so what's gonna happen tomorrow?

ホワイト・ハウスは、デトロイトをどうすればよいか右往左往しているように見えます。前代未聞の危機に直面する史上最低の政権の断末魔、ですか。
GMとクライスラーに政府資金を融資することに決めはしたものの、市場の反応は鈍いですね。

しかして、こちらを見るに、ときだけがいたずらに過ぎていく。

年末資金を中小企業に融通するためにといいます。そのための法律を作る必要があると。しかし、その法律が、12月の15日以後にできて効果があるのかということです。
一般に、信用保証協会付きの融資を受けるためには地元の商工会議所ないし商工会と融資金融機関似話をして財務関係書類等を提出し審査を経て信用保証協会の審査が必要となります。
要するに個々の部分の査定を甘くしろという法律を作ったとしても物理的にこれらを、数日で終わらせるというのはめくら判を押すにせよ、二週間は通常かかります。

11月に空白の1ヶ月を作ったのは致命的です。資金は循環しているわけですから、どこかにボトル・ネックができたらそれきりです。今頃になって、道路に不要なセンター・ラインを引くような工事をしても無駄です。
要するに、今年の年越し資金の手当をするためには11月中に手を打っておく必要があったということです。

時間との戦いなのに、それを浪費してしまいました。浪費した1ヶ月はおそらく1年かけて埋められれば、御の字でしょう。

Burritos のWild Horsesを聞きながら書いていますが、今週は、ゆっくり音楽を聞いていた記憶がありません。寝床に入ると三曲目には寝ますし。

脈絡ない、個人的なメモです。

Chris Hillman を振り返っています。というか、ヒルマンの軌跡をたどるという形で復習しようとしているということです。
The Byrds の最初の5人、つまりRoger McGuinn, Gene Clark, David Crosby, Chris, Michael Clrarke の契約なのですが、確かに最初の三枚では歌っているのは、マギン、クラーク、クロスビーです。
しかし、ヒルマンお話によると契約に関しては、この5人は、全員対等のロイヤリティ・メンバーだったのだそうで、マネージャーのJim Dixon がそうしたのだそうです。
いわく、レコーディングにかかる費用は、スタジオ使用料、当然、スタジオ・ミュージシャン・フィーを含めて全てCBSが負担し、5人については自作の曲に関するロイヤリティの違い以外は同じだったのだそうです。
だから、ミスター・タンブリンマン、つまり最初にヒット・シングルのフリップ・サイドに自作が採用されたジーン・クラークが最初にフェラーリを買えたわけです。

それと、デヴュー作以外は基本的に自分たちがすべてやったというバーズの神話に関しては、ヒルマンはそうじゃないと言ってしまっているわけです。スタジオとセッション・ミュージシャンはセットだと述べているので。

彼がなぜこんなことを語ったかというと、ステージで演奏力がどうだったにしろ、ブリートスを作るまでは、金銭的には全く問題なかったという話につながるからです。結局、バーズでロイヤリティ・メンバーだったのはオリジナル5だけだったということです。

Notorious Byrd Brothers の録音途中でクロスビーがくびになり、その後、Clarence White がオファーを受けたということです。このときは、ロイヤリティ・メンバーとしてです。しかし、当時、売れっ子セッション・マンになっていた彼はこれを断ったのですね。
そしてGPの登場となります。
結論をいうとクラレンス・ホワイトもバーズのメンバーになるのですが、ヒルマン、マイケル・クラークが抜けた後のバーズでは残りのメンバーはみんな雇われ(employee)だったということです。ヒルマンはホワイトがチャンスを逃したと嘆いています。ロイヤリティ・メンバーになれたのにということです。
GPは、もちろん雇われですが、金には困ってませんでしたからね。

脇へそれます。
アルファベット・オーダーで聞いているとホワイトのフラット・ピッキングの後にLeo Kottke のギター・ソロが出てきたりします。若いホワイトが実に達者なのはよくわかりますし、すばらしい技術で端正な演奏を聞かせますが、リオ・コトキは、とんでもない演奏をしているというのがよくわかります。
トラディショナリストと異端児、それも誰にも似ていないコトキというわけです。コトキの技術や音楽自体は、彼が古いブルース、ブルー・グラス、ラグ・タイム等々を聴き水から編み出したものだと感じます。
John Fahy との関係ですが、結果的に似たようなところがあるというべきなのでしょう。

