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no humor does belong in taxation

今日で、1月も終わり、さて、一ヶ月の間に何をしたかというと何もしていないとしか思えません。

正月の間、御節を食べながら酒飲んでテレビを見ていたわけじゃないのですが。年の初めから、昨年来の疲れが抜けない徒という体たらくで。1月らしいことでしたことといえば、初詣に行ったこと。

犬を飼っているのですが、昨年末に右後ろ足をひねり、獣医さんに診せに行って薬をもらったものの正月の間元気がなく、5日にまた獣医さんへ。獣医さん曰く、右後ろ足の膝の皿が外れている。先天的なものである。問題は、膝の靭帯が切れているのではないか。この方面に詳しい獣医さんを紹介すると。

ということで、別の獣医さんへ行きました。診立ては変わりなく、十字靭帯が切れているとのこと。いつもの獣医さんが別の獣医さんを紹介してくれたのはわけがあって、それは、膝の靭帯を縫合し、皿を固定する手術をしたらどうかというものでした。

なるほど、人間と同様、獣医さんにも、得手、不得手があるのだなと。膝なら整形外科だから違うのかと。紹介されていった獣医さんは、先天的な疾患であり、手術をして治すことは可能だけど、再発しないことを保障するものではない。犬は四足だけど、三本足でも歩ける。手術をしてほしいと言うならいくらでも手術をするということでした。

家人は、犬がかわいそうだから手術をして早く治ったほうがよいという意向でしたが、私は、私は、手術したほうが金儲けになるのに、強く手術を勧めなかった獣医さんの言外の意図を感じたのしばらく様子を見ようと。

一ヶ月弱経ちましたが、膝は外れることがありますが、自分で肢を伸ばして入れています。切れた靭帯はくっついたのでしょう、走り回っています。自然治癒力が一番かと。

飼い犬のことなんか書いたことがなかったような気がします。

1月の後半になると、税金シーズンで時間を予定外の来客、電話等でとられ、一日が終わって、今日は何をしたのだろうと思う日が続いています。

ちょっとうっかりしていて載せるのを忘れていました。
先週、1月23日に国会へ「所得税法等の一部を改正する法律案」が提出されました。
・概要 「所得税法等の一部を改正する法律案」について
・法律 「所得税法等の一部を改正する法律案」
(関係資料)
・法律案要綱 「所得税法等の一部を改正する法律案要綱」
・理由 「理由」

問題の附則関連が膨大にありますが、税制改革がらみのところは、この中です。
附則の第1条から第103条までは、経過措置、読み替え規定といった附則そのものですが、第104条は、それ自体が税制の抜本的改革の措置と題され、税制改革法そのもののような中身になっています。531頁以後です。

さて、アメリカでは、地方政府レベルでの増税の話ですね。金融破綻によって大きな打撃を受けたのは、金融センターのある都市、州ということでニュー・ヨーク市のセールス・タックス引上げ論です。
Bloomberg Will Seek Increase in Sales Taxes

By DAVID W. CHEN
Published: January 29, 2009
A month after imposing a property tax increase, Mayor Michael R. Bloomberg is expected to call for a $900 million increase in the city’s sales tax on Friday, as the city confronts a loss of revenue due to the economic downturn.

New York City already has one of the highest sales taxes in the nation, at 8.375 percent, and retailers are likely to fight the increase.
http://www.nytimes.com/2009/01/30/nyregion/30bloomberg.html?partner=permalink&exprod=permalink
全米の都市の中で既に最も高いセールス・タックスの税率(8.375%)のニュー・ヨーク市は9億ドル相当の増税をしようということのようです。11月にブルームバーグ市長が提案したのは8.75%への引上げだということです。

アメリカには連邦レベルでは単段階の売上税、多段階課税の付加価値税もありません。しかし、州レベルには売上税(Sales Tax, Use Tax)があります。
これは、基本的には、物品販売者ないしサービス提供者が単価に上乗せして販売等を行い、税額相当分を納税するわけです。
どのような物品、サービスに対してどのような税率を適用するか非常に複雑です。

この州レベルの売上税と同様のものが市レベルでも存在します。さらに、行政単位として郡レベル、あるいは校区レベル等においても売上税が存在します。これらは、それぞれの地方政府のレベルごとに課税物品、サービスとそれに適用される税率が定められています。

ですから、最終消費者にとっては、非常に複雑なものになるわけです。橋を渡って隣の市へ行くと同じものでも値段が違うということがありうるわけです。

これは、私のメモです。
January 30, 2009, 2:50 pm
Damnification
In a famous 1958 paper my old teacher Jagdish Bhagwati described the conditions for “immiserizing growth” — a situation in which an expansion in an economy’s production, by driving down the price of its exports, actually reduces its real income. It was a classic demonstration that sometimes individually rational actions can make everyone (at least in one national economy) worse off — although I prefer the terminology of Edgeworth, who noticed the possibility more than a century ago, and talked of nations being “damnified” by their expansion.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/01/30/damnification/
繁忙期と宿題提出期限が終わったら、少し音楽でも真面目に聞きたいな。

夕べは、何を聞いたかおぼえていないと思ったら、聞かずに寝ていました。
by nk24mdwst | 2009-01-31 06:07 | 音楽


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