piano fighter

きょうは、くもり、一応、仕事です。
電話がかからないので、邪魔されないわけで。

仕事場へ少しCDを持ってきました。
出しやすいところにあったものを一掴み。
要するに、以前、一番、奥にあったものが一番上にあるという感じなので、持ってきて、よく見たら、Zep とWarren Zevon でありました。
長らく聞いていないので、それなりに新鮮。

Hinkleys Heroes などというアルバムが出てきて、聞いてます。Tim Hinkley のキーボード以外は、いろんな人が入れ替わり立ち代り現れております。
歌は、Mike Patto, Bobby Tench, Joe Cocker、ベースがBoz BarrellとかAlan Spenner, ドラムがIan Wallace とかいった人たちで、まあ、60年代のある時期、イギリスのクラブ・サーキットで一緒だった皆さんの同窓会というところでしょうか。

今朝の日経で、市場重視派の伊藤元重東大教授が、政府が医療、介護等その他これからの成長分野の成長を促すような政策を取れって書いてました。小さな政府主義の人のいうことだとしたら矛盾してませんか?

そもそも、レーガン政権や、それ以後のジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権は、小さな政府路線だったんでしょうか?
FDR以後のアメリカで小さな政府なんてことがあったのか?

レーガン以後の共和党政権は、確かに、規制撤廃を行い(deregulation を規制緩和というのは意図的な誤訳だと思います)、公共サービスの民営化を行いました。
減税を特に富裕層に対して行ったのは確かですし、福祉を切り捨てる方向性を打ち出したのも事実でしょう。
ただ、実際に政府の財政支出って減っていたんでしょうか?

レーガン政権時代は、スター・ウォーズとか何とか言って軍備増強に巨額の投資をしたわけでしょう。そのあと、公共サービスの民営化や、公共財に関する規制の撤廃を行いました。
後者の公共財に対する規制撤廃のおかげで、電力産業に対する規制が弱まり、エンロンが勃興し、破綻したわけですよね。
このエンロンとブッシュ政権との深いつながりは、誰も知っているわけです。

さらに、公共サービスの民営化といいましたが、例えばテキサス州で刑務所を民営化したなどということもありますが、もっとも大きいのは戦争の民営化、情報機関の民営化なんじゃないですか?その受け皿というのは、やっぱりハリバートンとかで、利益を享受する人たちは同じですよね。

二度も戦争をやっていて財政赤字を膨らましてきた政府のどこが小さな政府なんです?!

税制の話になりますが、例えば、北欧諸国では、給与所得等の労働所得に比べて配当所得等の資本制所得を損益通算して、低率で分離課税するシステムが導入されています。
いわく、こうしないと国内資本が税率の低いタックス・ヘイブンへ逃げ出す。
このシステムで恩恵を受けるのは、普通に働いている一般市民ではないですよね。だって、北欧システムだと、失業等によって収入がなくなった場合や、一定の年齢に達した場合には年金その他の給付を受けられ、医療費もただですから(教育もそうですが)、普通に働くレベルの人は貯金なんかする必要ないわけです。株式投資だってしないはずです。

しかし、配当所得や利子所得を総合所得として合算して累進課税すると資本が国外逃避するということは、一部に、巨額の資本を握っている人たちがいるということですね。
欧州諸国の福祉国家体制というのは階級制度が存在するということをみなが認識しているという前提で考えないで、日本単純に比較するのは、決定的に間違っていると思います。

付加価値税は、輸出補助金だし、付加価値税によって福祉財源を賄うというのは、一定レベル以下の消費性向の高い所得水準の人たち同士で租税を使って互助システムを構築しているということでしかないと思います。ただ、スウェーデン等では、そのこと自体に関して国民的合意が存在するのは間違いないですが。

Zepp を、10年ぶりくらいに聞いたのだと思いますが、昔思っていたよりもはるかに、手の込んだ音楽なのだと今頃気がつきました。しかし、Jimmy Page は、Bert Jansch をよく研究している。
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by nk24mdwst | 2010-01-11 15:20 | 音楽


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