Bert Janschはコトキに比べるとトラディショナリストに聞こえます。
ジャンチのスタイルの基本は、Big Bill Broonzy のギター・スタイルですから。ビッグ・ビル・ブルーンジは、本当は最初のシカゴ・アーバン・ブルース・マンの一人という位置づけがなされるべきだったと思うのですが、時代は彼の味方ではなかったわけです。
シカゴでアーバン・ブルース・スタイルで飯が食っていけるようになるのは第二次大戦を契機とするアフロ・アメリカン人の人口移動後です。Muddy Waters は、ミシシッピで充分に食えていたのでシカゴへ行くことに非常に慎重でした。
ブルーンジの方は、逆に、早過ぎたため、1940年代後半から1950年にかけてフォーク・ブルースに回帰することによって白人聴衆を得ることができたということで歴史は皮肉です。

この1950年代半ばから1960年代前半にかけてのアメリカのフォーク・ブルース・ブームというのはPete Seger のようなプロ・レフトな人間が仕切っていたせいで逆の意味の差別があったと思います。イギリスでエレクトリック・ブルースをやってイギリスの若者たちを一夜にしてブルース・マニアにしてしまったマディ・ウォーターズは、ニュー・ポートでアコギで歌うことを強いられています。まあ、マディ本人は大人なので、客が望むとおりにやるだけのことだったのでしょうが。

このころに、異端児としてJohn Fahy が登場します。20年代のブルース・ギターのフィンガー・ピッキング・スタイル、スライド・ギターをもとにしているのですが、いわゆる現代音楽的なリズム・チェンジ、不協和音、12音的な音の使い方をするのですね。彼のアルバムで世評が高いとされているものは、聞いていて楽しいものではありません。
FZの方がはるかにオーソドックスなブルース・ギタリストに感じられますからね。
ただ、Jorma Kaukonen は、おそらく、学歴、履歴を考えるとFahy 直系のスタイルのギタリストだったように思われます。

もう一度、元へ戻って、ジャンチとコトキを比べると、この二人の違いは、使っている弦の太さ、腕力というカ、手の大きさというか、指の力の違いだと感じますね。どちらが上手いかどうか、好きか嫌いかとは違う話です。ブルースからはみ出している点はどちらも同じですが。

わき道へきたのでこのままコトキの話にしてしまいます。忘れるので。
コトキはデヴュー作の6 & 12 String Guitar で既に完全にスタイルを完成させています。このアルバムは全曲、ソロ・インストですが、後年、手の腱を故障してからは、やらなくなったというか、やれなくなったスタイルで演奏しています。

キャピトルでのコトキの一作目Mudlark はRoy Estrada、Larry Taylor のベース、Paul Lagos、Kenny Buttrey のドラムが加わり、コトキが低音で歌う8 Miles High が聞けます。
Kim Fowley が歌うMonkey Lust を初めて聴いたとき、私が思い出したのはLowell George のTeenage Nervous Breakdown でした。バッハのブーレなんてのもやってますし、一番、聴きやすいアルバムの一つかもしれません。

先日のポンジー・スキームの被害者は国境を越えて広がっているようです。
Madoff Scheme Kept Rippling Outward, Across Borders
By DIANA B. HENRIQUES
Published: December 19, 2008

By the end, the world itself was too small to support the vast Ponzi scheme constructed by Bernard L. Madoff.

While many of the known victims of Bernard L. Madoff Investment Securities are prominent Jewish executives and organizations — Jeffrey Katzenberg, the Spitzers, Yeshiva University, the Elie Wiesel Foundation and charities set up by the publisher Mortimer B. Zuckerman and the Hollywood director Steven Spielberg — it now appears that anyone with money was a potential target. Indeed, at one point, the Abu Dhabi Investment Authority, a large sovereign wealth fund in the Middle East, had entrusted some $400 million to Mr. Madoff’s firm.
http://www.nytimes.com/2008/12/20/business/20madoff.html?partner=permalink&exprod=permalink
被害者の中に、スピールバーグなんて名前もあります。

さて、年末で、税金の心配をする季節になってきたわけですが、新政権の租税政策が明確にされているわけではないので、どうやって対策するか、専門家は頭を悩ませているようです。
Searching the Tax Code for Upsides to a Downturn
By TARA SIEGEL BERNARD
Published: December 19, 2008

It’s the time of year when personal finance writers offer suggestions on end-of-the-year tax planning. The problem this year is that there are so many unknowns. Are tax increases in the works? Will you keep your job next year? Will your income drop? And what about all those terrible investment losses?
http://www.nytimes.com/2008/12/20/your-money/taxes/20money.html?partner=permalink&exprod=permalink
基本的には、収入や費用を今年に帰属させるか来年に帰属させるかどちらが得かがわからないというわけです。
もちろん、この所得ないしキャピタル・ゲインの帰属年をいずれとするかというのは合法に行うという前提です。しかし、遡及効の問題もあるので非常に難しい選択を迫られるというわけですね。
まあ、税金を払うほど儲かったというのが前提です。あるいは、損失をいずれの年で出すかという問題でもあります。
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by nk24mdwst | 2008-12-20 07:52 | 音楽


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