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under the silvery moon

今日は、ちょっと蒸します。
稲刈りをした田んぼを、初めて見ました。遅いですね。
ほとんどの田は、今週末の稲刈りには至らない様子です。作況指数、やや不良というのはかなりな贔屓目なのじゃないかと。

昨日、書いたアメリカにおける税務申告書作成代理業者に関するI.R.S.の監視体制強化に関するロイターの記事の元は、これです。昨日、書き加えるのを忘れました。
Tax Return Preparer Review Public Forum: September 2, 2009

On September 2, 2009, the IRS held a public forum on the Tax Return Preparer Review featuring federal and state officials. The discussion was moderated by Doug Shulman (Commissioner), Karen L. Hawkins (Director, Office of Professional Responsibility), and Mark Ernst (Deputy Commissioner, Operations Support). Written statements and bios from each of the panelists can be found below.
http://www.irs.gov/taxpros/article/0,,id=212450,00.html
上記のサイトで、それぞれの立場からの発言を見ることができます。

ジャクソン・ヒューイットも大変なようです。J
ackson Hewitt faces pricing pinch, shares tank
Thu Sep 3, 2009 3:34pm EDT

BANGALORE, Sept 3 (Reuters) - Tax preparer Jackson Hewitt Tax Service Inc (JTX.N) said it could be forced to revisit pricing as its bank partners look to restructure certain refund programs, sending its shares down as much as 12 percent.
http://www.reuters.com/article/rbssConsumerGoodsAndRetailNews/idUSBNG54329120090903
ジャクソン・ヒューイットのシェアが12%ほどの下がってしまったのですね。
季節せいのある商売なので、季節資金が必要なわけですが、その担保となっているのがジャクソン・ヒューイットが申告書作成代理をした納税者の還付税金から支払われる作成料というわけです。
シェアが落ちたので、取引金融機関が条件の見直しをしているというわけです。
これは、ジャクソン・ヒューイットの申告書作成料金に反映されるということです。

もう一つ、ウォルマートの一画を借りて営業をするというプランが、ウォルマート自身が大規模店舗の縮小政策の影響を受けて、見直しの必要があると。

さらに、このニュースの発信地がインドのバンガロールだという点にも留意ですね。つまり、アメリカで入力したデータの処理等はインドで行っているということです。

そりゃ、間違いもでるよねって。

フランスでの二酸化炭素税導入見通しについてのフィガロの報道をロイターが伝えています。
France sees initial carbon tax at 14 euros per metric ton
Thu Sep 3, 2009 3:10am EDT

PARIS (Reuters) - France plans to set a proposed carbon tax at 14 euros ($19.9) per metric ton of carbon dioxide starting from next year, Prime Minister Francois Fillon said in an interview to be published by Figaro magazine.
http://www.reuters.com/article/internal_ReutersNewsRoom_BehindTheScenes_MOLT/idUSTRE5815IE20090903
来年から、トン当たり14ユーロの炭素税を課すと。
2030年には、最終的にトン当たり100ユーロを課すのだといってますね。

炭素税は、理念的には正しいのだとしておきましょう。でも、結局、財源論なのではないか。あるいは、炭素税を本当に負担するのは誰なのか。現実に、二酸化炭素排出削減に効果があるのか。

地球ができたときから二酸化炭素はあるのであって、太陽と地球の長い歴史から見たらこの200年余りの工業化と人間の影響なんてどれほどのものなのかと考えますけどね、個人的には。ストロンチウムなどというものは、自然界には存在しなかったのであってそれの方が危ないのだと思っていますが。

こんな悪いやつもいます。
EU plans temporary fix to carbon tax fraud threat
Thu Sep 3, 2009 12:41pm EDT

LONDON (Reuters) - The European Commission will propose a temporary solution to the threat of tax fraud in the European carbon emissions market later this month, a Commission spokeswoman told Reuters on Thursday.
http://www.reuters.com/article/GCA-GreenBusiness/idUSTRE5823LE20090903
炭素税詐欺がEUで大規模に仕組まれていて、その規模は、900億ドル、9兆円弱、になるというわけです。

あまり詳しくないのですが、スキームとしては、二酸化炭素を発生しないことを理由としてVATが課税されないコンピュータ・チップや携帯電話機器を輸入し、それをその国で売り抜ける。
売り抜けるときには、消費税をオンして売るので、輸入販売した業者は、消費税の納税義務があるわけですが、これを納税しないまま、消えるということのようです。

昨日から、今日にかけて聞いたのは、The Groop、The Byrds のThe Ballad of Easy Rider、そしてGov't Muleです。Warren Haynes は、90年代のAllen Woody がいた頃が一番ですね。

Ry Cooder が来日するようですが、見に行きたいか。行けないから行かない。行きたいか?!

毎年やっているウォーレン・ヘインズのベネフィット・コンサートは、見に行きたいかなと思いますが。
by nk24mdwst | 2009-09-04 16:21 | 租税法(日米以外)


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