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come and blow, the wind, it's cold

Gov't Mule のSpanish Moon を聞きながら、外は、北風がドアに吹きつけ、年末の銀行に出入りする車の列が道路を占領している、今日この頃、みなさん、いかがお過ごしですか、なんて、誰が気にするものか。

チャック・レヴェールとランドル・ブラムレットが客演した、アフロ・キューバン・フュージョン風味がスパニッシュ・ムーン。活躍するのは、デレク・トラックスですけどね。

チャック・レヴェールは、ABBに参加当初のライブでの演奏は、個人的には好ましいと思います。フュージョンッポクなってしまうと、他にもこんな人はいるだろって。

まあ、この手のCDを入手したのもアマゾン経由なのですが、インチキするなって。
Sorry, Shoppers, but Why Can’t Amazon Collect More Tax?

By RANDALL STROSS
Published: December 26, 2009

BEFORE settling on Seattle as the home of Amazon.com, the founder, Jeff Bezos, considered placing the company on an Indian reservation near San Francisco. “This way, we could have access to talent without all the tax consequences,” he said in a 1996 interview with Fast Company.
http://www.nytimes.com/2009/12/27/business/27digi.html
ジェフ・ベゾスがアマゾンを作ったわけですけど、最初からSales Tax を逃れるということに関しては、確信犯なんですね。

最初は、Indian reservation 日本居を置こうとしたなんて話まで紹介されています。
本社のある、ワシントン州、ノース・ダコタ州、ケンタッキー州、カンザス州、それに現在訴訟継続中ですが、ニュー・ヨーク州で売上税を納税しているようです。
アマゾンの営業報告書によると、アリゾナ、カリフォルニア、デラウェア、フロリダ、インディアナ、ミシガン、ネヴァダ、ニュー・ジャージー、ペンシルヴェニア、サウス・カロライナ、テキサス、ヴァージニア、ウェスト・ヴァージニア、それとウィスコンシンの各州に拠点があるとされているにもかかわらず、これらの州では、売上税を納税していないということのようです。

ところで、アマゾンにはKindle という電子書籍を読むツールがあるわけですが、書籍をキンドル、音楽をダウンロードするという形のビジネスにしてしまうと、恒久的施設なんて概念はどうなるんでしょうね。

この問題、アメリカの州税の問題だと思われるかもしれませんが、国際的電子取引における付加価値税のような消費課税について、検討すべき大きな問題を投げかけているのだと思います。所得課税についても同様ですけどね。

いや、個人的にはアマゾンに感謝しています。アマゾンのおかげでアーロンの本とか手に入りましたからね。
Core Tax Annuals というイギリスの解説書シリーズのValue Added Tax 2009/2010も手元に来ましたし。
外国の付加価値税について、アーロンのような学者の書いた本は読みましたが、この手の実務書を読んでおくのも大事かなと。

来年は、まじめに本を読んで勉強して、音楽もまじめに聞いて、まじめに仕事をしようなんて言ったら鬼が笑うでしょうか。
by nk24mdwst | 2009-12-28 12:52 | 租税法(アメリカ)


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