人気ブログランキング | 話題のタグを見る

rain shoud've been over

ことしも、梅雨に雨が降らなかった年ですね。

相変わらず、同じものを再度聞きなおして眠れないという日が続いています。
夕べは、Badfinger(The Iveys)を聞いていました。
私は、遅れてきたバッドフィンガー・ファンなので、何もいえません。ただ、このバンドのアルバムは、私のウォークマンの評価は4つ星になっています。
勝手にPCが評価しているだけですが、再生回数が多いということです。再生回数が多いのも理由があります。
最近は、夜寝つきが悪いので、朝、眠いのですが、夜、寝つきが良かったころ、朝の4時前に目が覚め、そこからもう一度寝るのに、聞いていた一連の音楽の中の一つなのです。
だから、再生回数は多いけど、最後まで聞いたことは、ほとんどないのです。

この基準で、評価が高いということになっているのは、FZのJazz From Hell とかブーレーズやケント・ナガノがオーケストラ指揮をしたやつです。変拍子、不協和音を聞いて気持ちよく寝ていたというわけです。
今、このあたりに手を出すのも、ちょっと危ない感じがするわけです。

寝不足になると、脳が休めない。脳が疲れると、脳が風邪を引く。つまり気力がなくなって何もできなくなるという循環に陥るのです。換わりに昼寝をしてしまうのですね。
机に向かって寝ている分にはいいのですが、ハンドルを握っていて、交差点で、赤信号で止まるたびにまぶたが落ちてくるというのは、怖いのです。

Bert Jansch がCharisma レーベルで録音したL.A. Turnaround, A Rare Conundrum, Santa Barbara Honeymoonは1970年代半ばのもので、聞いたことがなかったのですが、円高でポンドが安くなったので買いました。
悪くないです。まあ、予算の関係、プロデュースの問題、色々あるでしょうが、30歳プラス位のバートは元気で、良い演奏、良い歌、良い選曲をしていると思います。
まあ、Red Rhodesのペダル・スティールとかJesse Ed Davis のギターのオーヴァー・ダブが必要だったかどうかはともかく。
あるいは、スティール・ドラムまで登場させる必然があったかどうかもわかりませんが、バート・ジャンチは、ソロでやる方がよいですね。

ベースとドラムのバックはいてもいいかなという気がしますが、自分の歌にギター1本で伴奏をつけるのが一番良いように思われます。
みんなと合わせるタイプではない人、アンサンブルには向かない人なのでしょう。技術、音楽性以前に、気性の問題かなと。それと、アンサンブルだと、意外と目立たないプレイしかしないのですね。
へんてこりんなピッキングをするのはソロのときです。
このシリーズがあたらず、長らく日のあたるところから消えるわけですが、時代も変わったのでしょうがなかったのかもしれません。
1970年代前半から半ばが彼の歌声は一番安定したように思われますけど。

Steve Stills のあの強く弾くピッキングは、バートをまねたのかと思いますが、わかりません。強く弾くところは同じでも、スティルズが太目の弦でブリッジ近辺を弾くのに対して、バートは、コンパウンドの細いやつを使っているのですが。
by nk24mdwst | 2009-07-16 13:33 | 音楽


<< getting old same old mistakes >>