、自分の面倒は自分で見ろ論にすりかえられているのですね。
このすり替えの意味において、日本の社会保障財政、と財源としての年金保険制度、税制改革(具体的には消費税改革という名の増税)、番号制度(透明化という幻想、いや欺瞞)と官僚システムの既得権益、これらのシステム受注というベンダー、あるいは、年金運用ということに関する民間の参入(この路線は放棄されたように見えてはいますが)をどう国民の目から隠すかということに焦点があるように思えます。

今の政権を見限っているように思えるのですが、筋違いの反論、ないし、誰にもできないことをできなかったと攻めるのはおかしいというクルーグマン。なんか苦しそう。
January 25, 2010, 12:39 pm
Of Fate and Fumbles

It has not been a good year for Obama, or for the progressive agenda. But why? Ignore all the pontificating about how Obama needed to focus differently, seek bipartisanship with people who have no interest in making a deal, etc.. The primary factor in Obama’s troubles is, simply, the continuing weakness of the job market.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/01/25/of-fate-and-fumbles/
ジェッツの試合を見てたんでしょう。

失業率に関しては、日本のように数字を操作しているのは問題外です。それから、日本においては、従来から雇用者側には大学教育等に全く信頼を置いていなくて、企業内における教育を重視していたわけです。それが、新卒で就職がないということになると最初から、社会において技能を身につける機会を失った世代が誕生しているということで、将来的に非常に大きな問題ですね。
この国は、敗者復活戦を認めない国ですから。
オーディションさえ受けることができなかったら永遠にスタートラインに立てません。

イギリスの三大ギタリスト。何でもできる人3人という意味で、ジョン・レンボーン、クリス・スペディングにミック・エイブラハムズ。特に深い意味はないですが。手が大きいのは、J.R. リチャードとジミ・ヘンドリクスにジョニー・ベンチ。
by nk24mdwst | 2010-01-26 15:41 | 租税法(アメリカ)


<< greenerthegrass here's 4 u >>