きょうは、朝から雨がしとしと降る肌寒い日です。気分も滅入ります。週末の月末、なれど、今月のやることが全部残っているという感じで。
がんばってはいるつもりなんですが、つもり、つもりでしかないか。といって自分を責めてみてもしょうがない。まして他人を責めてもしょうがない。ゆっくり生きましょう。 けさ、この歌、寝床で聞いたのです。Dolly Parton の1971年くらいの曲です。 Coat of Many Colors Back through the years I go wonderin’ once again Back to the seasons of my youth I recall a box of rags that someone gave us And how my momma put the rags to use There were rags of many colors Every piece was small And I didn’t have a coat And it was way down in the fall Momma sewed the rags together Sewin’ every piece with love She made my coat of many colors That I was so proud of As she sewed, she told a story From the bible, she had read About a coat of many colors Joseph wore and then she said Perhaps this coat will bring you Good luck and happiness And I just couldn’t wait to wear it And momma blessed it with a kiss Chorus: My coat of many colors That my momma made for me Made only from rags But I wore it so proudly Although we had no money I was rich as I could be In my coat of many colors My momma made for me So with patches on my britches Holes in both my shoes In my coat of many colors I hurried off to school Just to find the others laughing And making fun of me In my coat of many colors My momma made for me And oh I couldn’t understand it For I felt I was rich And I told them of the love My momma sewed in every stitch And I told ’em all the story Momma told me while she sewed And how my coat of many colors Was worth more than all their clothes But they didn’t understand it And I tried to make them see That one is only poor Only if they choose to be Now I know we had no money But I was rich as I could be In my coat of many colors My momma made for me Made just for me 気取らずに、シンプルなバックで歌っています。ハリウッド・ドリーではないドリー・パートン。 歌詞も一読、難しい言い回しや比喩もなく、歌を聞いたら直ぐに光景が目に浮かぶ。最近の日本人の歌手の日本語の歌よりも聞き取りやすいです。 というよりも、わざわざ書いたのを読むほどのものではないですね。ドリーのちょっと鼻にかかったサザン・ダイアレクトで歌うのを聞いているほうがずっと訴えかけてきます。 母さんが手袋編んでくれたってうたですし、昔は、貧乏だったけど幸せだった。 1970年頃に振り返っているわけですから、1950年代前半のアパラチアの思い出というところでしょうか。バート・レイノルズの映画かなんかの台詞で、「南部のやつらが頑固って言うけど、山のやつら(アパラチアの連中)は、頭をぶち割ってもへこたれない×××だ」とか何とかあったような気がします。 アパラチアの山からアフガンやイラクへ送られているのでしょうね、今でも。 夕べは、Roger McGuinnのソロを聞いているうちに寝たような記憶があります。移動中、Humble Pie (Peter Framptonがまだいるころ)の演奏を聞いているのです。A&Mに移ってから、キーボードが中心の演奏が悪くないのですが、また頭を悩ませてくれるわけです。 ニッキー・ホプキンズには聞こえないし、ドラムが誰かな・・・ Jerry Shirley はちゃんと叩ける人ですし、彼がやっているのだと基本的には思うのですが、彼ではないような気がする曲がいくつかあるのですね。 Allmans の1980年ごろの世評の良くないアルバムを今日は聞いています。ある種の到達点と位置づけてもいいのじゃないかな・・・どんな到達点なのだ?!・・・それほど悪くないと思います。珍しくスリックな仕上がりだと思います。だから、受けなかったのでしょう。 Eagles のようにも聞こえたりするというのは、褒め言葉なのかどうなのか。特にBrothers Of The Road では、Dan とDavid のToler 兄弟がギターとドラムで参加、つまり、Johanson がいないわけです。 その分、リズムがタイトです。好き嫌い、良し悪しとは別にして。 ここで聞こえるGreg Allman は、ハード・ロック路線に転向したイーグルスのように聞こえないわけでもなく、この録音の10余年前にPoco のオーディションに行ったなんて話を思い出させてくれるわけです。 音楽的に絶対評価として聞かないと損をするというレベルではないですが、ゴミだと思って聞いたら案外良かったというあたりでしょうか。オールマンズのルーズなところが駄目という感じを持つ人もいるでしょうし、私自身、気分次第で緩々だなと思うのですが、それはないです。 案外、今のメイン・ストリーム・カントリーに近いなんていうと四方八方から攻撃されそうですけれど。 PRESIDENT-ELECT OBAMA’S TAX PROPOSALS: A FORECASTは、以前にもひっぱたような記憶がありますが。 いずれにしろ、人間は忘れるから人間であるのですが Lest We Forget現在の金融危機の本当の規模、影響がわからず、まして、どのような形で収束するのもわからないうちに、皮肉屋は、次の危機に備えろ、忘れるなって言っています。 30年周期というのは世代交代があるので忘れるというのは理解できるのです。しかし、ドットコム・バブル、LTCMの破綻を経験し、さらに、バブル崩壊後の日銀の苦闘を見ていながらなぜにこんな馬鹿なことになったのだって聞くお偉方に、馬鹿だなってクルーグマンは言っています。 つけをずっと払ってきたのは日本経済だったのですが、今度のつけはどうやって誰が払うんでしょう。逆に、権力の空白を狙って不穏な動きが見られるだけです。 大きなパラダイムの転換時期なのではないかと誇大妄想狂の私は思うのです。 でもまあ、犬も人間も忘れるから生きていけるのですね。本当の災厄が起きたら、記憶もへったくれもないでしょう。 不動産譲渡益非課税論を今朝の日経で読んで、本当に何とかにつける薬はないなと。 不動産譲渡損失の損益通算をできないような意味の通らない改正を合憲だとして、景気が悪いから譲渡益非課税論。財源不足は、将来の消費税でまかなうんでしょうか。 欧州の付加価値税率の引下げ論の実効性について思うのですが、付加価値税はいわゆる景気に中立的だというのが売り物で、要するに景気が悪くなっても税収が減らないのですね。 ここで税率を下げることによって景気刺激策となるかどうかという実験はいまだかってなされたことがないように思います。 逆に、デフレ下にあるにもかかわらず、付加価値税である消費税率を引き上げて正真正銘の真性デフレをもたらすという愚を犯した政府が一つあります。その意味で村山、橋本両政権が犯した失敗は、第二の敗戦へとつながるわけです。 橋本行革路線の正統な後継者が小泉政権であり改革と呼ばれたものです。そして、その改革を現実に法律化して国民生活を根底からがたがたにすることをやったのが、安倍政権だったのですね。
by nk24mdwst
| 2008-11-28 10:04
| 音楽
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