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still dark till the moring comes, but when?

相変わらず、小雨がぱらついています。

本日の予定は、お見舞いが2つ。叔父と同級生が入院しています。
どちらも、脳の疾患で叔父は病気、同級生は怪我です。同級生とは月曜の午前中、電話で話したのですが、その日の午後、事故にあってしまい。

金はなくても、一応、元気で生きているだけ幸せです。

Dan Fogelberg の High Country Snows が流れています。ゴールド・ディスクだったなんて全然知りませんでして。
バックにHerb Pedersen, Chris Hillman, Jerry Douglas、Vince Gil, David Grisman, Charlie McCoy, Al Perkins, Ricky Skaggs それにDoc Watson までいるんですね。
1970年ころのDillards の音とあまり変わらないように感じますが、このアルバムは1985年です。
メイン・ストリームが変わったということなんでしょう。カントリー、ポップの。

ナッシュヴィル録音なのに60年代末のハリウッド録音のようだということです。

寝る前は、Zappa で、Läther を聞いています。これは、CD三枚組みなんですが、再生頻度を見るとこのアルバムのディスク 1は、再生頻度が一番高いものの中に入っているようです。半分聞かないうちに寝ているという証拠です。

これは、1970年末にザッパがレコード会社ともめた問題の代物で、結局、公になったのは没後の1996年です。
Terry Bozzio Zappa というか、70年代半ば以後のザッパの集大成という位置づけですかね。評価は、どうか。長すぎるのが難。
これのネタとなっている演奏は、Zappa In New York(1978), Studio Tan(1978), Sleep Dirt(1979), Orcestral Favarites(1979) にほとんど、あるのですね。
これらをつぎはぎというかコラージュしたような感じで構成されているので、個別のアルバムの方が聞きやすかったりするのですが。
この時期のザッパの演奏は、かなりよく聞いていたので、「レザー」のような形で出されると、好き嫌いはあるでしょうが、ザッパの編集技術と編集スタイルが楽しめる人もいるのかなと思います。
演奏をうまくつなげてあると思うのですが、間に入れている、楽屋話や短いパーカッションだけの曲、テープを早回しをしたと思われる10数秒のインサートが耳障りだと思ってしまうとそれまでですが。
まあ、この手のやり方自体が、新しかったのか古かったのか、あるいは、時代を超えて生き残るものなのかどうかはわかりません。ただ、ヘンリー・マンシーニやマンとティファナ・ブラスがやらないことだけは確かです。
時代を感じてしまうといえばその通りですね。

ビーフハートは、そういう頭で考えたというか構成したというところがなくて、周りは関係なく、自分自身の体内から発生した音楽エネルギーをバンドと自分の歌とハープ、サックスで表現しているわけで、時代なんて関係ないですね。

ただ、ザッパにおける同時代性というか、時代に寄り添っているからこそ生まれる批評精神、諧謔精神というのはそれ自身、私は嫌いではありません。まあ、純粋に音楽を楽しむというやり方とは違うのかもしれませんが。

ザッパのオーケストラものは、曲の良し悪し以前に、Lumpy Money を聞いて再確認しましたが1960年代録音のもの以上のものはないですね。やはり、ハリウッドのスタジオで録ったやつがいいです。
ブーレーズだのロンドン・フィルだのは、落ちます。
Perfect Stranger なんかは、後半のシンクラヴィアだけの曲の法が前半の管弦楽との共演よりも、まだよいと感じる私は変なのでしょうか。

ヘンリー・マンシーニがザッパの曲をやっていたらなんてどんなだろうなどと書くと、どちらのファンからも顰蹙を買いそうですが、よかったんじゃないかなと。
少なくともヘンリー・マンシーニ・オーケストラのメンバーで同じくらいの予算をかけてやれれば、現在残っているものよりもはるかにすばらしい音楽が残ったのじゃないかと。A チームがやると絶対に違います。

ヘンリー・マンシーニが編曲したら、どうだったろう、などということは、書くと方々からお叱りを受けそうですが。

などと勝手に解釈にもならない感想文を書いていると、全部、嘘っぱちのでっち上げ、全部、金儲けのためって、草葉の陰からはしごを外されたりして。

昨日、引越しで片付けたというか、納屋にぶち込んだ荷物の中から、本を探す必要があって探したついでにDrive-By Truckers のCDを探し出してきたので、きょうは、こいつらを聞きます。
A Blessing and A Curse に入っている、Aftermath USA の歌詞にはIRSが出てきます。預金を差し押さえられたんでしょうか、クレジットカードも使えないとかって。

Monkees を抜けたマイク・ネズミスは、契約解除のために莫大な金を払っているわけですが、その後、IRSから税金で追いかけられて苦労してますね。
取れるところから取るというのが、連中の姿勢ですから。

例の税金対策の大セッションですが、アメリカの場合は、当時まだケーハン・ルールが生きているわけで、経費性を認められたのだと思いますが、日本だったら、いまの日本だったら否認される可能性ありですね。
日本の芸能人は、個人ではなく、法人格を使ってやっていたりするので、そうすると交際費等とされる可能性があったりして。
by nk24mdwst | 2009-11-19 09:45 | 租税法(アメリカ)


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