曇り空、風なし、金もなし。
月に一度の墓参りに行っ;てきました。きょうは、風がなくて、ろうそくに灯がすぐにともり、お2218;香を上げてきました。風があると、ないとで所要時間が変わるのです。 なにせ、距離は離れていないものの、墓所を二箇所回ります。 お線香を上げるのは、我が家の墓、つれあいの実家の墓、つれあいの父方の本家の墓、母方の実家の墓とそのとなりの大叔母の墓。 きょうは、30分あまり、ろうそくに火をともすのに時間がかかると45分ほど、ですか。 ご先祖さんには、挨拶をちゃんとしておかないと。 日本海に沿った地方の有ࡧ7;な神社は、みな海を向いて山を後ろにして建っています。 最初の鳥居は、それこそ砂浜にあったりします。いくつか鳥居をくぐりぬけ、ご神体の山を背に社があるのですね。典型的なのは、出雲大社、気多大社です。 要するに、先祖が来た方角を向いているのだということでしょう。気多大社などは、北緯37度線上にあって真西を向いていますから。 出雲大社も気多大社も大国主尊を祭っていますが、本殿の裏(出雲大社)、横(正確には、後ろの山。気多大社)に祭られているのは、素戔男尊だというのも共通しています。要するに、大陸の方から来た順番なんでしょうね。南方から来た人もいたでしょうが。 日本海と五大湖って、どっちが大きいんでしょうか。 朝から、FZをウォークマンで聞きながら、小物、大物、一人で手にかなうものを205;かしています。面倒くさいのでアルバム・タイトルのアルファベット・オーダーで聞き続けています。 アルファベット・オーダーで聞いて、損はないアーティストってそうはいないというか、そんなことをするやつにろくなやつはいないというか。 しかし、60年代からFZは、中小企業の親父だけど、オーキーを見下していますね。カリフォルニアって保守的で差別主義だから。自身が批判しているものとたいした変わりはない。 古いものを聞くほど、20代の彼の才能には感心します。ギターがいま一つぎこちなく聞こえたりするのは、ご愛嬌でしょうか。 メロディーとリズムの使い方は、既に20代半ばでスタイルを確立していますね。 B級バー・バンドだったマザーズも、イアン・アンダーウッド、ドン・プレストン、バンク・ガードナー、アート・トリップといった正規の音楽教育を受けた連中を「雇って」、彼らから吸収できるものを吸収して行っていたのだと感じます。 80年代マザーズは、コンセルヴァトワールを出た、若い才能あるミュージシャンを使い捨て的に使っているというと大袈裟かな。 self-taught というのは、才能がなければできないので凄いことですが、ちゃんとした音楽教育を一切、受けていなかったこととか、売れないエンサイクロペディアのセールス・マンが、自力でスタジオをやろうとしたこととか、気持ちはわかりますが、ある意味残念なことだったかもしれません。 上手くいえないのですが、別に卒業するとか弟子になる必要はないと思うのですが、1週間でも学校に通うことは、それなりに意味があるのじゃないかって考えます。 独学ならではの強さは、絶対的だと思うのですし、FZのような人間が、自分の得意な分野において教育を真面目に受ける気にならない(機会がそもそもなかった)とは思います。 学歴主義は意味ないと思っていますが、教育システムの中で過ごすというのは、大事な意味があると思いますね。まあ、教育システムってやつは、ちっとも役に立たないって感じることが多いのですが、それを知ることにも意味があったりして。 一昨日の晩は、FZのMystery Discを聞いたのだと、昨日の寝床で思い出しました。思い出したところで寝てしまい、夕べ、何を聞いたか忘れました。 まあ、再生履歴を見るという手があるか。 ウォークマンは、余計なおまけで楽曲の評価を星印の数で教えてくれます。誰の評価って、私の評価。 要するに再生回数の多いものほど、星の数が多い。 それによると、私のもっとも評価の高い曲は、Little Feat のA Apolitcal Blues ということになっています。 ハウリン・ウルフの真似をして、ワーナーの社長の電話になんか出るものかってわめいている曲です。まあ、嫌いな曲では、{94;いですが、繰り返し、聞いているわけではありません。 なぜ、この曲の再生回数が一番多いかというと、音楽を転送したりするためにPCに接続するたびに評価が更新されるのですが、接続を切ったときには、曲名のアルファベット・オーダーで並ぶのです。そうすると、最初に来るのがこの曲だというわけです。 もっとも、リトル・フィートのこの曲も、ファースト・アルバムのヴァージョン以外に、4種類ほど入っているんですが。一番評価が高いことになっているのは、ファースト・アルバムのヴァージョンじゃなくてライブ・ヴァージョンです。 余計なお世話の最たるものです。ちなみにアルファベット・オーダーで曲名を並べると、この次にはCaptain Beefheart の A Carrot Is As Close As a Rabbit Gets to a Diamond がこれまた4種類ほど並んでいます。 ビーフハートは、全くFZとは違うスタイルの人ですから、この2人を並べて論じるのは全く意味が無いのだと、いつもの繰り返し。 いつの日か、キチンとTrout Mask Replica を聞きとおせる日が来るのか。 引越し済んだら、色々、整理しないといけないと思うのですが、意味なく忙しい時期になるし。 こんな風になる予定ではなかったのですよ。 むかし、あるクリニックの待合室で、順番を抜かされたと思った女性が、受付に確認した後、「私の時間泥棒」って叫んだのを思い出し、最大の時間泥棒は、自分だなって。
by nk24mdwst
| 2009-10-25 14:25
| 音楽
|
カテゴリ
最新の記事
タグ
Obama Taxes(186)
Tax Shelter(144) 税制改革(125) Frank Zappa(117) Obama Taxes 2(81) Taxpayers' Bill of Rights(76) The Byrds(57) Value Added Tax(55) Paul Krugman(50) Duane Allman(48) Obama Taxes 3(36) Emily Dickinson(33) Captain Beefheart(30) Eddie Hinton(29) World Cup(26) Van Morrison(22) I.R.S.(18) Jack Bruce(18) Fairport Convention(18) Lowell George(15) 以前の記事
2015年 06月 2014年 03月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 検索
お気に入りブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||